文藝春秋のレビュー一覧

  • もう一度読みたいあの記事あのエッセイ 文藝春秋 昭和・平成・令和 傑作選(文春ムック)

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    文藝春秋のエッセイの傑作選とだけあり、著名人の旬な頃のエッセイが秀逸である。
    とくに柳田邦男の犠牲は読み応え有り。

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    2023年07月15日
  • NumberPLUS「Number競馬ノンフィクション傑作選 名馬堂々。」 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))

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    ■なぜ手に取ったのか
    いわゆるジャケ買いで手にした本です
    若い頃、私は競馬をやっており馬券も沢山買いましたが、
    馬の美しさにも魅了されました。馬は美しいです。


    ■何が語られていたのか
    Number発刊の1980から2021までに掲載された名馬たちの軌跡が鮮やかな写真とカッコいい文書で語られています。
    ナリタブライアン
    ミホノブルボン
    メジロマックイーン
    スペシャルウィーク
    サンデーサイレンス
    ディープインパクト など多数

    私が好きだった、トウカイテイオー、ライスシャワーもしっかり載っています。
    騎手、調教師、生産者などが名馬をを語られていました

    ■何を学んだのか
    馬は美しいということを再確認しました。

    ■どう活かすのか
    子どもを連れて久しぶりに競馬場に馬を身に行きたい気持ちにさせてくれる本でした。

    ■どんな人にお勧めなのか
    上の馬名をみて共感した人、美しい馬の写真を見たい人、
    人の物語に触れたい人にお勧めの本です。

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    2022年12月31日
  • 統一教会 何が問題なのか

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    9つのテーマをそれぞれ、9人(重複有)の論者が語っており、多面的な視点での内容。既出の関係本の中で一番内容が分かりやすい。

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    2022年11月24日
  • 300円でガッツリ一品 楽天レシピ 満足おかず100【文春e-Books】

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    写真がきれいで楽しく読みました。調理過程も写真つきのものが多く、わかりやすく説明されています。
    シンプルですが、いい加減でない、良いレシピ集です。
    作りたくなるもの、食べてみたいものがたくさんありました。

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    2022年10月24日
  • 日本史の新常識

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    興味ある項目だけを読めるので非常に効率が良い本である。
    特に面白かったのは秀吉の子が実の子ではないとの事や、西郷隆盛に関する記述である。また古くは古代の中国に対する憧れ、北条政子の障害、応仁の乱の本質、関ヶ原の合戦の本質、

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    2022年10月08日
  • 文春ムック 西村京太郎の推理世界

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    西村京太郎さんといえば鉄道ミステリ、と思っていたので、鉄道にあまり興味のない私はほぼ読んでいなかったのですが。もちろんそればっかりではないのですよね。面白そうな作品がいっぱいある! で、また読みたい本が増える……。
    小説、エッセイ、対談と盛りだくさんの内容。西村さんのファンはもちろん、そうでなくてもミステリ好きならば読みどころがいっぱいの一冊です。
    ちなみに収録されている短編作品、どれもけっこう古い時代のものなのですが。今読んでも充分に面白いものばかりです。「見舞いの人」はすごくシンプルなのだけれど、驚かされたし。「事件の裏で」はかなり好きな作品。十津川の悔恨が重々しくも印象的でした。

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    2022年07月06日
  • 暗黒小説へようこそ ミステリーのプロが解説する、ジェイムズ・エルロイの世界【文春e-Books】

    匿名

    購入済み

    読み直してみよっかなー

    だいぶ昔、映画のLAコンフィデンシャルが良かったので、原作小説に興味を持って読みました。が、訳との相性が悪かったみたいで…
    それ以来エルロイさんから離れちゃいましたが、このガイドブックで改めてもっかい読んでみよーかなーという気分になってます。
    このガイドを鵜呑みにするわけじゃありませんが、年数が経って多少のインプットの溜めもあって、読感が変わるものかどうか…?

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    2022年07月04日
  • 原色美人キャスター大図鑑2022 無料試し読み版

    購入済み

    ファッションを楽しめるのに加え

    こういった写真集を見ていると、もはや現代はテレビキャスターにお洒落は欠かせないという時代になったことを感じさせられます。内容としては、例えば、いつも見ているニュースの天気予報を担当しているお姉さんは、普段はこんなカッコいいファッションで町を歩いているのだな、等、放送だけで見るイメージとはまた違った姿を知ることができます。

    #タメになる #癒やされる #カッコいい

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    2022年07月01日
  • 阿川佐和子のこの棋士に会いたい(文春ムック)

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    えぇ〜そんな事聞いちゃうのと思うくらいに、大胆な質問やそんな事突っ込むの棋士の大先生にと思うくらいにフランクな対談集で面白かった。
    ぜひ第2弾で若手棋士も切り込んで欲しいです。

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    2022年05月10日
  • 永久保存版 「知の巨人」 立花隆のすべて(文春ムック)

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    改めて知の巨人ということを思い知らされた。
    彼のスタイルは古いと思ったこともあったが、現代にも通じるものであることを再認識した。
    また彼の作品を読んでいきたいと思った。

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    2022年04月05日
  • 文春将棋 読む将棋2021(文春ムック)

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    文春オンライン「観る将棋、読む将棋」の記事に加え、新たな書き下ろしの読み物などをまとめたムック本。自ら負けを認めることで終局する将棋。厳しい世界で戦う棋士の話はなぜこんなにも心惹かれ、魅了されるのか。
    「すべての棋士にドラマがある」

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    2022年01月09日
  • 永久保存版 「知の巨人」 立花隆のすべて(文春ムック)

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    ネタバレ

    「知の巨人」立花隆のすべて 2021
    文藝春秋特別編集 永久保存版「知の巨人」立花隆のすべて 文春ムック
    2021年8月20日発行
    編集人 前島篤志

    2021年6月中旬に2021年4月30日に立花隆氏が亡くなっていた事が世間に大きく報道された。文藝春秋での著名人との対話や立花隆氏の日常の写真などが多く納められている。
    また多くの人が立花隆氏の作品や本人への思いを綴っている。
    他の作家が亡くなってもここまで大きく取り上げられる事はまず無いのでその面だけを見ても尋常ならざる人物だった。
    私個人としては立花隆氏の文章に触れたのは受験勉強での現代文などの問題に出てきてそれで読んだのが最初だったと記憶している。
    MyNewsJapanの渡邉正裕氏が立花隆氏の「知のソフトウェア」を推薦していたのでそれを読んだのが2017年くらいだったか・・・NHKの番組でもたまに見かけていたのを思い出す。もう少ししっかり意識して集中して視聴していればと悔やまれる。
    今年で言うと立花隆氏の「日本共産党の研究」を読み、その参考文献の数量に驚いた。
    理系分野も含め多方面の分野への関心、発信が多かった。
    それだけ知的好奇心が旺盛、異常であったからと言ってよいだろう。
    猫ビルの書籍保管量もすごい。
    どれもこれも一般人には真似ができない。
    そのままのマネはできないけれども、取り入れる事のできることは今からでも吸収したいものだ。
    本ムックからもそれが各人、少しでもあるのではないだろうか。
    故司馬遼太郎氏との対談や山中伸弥氏との対談なども大変貴重なものだ。
    冒頭には田中角栄研究の衝撃と題して池上彰氏が当時の衝撃と立花隆氏が示したジャーナリズムのあり方への感謝を述べている。


    印象に残った点
    「知の巨人」とは知識を蓄えた量ではなく(それも尋常ではないのですが)
    謎へのアンテナが超敏感であること、好奇心=知りたいという欲望の強さと、
    それを愉しむことなのだ

    立花さんは読書家として知られる。多くの人は立花さんに対して、膨大な本に囲まれてひたすら本ばかり読んでいる人というイメージをお持ちではないかと思う。しかし実際のところ立花さんはネコビルや近辺の書庫部屋で過ごすよりも外で散歩したり、美術館や博物館などを見学に出かけたりしていた時間の方がずっと長かったと思う。こちらが早く来て原稿を書いてもらわないと〆切に間に合わないと焦っている時でもなかなかネコビルに現れず、やっと来たと思ったら「散歩していた」「(映画の)試写会に行って来た」などと悪びれずに答えたものだ。(緑慎也)

    マイペースで、疑問に感じたら何事もゆるがせにせず、取材相手であろうと、居酒屋の店主であろうと質問攻めにする場面を私もたびたび目の当たりにした

    朝の5時までかかって原稿を仕上げた後、就寝。午後2時起床。必ず、7、8時間の睡眠をとる。髭もそらずに猫ビルを出て、近所のドトールコーヒーを目指す。ここで簡単な食事をとるのが立花さんの日課だ。
    (中略)
    猫ビルのすぐ近くの自宅に帰る。こちらには本物の猫が4匹いるが、「僕はあんまり猫と親しくないからなあ。猫とも人間ともあまりベタベタした付き合いは好きじゃない」とかで、猫のほうも近寄ってこない。エサをやっておびきよせ、一緒に写真におさまろうとしたら、中学3年の娘さんが「お父さんがエサをやるなんてヤラセだ!」と鋭い指摘。
    知の巨人、答えて曰く、「お前たちが旅行しているときはお父さんがエサをあげているんだ。年に5回、いや、もっと少なかったかな」

    私は東大の寮生活が殆どで、驚異的な読書量の学生を沢山見ていたが、その中でも彼(立花隆)の読書量はひときわ郡を抜いていたと思っている。その一方で、大学の授業には全くと言っていいほど出席しない学生だった。(青木克守)

    彼(立花隆)と出会って驚いたのは、その読書量の多さだった。彼のアパートの部屋を訪ねると、八畳ほどの広さの部屋はりんご箱で構築した要塞だった。ぎっしりと文学書の詰まった箱が並んでいて、迷路のような僅かのスペースを辿って行くと、蛍光灯を点けた机の前に彼が座っていた。りんご箱で50箱もの蔵書を狭い部屋に入れるのだから、本のトンネルの中に生活するようになるのは当然だった。駒場近くの下宿、三鷹のアパート、常磐線の北小金、根津のアパートと彼は1、2年ごとに引っ越しをしていたが、その度にりんご箱の数は増殖していった。(青木克守)

    立花さんは怖そうに見える。変なこというと怒鳴られると恐れる人もいるだろう。いやなことを取材される人が喋らされてしまうのは、この外見も関係ある。
    実際には、怒鳴るようなことはない。大きな声が出るような人ではない。何しろ、歌を強要されるのがいやで文春をやめたような人だ。原稿が書けなくなるとパチンコにもいく、普通のおじさんの面を持っている。(蜷川真夫)

    当時のヤングレディ編集部は鎌田慧さん小中陽太郎さんをはじめ、相当な猛者ぞろいでしたが、立花さんだけは一人違った雰囲気を持っていました。どちらかといえば目立たない、周りの冗談話にもあまり乗って来ない「我、この世界」というか、学者のような印象を受けました。(梨元勝)

    立花氏は現代の日本では珍しく色々な領域に強い好奇心をもつ。そしてその好奇心の持ち方も並大抵ではない。そのために文献を余すところなく読み、そのことについて知っている多くの人に問いただす。こういう立花氏のすさまじい好奇心は現代の日本のジャーナリストや学者の水準をはるかに超えている。氏はソクラテス的意味における哲学者といってよい。
    (梅原猛)

    私は物書き、ジャーナリストといわれる人たちをずいぶんたくさん見て来たし、知っている人も多いが、その中にごく稀れにしか存在しない種族がいる。それは通常の才能では、脈絡もなく、複雑に散在しているように見える事象が、その人の手にかかると、あたかも強力な磁石が砂の中から砂鉄を吸い寄せて磁石の下に”整列”させるように、はっきりと姿を見せてしまう、そういう能力の持ち主である。この種族の中でも最たる人物が立花隆であると私は思っている。(筑紫哲也)

    どの分野においても、専門家となり、そのほとんどはうぬぼれたが、偉ぶったとたん、隣接する、すぐ近くの、より世間的に尊敬される立場においてすら、天下国家を論じ、関わりをもちたがる。傲慢さが滲み出る、あるいは韜晦趣味に逃げ、隠士を気取る、両者、根は同じなのだが、立花さんにその片鱗もなく、この類いとてんから無縁、即ち、自由な個人であり、日本の風土にあって冷たい。言論を世に問う余多の先人、立花の後生に、現在、例をみない。戦後は、決して無駄な歳月ではなかった、立花隆を、ぼくたちは持ち得た。本来その著作を論じ、人格をうんぬんするのはふさわしくないが、読んでいると、つい彼の風貌、口調が浮かぶ、ぼくは二度しかあっていない、にもかかわらずこれだけ刻み込まれてしまった例は、吉永小百合だけだ。(野坂昭如)

    —立花さんがインターネットを始めたときには、もうインターネット・ブームが起きていたわけでしょう。新しもん好きの立花さんがすぐインターネットに飛びつかなかったのは、どうしてなんですか。
    立花 おカネがなかった(笑)。
    —そんなことないでしょう。
    立花 僕は他人に思われているほどカネないんですよね。「臨死体験」(文藝春秋)で一息つくまでは、けっこう赤字の年があって。物書きで食うって、ほんと大変なんですよ。だから、自前でハードウェアから買うことになると、迷いが生じるんだよね。いま買うべきなのか、もうちょって待てば、もっといいものが安い値段で出てくるんじゃないだろうかとか、そういうことをいつも考えていた。やっぱり、いいのになると何十万でしょう。ちょっと考えますよね。
    —立花さんにそう言われると、なんか安心しますね(笑)(野村進)

    それがどうして日本では、自然科学系のジャーナリズムというと特殊な分野になってしまうのか。そのあたりが僕には不満なんです。(中野不二雄)
    立花 ひとつはマーケットの問題でしょう。その国のジャーナリズムが、ある程度大きな底辺を獲得していないと、僕のようなタイプの科学ジャーナリズムを支える力がない。つまり食えないわけです。では、その底辺を規定するのは何かというと、結局、その国の高等教育なんですよ。たとえばアメリカのように大学進学が大衆化していて、大量の人間が大学に行き、本を読むという社会になって初めて成立するところがある。つまり専門家ではない層、それもかなり広い層に、一応の知識と潜在的な関心がある、というのが前提なんです。
    一部の少数者が非常に高度の教育を受けるというヨーロッパ型知的社会の構造では支えきれないでしょうね。日本でさえ、まだ大学進学者は40%までいっていない。僕らが大学を出た当時には20%に満たないくらいだったんじゃないかな。

    —いま思い返してみて、自分が小説を書くのに向いていたか、資質があったか、そのへんどう思いますか。
    立花 あんまり向いてなかったと思うね。ひとつは、浮気性なところがもともと僕にはあるんですよ。ひとつの小説を書き出して、それを完結までもっていけないんです。途中まで書くと、違うものを書きたくなっちゃって、だから未完のものがいっぱいあるんですよ。それともうひとつは、小説家はやっぱりつぎつぎと書いていける人じゃないとダメだと思う。
    僕はそれができない。わりと完全癖みたいなところがあって、しつこくいじっている。
    やっぱりできる人っていうのは、結局、生産力旺盛だね。大江さんなんか見ても、振り返ってみるとすごく書いている。
    僕はいま書いているようなものだと、けっこうなんでもなく書けるんですよ。書けないと悩むようなことはない。でも思い出してみると、小説を書いているときは、やっぱり書けない悩みってあったよね。まあ結局、自分が読んでいる作品から受ける感動を、そのまま人に与えられるような水準では書けなかった。

    野球とかの球技はぜんぜんダメで、走るほうは三番手か四番手。ジャンプだと誰にも負けなかったんだね、幅跳びでも高跳びでも。それで2年から3年にかけて、もう陸上ばっかりやっていた。

    読書ゼロを憂う言葉を全く発すること無く、ネットのすごさを語ったかと思うと、一転、読書によってもたらされる学びや体験の素晴らしさを伝え、そして最後は、書くという新たな視点を持ち出す。立花さんが積み重ねてきた体験が生放送の中で見事に展開した。
    彼が放送中に真剣に怒ったことも思い出す。ブームとなっていた「捨てる技術」をテーマにした放送で立花さんは、捨ててしまうというのは自分の個性を切り落とすことだと、いつになく感情的に語気を強めた。「その人が持っているもの、頭の中にあるガラクタな記憶すべてを含めて、その人の個性です。人類史はなぜここまで進化したのか。それはいろんなものをとっておくことで文化、人類はここまで来たんです」(国谷裕子)

    少なくとも100冊以上本を読んだ人でないと、平凡な内容の本でも、1冊の本を書ける域には達しないということです。

    平凡でないある程度以上の水準のものを出そうと思ったら、(中略)
    つまり1000冊以上の本を読んで一冊の本を書いたときにはじめて、まあまあの、読むに耐える出来の本になるということです。

    70歳の誕生日、60代に別れを告げて70代に入ったまさにその日、とうとう最後の一山を越えたんだなという思いがしました。そして今、目の前には70代という地平が広がっていますが、その向こう側に、自分の80代、90代という未来平面が広がっているかといったら、いません。70代の向こう側は、いつ来るか分からない不定型の死が広がっているだけという感じなのです。(立花隆)

    (略)そうであるなら、全てのがん患者はどこかでがんという病気と人生の残り時間の過ごし方について折り合いをつけねばなりません。(略)人間は皆死ぬ力を持っているということです。死ぬ力という言い過ぎかもしれません。死ぬまで生きる力といった方が良いかもしれません。単純な事実ですが、人間みな死ぬまで生きるんです。その単純な事実を発見して、死ぬまでちゃんと生きることこそ、がんを克服するということではないでしょうか。(立花隆)

    考えてみれば、戦争中の日本はオウム的な面が多分にあったといえるんじゃないですか。
    (立花隆)

    本との関係は、女との関係のようなものだ。いかに美女や才媛のほまれが高かろうとも、自分は好きになれない女というものがある。そういう女と無理して付き合うことはない。
    好き嫌いというのは、ものごとを学ぶ上で、何よりも大切である。好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、人は好きでないものに熟達することはできない。
    先に、勉強で何より大切なのは、集中力だといったが、集中力に不可欠なのが、その対象を好きになるということである。

    私は〆切が迫ると、突然、料理をはじめたりする。〆切が近いことを知っている家人から
    「そんなことをしていていいの?」ときかれるが、いいわけはないのである。よくないと知りつつわざとそういうことをして、状況を悪化させ、心の中で焦りまくることで自分にプレッシャーをかけているのである。(立花隆)

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    2021年12月26日
  • NumberPLUS 完全保存版 松坂大輔 Daisuke Matsuzaka 1998-2021 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))

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    松坂大輔現役引退を受けてのNumber PLUS。
    引退時のNumber PLUSの表紙は甲子園か。自分が所持している野球選手引退のNumber PLUSは、プロの時の写真ばかりでしたね。野茂、清原、桑田、松井、イチローと。
    野茂やイチローはともかく、甲子園のヒーローだったKKや松井もプロ時代の写真なのに、松坂は甲子園。
    それだけ、彼の輝きは高校生の頃が煌めいていたということの証明か。

    プロに入ってからも、輝きが色褪せることはなく、常にトップランカーの一人だったのですが、現役終盤ケガに苦しんだことを思うと、松坂大輔という野球選手の輝きは甲子園だったのだと思います。
    彼なら、どんな夢を見せてくれるのだろう、という期待をしても、それ以上のものを魅せてくれた選手。夏の甲子園は伝説。

    松坂の引退は、平成の終わりだよなぁ。と同時に、令和の伝説が大谷翔平という形で紡がれ始めました。

    現役生活お疲れ様でした。

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    2021年12月13日
  • 阿川佐和子のこの棋士に会いたい(文春ムック)

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    ネタバレ

     「阿川佐和子のこの棋士に会いたい」、2021.4発行。佐藤康光、佐藤天彦、羽生善治、森内俊之、谷川浩司、渡辺明(&伊奈めぐみ)など11人(組)との対談です。藤井聡太との対談がないのは、高校生だから遠慮したと。CMと同じですね。対談の内容はだいたい承知してることでした。みなさん人格者で紳士ですが、読んで面白かったのは、森内俊之さんと渡辺明夫妻でした。渡辺明さんは19歳の時、4つ年上の伊奈めぐみさんと結婚、早い結婚でしたね。マンガ「将棋の渡辺くん」は大人気です。藤井効果か、将棋を観るファン・女性が増えてます。

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    2021年09月10日
  • 阿川佐和子のこの棋士に会いたい(文春ムック)

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    将棋の専門用語少なめの対談集。

    天才たちの人生観が面白い。

    勝負師たちの人生観、勝ち負けの気持ちの切り替え、そして次世代が迫ってくる「恐怖」との戦い方に、個性がでている。

    そして、将棋に対する情熱と愛がそれぞれれにあるので、読んでいて気持ちが良い!

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    2021年09月05日
  • 阿川佐和子のこの棋士に会いたい(文春ムック)

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     インタビューワーとして定評のある、阿川佐和子がいろいろな棋士に話を聞く。

     米長名人との対談では、将棋ソフトと対局した際のエピソードが語られる。(本書の中でも語られている通り米長名人の「我破れたり」に詳しくかかれている)

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    2021年07月24日
  • 世界史の新常識

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    数年ぶりに読み返したが、世界史本としては広範囲を網羅しつつ、新しい視点を提供してくれる本として重宝できる。高校世界史で学んだ知識が驚くべき方向から繋ぎ合わさる感覚は学び直しの醍醐味だろう。中にはややわかりづらかったり、興味が湧かなかったりする話もあるが、そういった部分を読み飛ばしても十分満足できる一冊であった。

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    2021年07月19日
  • 阿川佐和子のこの棋士に会いたい(文春ムック)

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    阿川さんならもっと違う観点で引き出してくれるだろうと期待が高すぎそこには至らず
    面白くは読めたけれど

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    2021年07月11日
  • 週刊文春 WOMAN vol.7 2020秋号

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    オードリー・タンと岡村靖幸の対談を読みたくて、初めて週刊文春WOMANを読んでみた。
    岡村ちゃんが相当下調べをして対談に臨んだことと、オードリーのユーモアやチャーミングな人柄が伝わってくるいい対談だった!

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    2021年05月30日
  • 文春将棋 読む将棋2021(文春ムック)

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    週刊文春に、将棋だけを扱ったオンラインサイトがあり、その中の記事を編集したMOOK。副題に「棋士が語る 藤井聡太と羽生世代」とあるが、MOOK全体を貫くストーリー的なものがあるわけではなく、また、藤井聡太とも羽生世代とも関係のない記事も多い。だからと言って、面白くないわけではない。一つ一つの記事の中には、面白いものも多い。Numberが、Web版を作っているが、ちょうどそれの将棋バージョンといった趣きのもの。
    もう一つの特徴は、棋譜が掲載されていないこと、というよりも、実際の将棋の指し手に関する記述がほとんどないことである。インタビュー記事も多いのであるが、指し手に関する質問は、ほとんどない。従い、記事の中身の多くは、棋士の人間的な側面にフォーカスしている。私の知らない若い棋士に関する記事も多いのであるが、それでも、全ての記事を読んでみる気にさせるくらいの面白さはある。将棋の将棋的側面のない本でも、面白く読ませる事が出来るのだな、と感心した。

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    2021年04月18日