江波戸哲夫のレビュー一覧

  • 集団左遷

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    左遷先?で頑張っているのに!
    報われてほしいけど、ままならないこともあり…
    はらはらドキドキのストーリーでした。

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    2019年10月22日
  • 起業の星

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    不動産業で、活躍した父親。
    しかし、不動産不況に陥り、リストラを担当する。
    自分なりに、そのことを考えて、退職する。
    自信を持っていたが、四十九歳という年齢は
    なんともならない。再就職の壁はあつい。
    一方で、息子も、ネットで起業をしようとする。
    ZOZOタウンの寸法を測るアプリもあったが、
    フィッティングルームを開発する。
    ユニクロの柳井会長のような経営者が出てくる。
    そして、そのアプリが、簡単に盗まれる。
    息子は、懸命の努力をする。
    そして、資金的に詰まった時に、父親に相談する。

    親父と息子の起業物語。
    二人は、互いの立場を 理解していく。

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    2019年06月10日
  • 定年待合室

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    「定年」とタイトルにつくと、つい手が伸びてしまう。
    このお話は定年というよりシニア活躍ですね。
    夢があっていい。

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    2019年02月04日
  • 小説 盛田昭夫学校(下)

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    この本を読む前に楽天のファーストペンギンを読んだ。現代のベンチャー企業家よりも先駆けて、世界に打って出ていた際の方策が、今の時代でも通じる非常に開明的な事に驚きを覚えた。これが盛田昭夫さんか!と思い知らされた。

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    2015年01月29日
  • ドルがなくなる日 迫り来る中国・人民元の足音

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    江波戸哲夫著、竹谷仁宏著「ドルがなくなる日」主婦の友新書(2011)
    *オーストリアは7月23日セルビアに最後通告をつきつけ、オーストラリア&ハンガリー帝国と切ビアのそれぞれの後ろ盾である、ドイツとロシアとの間に緊張関係が生じた。ロシアと協商関係を結ぶフランスとイギリスは7月末から8月はじめにかけて国家総動員令をだして臨戦態勢にはいる。これが、ドルが国際通貨になった日の訪れである。気づけば金本位制を維持したのはアメリカとイギリスだけであった。第一次世界大戦を通じて、国際通貨の条件をドルが満たすようになっていた。第一次世界大戦後にポンドに代わって国際通貨としての役割を果たし始めたドルである。その

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    2011年08月08日
  • 会社葬送 山一證券 最後の株主総会

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    1997年日本の巨大証券会社が倒れた。

    バブルの負債を背負って会社が倒れる時、そこには残された社員の戦いがあった。倒産後の自身の進退も決まらぬまま、株主を説得し、関連企業を回り、自主廃業を遂行しようとする総務部長ら幹部。世間の冷たい視線と脅迫に曝されながら、彼らはことを進めていく。
    会社を潰したのは誰なのか? それを責めるでもなく、会社を葬るために突き進む男たちの姿がここにある。

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    2011年07月28日
  • 新装版 銀行支店長

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    あっという間に読めました。
    銀行内部のノルマが(他の作家さんの本でも赤裸々に書かれていました)銀行勤めは大変なんだと改めて思いました。
    融資や貸付等、業務は沢山あるし、普段窓口業務しか見てない私には大変だと思うしか····
    主人公が銀行再建に奮闘し言いたいことも職場でも家庭でも言い出せないでためているのがストレスなんじゃないかと心配になりましたが人間誰しも思うことだよな、と、共感してる自分もありました。
    業界の難しい言葉もほとんどなく集中して読める作品でした。

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    2025年10月31日
  • リストラ事変 ビジネスウォーズ2

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    面白い

    昭和の時代の香りのする小説です。どこか身につまされます。昨今のカッコよい物語とは一線を画すようです。よし!

    #アツい #ドロドロ #ドキドキハラハラ

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    2025年01月08日
  • 偽薬

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    製薬系の企業小説が読んでみたくてチョイス。
    ちょっと時代設定が古いのですが、
    古き良き時代?の製薬業界のドロドロが書かれていてとても面白いです。
    今は、こんな営業をMRがしていたら、逮捕ものですが、
    昔はこんな感じだったんだなぁ…とか、
    お医者さん(特に大学病院の)も倫理的に素晴らしい人もいたんだろうけど、
    権力におぼれた人多かったんだろうな…とか(まさに白い巨塔の世界!)、
    色々と感じるところがありました。

    薬を世に出すプロセス(臨床試験)も結構細かくも分かりやすく書かれていて、
    とても参考になりました。
    僕は専門家や業界の人ではないので、ちゃんと理解しているわけではないですが、
    このプロ

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    2021年07月12日
  • 会社葬送 山一證券 最後の株主総会

    購入済み

    ん〜

    解るんだけどね。
    よんでて、一人称視点が突然変わって、だれの言葉なのかが解り難かった。
    本当はもっと深い話の筈なんだけど、その後の野澤社長のエピソードも加わるともっと良かったかも。
    破綻前の山一の話もアッサリ過ぎたかと。

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    2020年11月05日
  • 新装版 銀行支店長

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    支店を立て直す熱意は感じましたが、パワハラ的な印象や家庭を省みない所は今の時代とは合わない考えですね。最後は忙しく話が終わったので中身が薄く残りました。

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    2020年10月24日
  • 新装版 銀行支店長

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    働き方改革と言われている中、働き方について考えさせられる部分もあるが、最後はドキドキハラハラする展開になっていて面白かった。

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    2019年10月31日
  • 新装版 銀行支店長

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    新装版 銀行支店長 (講談社文庫)
    2019/1/16 著:江波戸 哲夫

    三友銀行副頭取から旧大昭和信用金庫本店である飯田橋支店への異動を命じられたのは、主人公である片岡史郎、当該支店の運営は一筋縄にはいかない。

    合併により同じ釜の飯を食うこととなった三友銀行と大昭和信用金庫、名前は統一となるも人の気持ちは統一出来ない。

    片岡史郎は難店舗である飯田橋支店の立て直しに成功するのであろうか・・・。

    1992年に単行本として刊行された本書、今春よりドラマ化されるとのことで手に取る。

    時代も今とはほんのひと昔。AIやフィンテック等はまだ表面化していないものの、コンプライアンス等を少し意識して

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    2019年03月10日
  • 新装版 銀行支店長

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    福山雅治主演で、ドラマ化されるということで、今まで読んだことのない作家さんの本でしたが
    せっかくなので読んでみました。
    銀行ものなので、池井戸さんの半沢直樹のような展開を予想していましたが
    それよりも全然リアリティがあり、支店長の泥臭い仕事の部分もかなり描かれていて
    これはこれでおもしろく一気に読めました。

    支店長はまさに自分と同世代の年齢設定なので
    銀行での仕事で悩み、家庭でも娘の不登校で悩み
    そういうところがとっても共感できる部分もあります。

    さてこの支店長を福山がどう演じるのか、それも楽しみに思いました。

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    2019年02月12日
  • 集団左遷

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    バブルの後始末の不動産会社の物語。余剰人員を掻き集めた掃き溜めの部署を作り、売上未達なら解雇するという経営の論理。部署内にスパイを使って、見込み先を妨害する副社長。
    悲しい。企業としてのガバナンスも何もない。嫌な思いがずっしり胸に残る。最後に一筋の明るい希望があれば、救われたように思う。

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    2019年02月02日
  • 定年待合室

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    定年まであと10年。そんな歳になったので、タイトルに惹かれて読んでみました。
    定年を迎えた時どう過ごすのかを改めて考えさせられました。自分は世の為人の為にこれまで何をしてきたのか、これから何ができるのか?
    定年に向けどうやって過ごしていくのか。
    本書を読んでおじさんたちの悩みや苦しみを我が事のように感じながら読みました。
    誰もが迎える定年。それに向けて考えさせられる一冊でした。

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    2018年12月15日
  • 新入社員 船木 徹

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    新入社員とその上司との関わりを軸にした小説。20年近く前の作品であり、公共事業のあり方なんかは大分変わっているかもしれないが、会社での人間模様の描写は、あまり古びていないように感じる。五十嵐のようなちょっと勘違いした新人、吉村課長のような上にはペコペコし下には横柄な上司も今の時代でもいかにもいそうな気がする。
    登場人物の中では三木部長が印象的だった。現実世界でも、こういう人物が一番扱いづらいように思う。
    小説の本筋としては、主人公の船木が会社というものに疑問を持ちながらも同化していく物語だと解釈した。それは、恋愛対象をゆかりから上原幸子へと乗り換えることに象徴されていると思う。そして、もう一つ

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    2015年03月13日
  • 田中角栄を生んだムラ 西山町物語

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    (*01)
    昭和世代史として読めるのではないだろうか。
    3部構成の本書は、いくつかの家族のいくたりかの兄弟姉妹たちが各章に現われる。1部は戦前から、2部は戦後から、3部は高度経済成長期以後からと時代を追って、新潟県刈羽郡西山町に着いた人や離れた(*02)人を描いている。
    ぶっとぶのはプロローグからで、新潟県の明治期からの人口推移が記されており、角栄の地盤について改めて考えさせられる。

    (*02)
    在所を離れることを、旅に出ると呼ぶ件について、本書はいくたびか触れている。この旅に、それぞれの世代の表現が現れている。戦前の旅、特に第2章の下北半島への旅は民俗としても興味深いが、2部以降の記述につ

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    2015年01月31日
  • ドルがなくなる日 迫り来る中国・人民元の足音

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    ネタバレ

    基軸通貨としてのドルを、ポンドの凋落にまで遡りこれまでの経過を冷徹に分析し、基軸通貨の未来を占う。双子の赤字を膨らませ衰退し続けるドル。中国とアメリカの切るにきれない相互補完関係。中国の一見過剰とも思われる投資を遥かに凌駕する貯蓄率。覇権を争おうとする通貨もなく、いまだ基軸通貨としての地位を保ち続けてきているドルの不思議を様々な視点から演繹。アジア、ロシアの通貨危機。アイスランド、ギリシャの国家的危機の歴史と背景にも触れられており多岐にわたる学びがあった。終章以外はしびれるような興奮があった。終章は蛇足なばかりか本書全体の格調さえ貶める拙劣な三文小説。本文が良かっただけにまことに残念。不自然す

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    2012年07月06日
  • 小説 盛田昭夫学校(上)

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    ソニーの創業期のエピソードを細かく追える書籍。果敢にチャレンジしたからこそ、成功につながったことが良くわかる。

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    2012年01月04日