文藝春秋のレビュー一覧
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ネタバレ「知の巨人」立花隆のすべて 2021
文藝春秋特別編集 永久保存版「知の巨人」立花隆のすべて 文春ムック
2021年8月20日発行
編集人 前島篤志
2021年6月中旬に2021年4月30日に立花隆氏が亡くなっていた事が世間に大きく報道された。文藝春秋での著名人との対話や立花隆氏の日常の写真などが多く納められている。
また多くの人が立花隆氏の作品や本人への思いを綴っている。
他の作家が亡くなってもここまで大きく取り上げられる事はまず無いのでその面だけを見ても尋常ならざる人物だった。
私個人としては立花隆氏の文章に触れたのは受験勉強での現代文などの問題に出てきてそれで読んだのが最初だったと記憶 -
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松坂大輔現役引退を受けてのNumber PLUS。
引退時のNumber PLUSの表紙は甲子園か。自分が所持している野球選手引退のNumber PLUSは、プロの時の写真ばかりでしたね。野茂、清原、桑田、松井、イチローと。
野茂やイチローはともかく、甲子園のヒーローだったKKや松井もプロ時代の写真なのに、松坂は甲子園。
それだけ、彼の輝きは高校生の頃が煌めいていたということの証明か。
プロに入ってからも、輝きが色褪せることはなく、常にトップランカーの一人だったのですが、現役終盤ケガに苦しんだことを思うと、松坂大輔という野球選手の輝きは甲子園だったのだと思います。
彼なら、どんな夢を見せてく -
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週刊文春に、将棋だけを扱ったオンラインサイトがあり、その中の記事を編集したMOOK。副題に「棋士が語る 藤井聡太と羽生世代」とあるが、MOOK全体を貫くストーリー的なものがあるわけではなく、また、藤井聡太とも羽生世代とも関係のない記事も多い。だからと言って、面白くないわけではない。一つ一つの記事の中には、面白いものも多い。Numberが、Web版を作っているが、ちょうどそれの将棋バージョンといった趣きのもの。
もう一つの特徴は、棋譜が掲載されていないこと、というよりも、実際の将棋の指し手に関する記述がほとんどないことである。インタビュー記事も多いのであるが、指し手に関する質問は、ほとんどない。 -
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将棋のファンというよりは棋士のファンである私にとって、ずばりストライクの企画。惜しむらくは藤井聡太君関連に偏っていることだけど、これはまあ仕方がないか。
一番良かったのは、「藤井猛と行方尚志 二人は親友」というルポ。ほぼ同年代の二人の軌跡、現在の姿が生き生きととらえられていて、添えられた写真もとてもいい。どちらも好きな棋士だけど、これを読んでもっと好きになった。年齢と共に棋力の衰えは容赦なくやって来る。そこにどう身を処していくか。棋戦に全力は尽くすが、タイトルや優勝が唯一の目標ではなくなったという藤井九段が、「戦いの螺旋から降りられない」行方九段について、「なめちゃんは一度タイトルをとらない -
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今年の1月に亡くなられた半藤一利さんの、追悼ムック。半藤さんが編集者をやられていた文藝春秋社から発行されている。興味深い記事が多い。
中学や高校の歴史の授業は、受験の関係で、近現代史を、殆ど扱わない。受験勉強でも、近現代史、特に現代史は入試に殆ど出ないので、勉強しない。私の受験時代の話なので大昔のことであるが、少なくとも当時はそうだった。
半藤さんが書かれる歴史書は、逆に近現代史が中心。中でも、日本がなぜ必敗の太平洋戦争に突っ込んでいったのかが、主要なテーマである。半藤さんは、幕末・明治維新まで遡り、何故をクリアにされようとし続ける著作を多く書かれている。それを読んで、私も腑に落ちた。
亡くな -
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先日の日本シリーズでジャイアンツが2年連続の4連敗で敗退し、セリーグが弱い、パリーグは力勝負の野球をやっているから強いというような意見をよく聞くようになりました。
野村さんだったらどうおっしゃるかな?と思うんですよね。ヤクルトが強かった頃も、パリーグは力勝負の野球とか言われてましたが、野村さんは、頭を使っていない野球、と批判されていました。今回も、ジャイアンツがもう少し工夫すれば、もう少しいい勝負になったのではないかと。
昔はID野球って、なんだか地味でチマチマしている印象で好きではなかったのですが、野村さんの数々の名言やインタビューをこうして読むと、とても人間味のある魅力的なアプローチだ -
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内田篤人引退のNumber PLUS。
同時期にLSBを務めた長友のキャラクターの印象が強いせいもあって、静と動のような対比をしてしまうのですが、前に出てくる機会が少ない(取り上げられない)だけであって、内田も確固たる自分の持ち主であると思います。
だからこその、引退という結論を出したのだと思います。このレベルに達しないのであれば引退というのは、昔から自分自身でなんとなくでも頭の中にあったのではないでしょうか。言語化するようになったのは、引退を決めてからなのかなぁ。
鹿島というチームでプロになったというのもあるのでしょうね。そして、内田のような背中を見せることで、受け継がれゆくものがあるのでし -
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これは、期待通りおもしろかった。
モンゴル帝国はめっちゃダイバーシティが進んでおり、かつ、イスラム商人とかを経由して、あの国はめっちゃ強い、反抗したらやばい、というブランドイメージを世界に吹聴したからこそあの強さを実現できた、とか。
ムハンマドは、厳格な宗教者であったわけではなく、最低限のルールで、細かい戒律違反にはできるだけ目をつぶろうとした、とか。
産業革命でイギリス料理がまずくなった。農民が自分の庭の野菜で豊かな調理をする習慣が、限定的な材料で市販品を使った調理をする習慣に変わらざるをえなかったから、とか。
スターリンの身内大静粛と、ヒトラーのユダヤ人大虐殺との違い。スターリンは