【感想・ネタバレ】Number PLUS 野村克也と名将の言葉学。 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバープラス))のレビュー

あらすじ

野村克也の言葉学。

[スペシャルインタビュー(1)]
古田敦也
「言葉の雨で学んだ理論と駆け引き」

[スペシャルインタビュー(2)]
高津臣吾
「監督の言葉は答えでなく問いだった」

[冒頭講義]
野村克也の言葉学総論。
「人を見て法を説け」

[“開花”の年の決意]
「ID野球、3年目の収穫」

['93年日本シリーズ密着記]
「口撃録」

[日本一の采配を振り返る]
「ID野球の勝利宣言」

[歴代参謀の証言]
「ID野球とは何だったのか」

[球春師弟対談]
野村克也×江夏豊
「ノムラの新風、トラの息吹」

[名将去って万骨実る]
「阪神を変えたノムラの種」

[楽天での4年間を終えて]
「もう1年やれたなら」

[月見草の独白]
「器用は弱し、不器用は強し」

[野村ノート誕生秘話]
「書くことで人は伸びる」

[Numberで振り返る]
野村克也名言大辞典
増補改訂版

名将の言葉学。

[巨頭対談]
川上哲治×広岡達朗
「近代野球の先駆者として」

[V9から常勝西武へ]
森祇晶「継承された七つの掟」

[魔術師の極意]
仰木彬「仰木マジック10カ条」

[福岡にもたらした初栄冠]
王貞治「頂点への三原則」

[非管理型指揮官の回想]
権藤博「自分らしさを貫いて」

[若手の心を動かす極意]
星野仙一「闘将の叱る技術」

[V戦士たちの証言]
落合博満「オレ流で説いた“理”」

[WBC連覇と日本一]
原辰徳「勝ち続けるための監督術」

[日本シリーズ70年で振り返る]
名将と言葉の変遷史。

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Posted by ブクログ

ノムさん追悼のNumberPLUS。ヤクルトの黄金時代を築いてくれた監督です、自分がヤクルト好きなのは、あの時代を見ていたからです。

他の球団ではタイトルという結果は残せなかったですが、在籍中に蒔いた種が後に花を咲かせたことを考えると、力量って確かだったのだと思います。
野村→星野のラインで成功している阪神と楽天。楽天は間に挟んでいますが。
戦略・戦術家のノムさんと、アジテーター印象が強いの星野。この二人での監督交代は、理想的なのではないでしょうか。

現在、ノムさんの薫陶を受けた多くの選手が監督となって活躍しています。野村チルドレンって言われるひとたち。彼らの活躍も期待してますが、そこから孫世代へと伝えて行くことも期待。そのまま継承でなく、それぞれのメソッドを付け加えてです。

その人が亡くなっても、理念は受け継がれてゆく。

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2020年10月11日

Posted by ブクログ

先日の日本シリーズでジャイアンツが2年連続の4連敗で敗退し、セリーグが弱い、パリーグは力勝負の野球をやっているから強いというような意見をよく聞くようになりました。

野村さんだったらどうおっしゃるかな?と思うんですよね。ヤクルトが強かった頃も、パリーグは力勝負の野球とか言われてましたが、野村さんは、頭を使っていない野球、と批判されていました。今回も、ジャイアンツがもう少し工夫すれば、もう少しいい勝負になったのではないかと。

昔はID野球って、なんだか地味でチマチマしている印象で好きではなかったのですが、野村さんの数々の名言やインタビューをこうして読むと、とても人間味のある魅力的なアプローチだったのだなと、思うところが変わりました。

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2020年12月16日

Posted by ブクログ

野球の世界で勝ったリーダーの記事まとめ。
必ずしも勝ちパターンは一つでなくそこに共通点はないが、今ある戦力を最大限生かしつつ他がやっていないことをやるという部分に共通点を感じた。

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2020年09月13日

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