あらすじ
2014年8月に朝日新聞が「従軍慰安婦報道」の誤報を認めました。32年もの歳月にわたって国内外に大きな誤解を与え、外交の支障ともなった一連の報道でした。しかしこの間、文藝春秋の各雑誌には、一貫して朝日報道に疑義を呈し続けた言論人たちがいました。新書には塩野七生、上坂冬子、伊藤桂一、保阪正康、秦郁彦、櫻井よしこ、猪瀬直樹ら9人の論文など11本を収録。そして問題を追及しつづけた西岡力による書き下ろし論文も加わりました。なぜ問題はここまでこじれたのか。今こそ「慰安婦問題」の本質を再考する時です。
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Posted by ブクログ
右寄りの方が多い論文なので、全てを鵜呑みする事は出来ないが、それにしても朝日新聞の罪は重い。
客観的に見ても、軍が慰安所の整備や管理をした事や女衒に慰安婦の調達を依頼した事は考えられるが、直接的に強制連行した事は考え難い。褒められた事ではないが・・・。
日韓基本条約を締結したにも関わらず、韓国になし崩し的に反故にされているような気がする。なぜこんなに韓国は日本に対して反感を持つのか? 韓国の歴史に関する本を読んだが、日本だけに限らず中国やロシアの起源の国に侵略され続ける歴史を持つ。でもほとんどは中国の属国という歴史なのに反中感情は持っていない。これは儒教思想が影響を与えているようだ。中国は上だから仕方がない、でも下である日本に侵略された事は許せない。このような感情が根本にあるように思える。
韓国が日本を侵略した事はないのか? 直接的にはないが、元冦の手先となって侵略しようとした事はあり、対馬においては朝鮮人が住民を虐殺した歴史はある。自国の歴史は不問に付し、太平洋戦争のみならず秀吉の朝鮮出兵にまで持ち出す国民性は日本人には理解出来ない。そもそも日本人は水に流すだとか、潔い事が美徳の国民性には相容れないものがある。
このような乖離する国が友好的になる時代が来るのだろうか。韓国が歩み寄らないと難しいかもしれない。