麻根重次のレビュー一覧

  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    短編なのでサクッと読めました。謎解きの切り口は勿論ながら、謎解きコンサルの設定と主人公の律香のキャラ立ちが魅力的だった。サラッと読めるけどそれほど重すぎず、けど展開は予想を上回る感じで、ミステリ入門にちょうどいい読み応えだと思います。

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    2026年09月18日
  • 検索結果はありません

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    「検索結果はありません」で始まる24個の短編
    不思議な話が多くて、理解が難しいものもあったけど、サクッと読めていい

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    2026年09月18日
  • シュレディンガーの密室

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    ネタバレ

    物語でよかった…
    主人公は名波さんのように、
    自分の命と引き換えに妹を救いにいこうとするわけでもない、
    そして結局推理も外れていたし、その結果がこれか!??
    読み進めても絶望的な状況を打開できず、
    そしてさらに密室…(泣)
    物語じゃなかったら絶望しかなかったです。
    でもラスト!予測できなさすぎます!
    思わず「あーよかったー!」って言いました。
    絶望と安心の温度差がすごい!!

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    2026年09月18日
  • 検索結果はありません

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    最初の一行は共通で、あとの展開が作者によって異なる、メフィストリーダーズクラブのショートショート企画の第七弾。「検索結果はありません」の一文で始まる24の短編集。
    この一文で始まるので、あるはずのものがない、という内容が多め。そのためか、「小説版の世にも奇妙な物語短編集」のような内容が多く、楽しめた。
    少々、落ちがわかりにくかったものがあったのはやや残念。
    (ちなみに、短編集なので、ボリューム不足云々言うのはお門違いだと思ってる)

    特に面白かったのは、風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、梨「被り拒否強火担なんで自衛でブロックします」、時農(著)阿井幸作(訳)「変容」、麻根重次「ロスト・マム」。

    次回作『引き出しの奥に何かがある』を楽しみにしよう。

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    2026年08月16日
  • 検索結果はありません

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    同じ文章から始まっても、行き着く先は本当に様々。
    今回もこんな展開があったか!と面白く読めました。
    ちょっとホラー系が多めだったかな?

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    2026年08月15日
  • 赤の女王の殺人

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    あれやこれやが、最終的にそうだったのね、とまとまるところが気持ちよかった。なんとも身勝手な犯人だが、余裕がなくなるとそういう行動をとってしまうのかもね。

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    2026年08月11日
  • 千年のフーダニット

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    ネタバレ

    核心部分は面白い。詰めは甘いと思った。
    ・表現型をイリヤではなく醜男であるシモンに偏らせることで、マクノアーへの嫌悪感を高める手法は不公平に思える。
    ・イリヤの動機が納得のいくものではない。シモンによる強姦であったならまだわかるが、イリヤ自身がコールドスリープするためだけに予備分まで子作りするのは筋が通らない。

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    2026年08月10日
  • 赤の女王の殺人

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    タイトルからは想像つかないミステリーだった。シンプルな警察もの(+日常の謎系)だったのでそこまで盛り上がりはなかったけれど展開がサクサク進んで読みやすかった。
    セクハラ上司の推理が本題に限って穴がありすぎたのは意味があるのかな?と思ったけど、真相自体は丁寧に書かれていて楽しめた。

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    2026年08月09日
  • 検索結果はありません

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    2026.07.28

    このショートショート企画のなかでいちばん「これ、おもしろいな」と思った本。

    お気に入りは3作。
    市塔承さんは『最後の一行』がはじめましてで口調の軽さが好きで読みやすかったのだけれど、今回も突拍子もない物語でありながら一気に読めた。想定外にほっこり。

    横関さんははじめましての作家さん。会社勤めしたことある?と思える内容。ヤマシタ、人事が天職だわ。出来る人ってこうよねと関心してしまった。

    河村さんの物語はクイズ作問者ならではの視点かもしれない。動画でふくらPが「使う側より作る側が強い。世の中ってのはそういうもん」という言葉を思い出してにそにそした

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    2026年07月29日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    ネタバレ

    千年のフーダニットが好きだったので続けて購入。

    律香さんのキャラといい、こういうバディものが本当に好きです。

    短編ですが、一番好きなのはやっぱり第5話の「初めては毒殺」ですかね。
    それまでのオフィスレイブンの和気藹々とした雰囲気を積み重ねできた上で、お互い疑心暗鬼になる場面構成を入れ込んで、最後はまさかの咲ちゃんが犯人!

    後味悪い感じで終わるんか!と思ったら、しっかり第3話の伏線回収(咲ちゃんの小説でした)と言うオチで一安心。

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    2026年07月26日
  • 検索結果はありません

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    やっつけ仕事とまでは言わないが、まあ全力投球でもない「検索結果はありません」から始まるオムニバス短編集。2・3・4本目が横関大・岡崎隼人・我孫子武丸で始まり、今回はかなり期待できるかと思ったが、個人的にはやはり玉石混交。横関・我孫子両先生は流石に「らしい」短編で流石格が違うと思わせる。あとは印象に残った着眼点が良いと思った作品を挙げる。風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、麻根重次「ロスト・マム」、高田崇史「太郎の悲劇」。

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    2026年07月19日
  • 千年のフーダニット

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    ネタバレ

    1000年後の世界でのSFミステリー。
    1人の遺伝子だけで子孫全員の顔がそっくりになるのはありえないだろうとは思った(眉毛の生え方が父親そっくりな人はたしかにたまにいる)が、サバイバルシーンもあり中弛みすることがなく惹きつけられるストーリーだった。
    マルコのキャラもミステリアスで味があっていい。
    ただ作者と思想が合わず、ノイズになる文章がいくつかあった。

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    2026年07月18日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    令和の御手洗潔と聞いて読んでみたんだけど、御手洗潔かどうかは全くわからなかった。
    律香のキャラは今までにないタイプだなと感じたけど、メンヘラではないよね?ちゃんと病院通ってる訳だし。
    なんか帯の言葉の解釈違いみたいな感じがするけれど、読んでよかった!
    どの短編もしっかり推理があって、それぞれの登場人物も好ましい人で固められてて安心して読める。
    面白かった。

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    2026年07月15日
  • 千年のフーダニット

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    火の鳥のようなクローズドミステリーでワクワク。
    サバイバルホラー要素もあり一気に楽しめたが、肝心のフーダニットトリックがご都合主義。
    そうはならんやろ。

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    2026年06月04日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    異様な死体、密室殺人、謎の暗号…奇妙な状況下で発生する事件に、謎解きコンサルタント「オフィスレイヴン」の女性所長・真々部律香が挑む。

    一話完結の連作短編なのでサクサク読み進められます。
    律香のように躁うつ病(双極性障害)という精神疾患をもち、日によって体調や行動に波がある探偵が謎を解いていくのが新鮮でした。
    特に表題の第一話、スノウマンの葬列が面白かったです。
    雪山で発見された夫の死体には小さな雪だるまがいくつも乗せられ、妻の死体は切り取られた夫の小指を握っていた…。
    真実の先にある複雑な思惑に驚かされました。

    ただミステリーの題材が興味を惹くものが多かったのに対して真相が呆気なく、伏線が全て回収しきれていないような気がして全体的にあまり物語に入り込めませんでした。
    短編だから敢えてあっさりさせているのか…。
    「事件の真相なんて月の裏側。ただ見えていないだけで、実際に見ればなんてことない。」と律香が言う通り、第三者から見ればそんな理由で…という真相の方がリアルなのかもしれません。
    個人的にはちょっと犯行に無理があるのが気になって、キャラクターも素材も好きなのに上手くハマれなかった自分が残念です…。(好みの問題だと思います)

    律香と副社長の達希が出会うきっかけとなった事件のことや、事務所のお留守番要員の龍太と咲の今後の進展などシリーズ化出来そうなので、次は長編で事務所のメンバー全員で謎解きして欲しいです。

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    2026年05月25日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    謎解きコンサルタントに持ち込まれた犯罪を真々部律香が解決する連作短編集。読みやすく面白かった。表題作の、遭難死体に小さな雪だるまが並んでいる情景はなかなかインパクトがある。

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    2026年05月21日
  • 千年のフーダニット

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    「特殊設定ミステリー」と聞いて、新しさを感じなくなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか
    わいは元気です

    つまりあれよね定番メニューになったってことよね
    季節限定だったけど、常連さんたちの強い希望でレギュラーメニューに入りました的なね
    どこにおんねん常連さん

    これはあれです
    俗に言う好き嫌いが分かれるやーつ
    わいは嫌いってほどでもないが、好きでもない
    つまり普通
    つまり★3

    だってなんか気持ち悪かったんだもんw

    そしてやっぱり、特殊設定ミステリーを本格の中に入れたらあかんと思う
    何がフーダニットやねん!って言うね
    フーダニットの意味分かっとんのか!

    ちゃんと答えに辿り着くヒントが過不足なく読者に与えられてるのが「フーダニット」やで?
    与えられてた?
    与えられてたかー
    まぁ、ちみがそう言うならそうかもしれん
    ちみて誰?(知らん)

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    2026年05月06日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    2026年。2023年にばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞している。
    躁鬱病の真々部律香は、古厩達希と安曇野で探偵事務所をしている。小泉龍太は助手的な。途中から絡む女子大生の咲。
    ココロ病んでる律香は起きれなくなったりしつつ、達希に助けられ探偵。結局解決するのは律香なんだが。
    短編6つで真相に、おお~と思った。特にスノーマンと棺。探偵を躁鬱病にする必要があるのかな

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    2026年04月06日
  • 千年のフーダニット

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     ミステリーというよりは、ゴリッゴリのSFだなあという感じでした。舞台装置が凝っていたし、背景なんかも凝っていて面白かった。登場人物の把握が少し難しいものの、犯人以外の悪人は存在しないので、そういう意味では割とストレスが少ない。SF好きの人にお勧めだと思う。

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    2026年03月21日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    ネタバレ

    3.5

    初めての著者の作品。
    サクサクと読めた。短編集。
    ただ、疑問も生じる点も多かった。

    警察からの委託を受けている探偵事務所の社長。
    真々部律香。躁鬱の病気をもつ変わった設定。

    1、スノウマンの葬列
     雪山で夫婦が死亡。夫の体のうえに雪だるまが何個も置かれ、指が切られていた謎。 
    どちらかが先に死んだかわかるようにした、
    遺産相続の関係で。
    夫は指を自ら切ったあと、ナイフを自分のポケットに入れない方がよかったのでは??
    妻に持たせとったほうがよかったのでは?、

    2、三分の一の密室
     大学研究室のなかで研究生が殺されていた。密室? その他の研修生一人ひとりの思惑がこの不可思議な現場を作り上げていた。
    最後の1人は後輩の振られた腹いせに罪をなすりつけようとして鍵をわざと閉めた? まず死体見たらビビって警察呼ぶだろうと思ってしまった。

    3、セントラルドグマ
     男性の遺体が発見さ、謎のメモを握っていた。 そこには英数字の羅列。DNA、RNA、
    ゲーム仲間同士を探すためのメッセージ。

    4、冷たい棺
     冷蔵庫から男性の遺体。蜂から逃げるために逃げ込んで窒息死、ってなんなんその結末。

    5、初めては毒殺
     一番面白かったかも。 
    依頼者が探偵事務所に来訪。コーヒー、ケーキを食べて談笑中に突然、毒による死亡。
    律香含め探偵事務所の社員はお互いを犯人かと疑心暗鬼に。
    犯人はお手伝いに来ている大学生の咲。

    実は先が書いた小説だったという設定。

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    2026年03月15日