麻根重次のレビュー一覧
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すごく良かった〜一気読み!
『千年のフーダニット』が激刺さりだったし、またしても洒落たタイトルなこともあり結構期待値高めで読み始めましたが、それを超えてくる面白さでした。
結末はかなり賛否というか、好みが分かれるだろうなという感覚はありつつも、私はこういう一種の哲学というか美学というか、読み手の真善美を問うてくるような小説がとても大好きです。
本編も、ここ数年トレンドになっている(?)特殊設定/災害ミステリの路線を行きつつ、そういったジャンルにおいて起きやすい「シラケ」が無い(都合よくその条件を成立させるために、後付けでキャラクターやその他の設定をくっつけた感が出ない、リアリティある筆力の)一作で、ストレスなく楽しむことができました。
ミステリ好きを名乗ると「ミステリいっぱい読んでると『ああまたこのパターンか』ってつまらなくならない?」って聞かれることもありますが、ミステリ好きだからこそ(?)定石っぽいものにミスリードされて騙されたり、むしろそこを組み合わせたか!と感動できることも多いなと思っています。
本作もそんなミステリ好きにこそ薦めたい一作だなと思いました!とても良き読書体験でした! -
匿名
ネタバレ 購入済みシュレディンガーの猫を題材にしたミステリとして、うまいことやってたと思う。
結末に向かうのに二転三転するのも良かったし、最後のifルートオチもやり過ぎ感ちょっとあったけど、題材には合ってたと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいや、すごいものを読んだな。いろいろ予想したけど全然外れた笑。ドナーが逆だとは全然思わなかった。最初の数ページでもう展開に引き込まれてしまった。突入するか、様子見か、私も様子見ちゃうなぁ、、、ていうかガスマスクがメインの研究室に一つしかないってことがあるのかなぁ、そこは少し疑問。けど、本当に展開が面白かったし円香ちゃんがクローン?おいおいまじかよ、イカれた研究者だな。え?成功してるの?やばっ。倫理的にまずいから養子の娘と円香はこれを機に隠蔽のためにいなくなるようにしてるの怖いし、円香が腎不全でシャントを造設してるとかクローンとしての欠陥なのかと勘繰ってしまう(健康な夫婦でも障害を持って生まれる子供もいるのでそこを一緒にしないほうがいいのかなとは思うけどいわゆる近親相姦でできた子供とおんなじ感じなのかなと思った、理解力が乏しくて、、、)。
愛するもののために死ぬことを選択できた者とできなかった主人公、やっぱりその人と過ごした時間って大事だよね、死ぬのは怖いし主人公の選択は間違ってはいないけど後悔の念は残るよね。命握ってると思うと決断できなくなるよね。
その主人公が書いたって設定のストーリーであったのがすごい!!あとがきも、ifストーリーでしたみたいなラストも完全に騙されたやん、すごすぎ。これぞミステリですね、感服です。 -
Posted by ブクログ
ともちん♪と館なのさん♪の本棚から。
お二人のレビューを読んで、やべっ!!これ私が絶対読まないといけない本だっ!!!と確信したので本屋さんで新品買ってきましたー٩(ˊᗜˋ*)و
昨日は『家族』で心が真っ黒になってしまったので、大好きな殺人事件でも読んでハッピーにならないと♡
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主人公のフリーライター・朝倉匠は、安曇野の研究所に勤める妹の美羽に大事な話があると呼ばれ、現地を訪れる。そこには研究所の研究員が詰めており、その日この研究所を建てた大門メディカルの社長の大門と、秘書の津雲、大門の親戚の子供だという霧谷円香が来ていた。
大門は腎臓が悪く透析を受けており、円香がドナーになるのではという噂が!?
匠は、霧谷円香に『わたしの生まれた秘密を、調べてくれませんか』と、頼まれる。未羽ちゃんのお父さんのことだと。
しかし、そんな折のお約束っ!
山奥の研究所と言えばこれでしょっ!
猛烈な大雨による土砂崩れが発生し、陸の孤島に。電気は通じるのに通信回線は遮断。
↑殺人事件にはもってこいのシチュエーション♡
更に研究所の1階が完全に孤立。そして実験用の硫化水素が充満してしまうという最悪の事態に陥る。1階の密室に閉じ込められたのは、妹の菅家美羽と、もう一人の女性・霧谷円香の2人。
もし2人が生きているなら→
扉を開けた瞬間に外の空気が流入するか、あるいは中に滞留したガスが漏れ出て、確実に2人とも死亡する。
故に開けてはならない。
もし2人が死んでいるなら→
ドナーとしての新鮮な遺体・臓器を回収するため、一刻も早く扉を開けなければならない。
量子力学の「シュレディンガーの猫」のように、「観測する(扉を開ける)まで生死のふたつの状態が重なり合っている」という極限状態の中、主人公の匠と研究員の羽場崎らは、部屋の外から内部の状況を推理していくことになる。
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ええですな*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
私の大好物のやつだすっ♪
最初は、円香ちゃんと未羽ちゃんを助けるの!?どーするの!?って話から、殺人事件が起こるわけですよ。
そりゃ、山奥で崖崩れで、陸の孤島なんてなったら殺人事件ですわ。もうそれしかないんですっ!
犯人当てですか!?
かすりもしませんでした(*ノω・*)テヘ
いーんですって。別に当たらなくても面白けりゃ♪
そして最後のあとがきね!
絶対読んでね (๑˃̵ᴗ˂̵)و
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木曜日に、あっそうだ!ふるさと納税しよー♪
と思いまして、いつもの群馬県さんにぽちぽちと依頼しました*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
昨日届きました!!
香るエール2ケースと、金麦糖質オフ2ケース!!
イェーイ!!٩(ˊᗜˋ*)و
酒税が変わるらしいですね。
せっかくビールメーカーさんが頑張って安いビールを拵えて下さったのに、国の方針はえげつないです。゚(゚´ω`゚)゚。
安く美味しく飲ませてくださいよー。゚(゚´ω`゚)゚。 -
Posted by ブクログ
いつもの本屋さんへ行きました。
入口付近に積まれてました。
そこに一冊だけサイン本が残ってました。
買っちゃいましたーーーーー♡♡( *´艸`)
そら買うでしょうよ。
ラスト一冊のサイン本だし。
そしてこれ、舞台が安曇野だし。
(。☉∆☉)ワァオ☆
そしたらもう止まらぬ速さで読み進めるわな。
『シュレディンガーの密室』 麻根重次
第一章 シュレディンガーの猫
第二章 開けられない密室
第三章 生と死
第四章 おちた研究者
第五章 収束する運命 (←ここでひっくり返る)
終章 観測の結末 (←ここでもひっくり返る)
あとがき (←さらにひっくり返る)
(←信じられないことが起きた)
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登場人物は、12名。
場所は、蓮田医学生物研究所(安曇野の山奥にひっそりと建つ民間研究所。iPS細胞を軸にした再生医療研究の最前線?)
見取り図あり。
THE、クローズド・サークル。
あなたに犯人は当てられますか?
え?ワタイ?•́ω•̀)?
結末まで読んでも分かりませんでしたよっ、(°⊿°`)ケッ(ドユコト?)
ちゃんと最後まで観測しましたけど?
謎解き終わってますよね?
それでも館ちゃん分からないけど?
これミステリー初心者には難し過ぎっ!゚(゚´Д`゚)゚。
【ちょろい読者選手権】現在3位のわたくしには難し過ぎました。(ちなみに1位は翠さん、2位はともちん)
途中で私が思ってた犯人とは違う人が犯人って分かったんだけども、その後の構成にひっくり返った(物理的に)
こんな構成あり?•́ω•̀)?
わたくし初体験♡
ミステリーって奥深いね。
いちばん最後の最後までキチンと読んで何度もその辺りを繰り返し読んだんだけども……分からなかった。
素直に受け入れられない。
結末が素直に受け入れられないの。
じぇんじぇん受け入れられないのっ!プリプリ
誰か助けて……(……_ - -)_ バタッ
あ!そうだ!本人に聞こう!麻根さ〜ん♪
市役所に行けば会えるかな?ワクワク( ฅ˶˙ᴗ˙˶ ฅ )ワクワク(行っちゃダメ)
誰か説明してーーーーー!!!!!
(;´༎ຶ༎ຶ`)(こんな顔だけど最高にしてやられた感があるので星5)
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先月購入本。
「令和の御手洗潔、推参」(ただし、ややメンヘラ)
by中山七里
と帯にありました。
私は中山氏の作品を読んだことがないので、何言ってるかサッパリ分かりませんでしたがね。
まあいい。
ひまわりめろん師匠の遺言で、「シリーズ化に期待したい1作」とまで言われたら読むしかないでしょ、という事で購入。地元作家応援企画(勝手に)
作者の麻根重次さんは安曇野市在住で、物語の舞台も安曇野。
信大出身で現在も市役所にお勤め?の兼業作家さん。
やっぱね、地元が出てくると面白いね。親近感湧くずら。
物語は、全5話の短編ミステリー。
そう、オイラ最近ミステリー続いてる!(お勉強中)
この短編ミステリーは一話完結なのでミステリー初心者には非常に読みやすく面白い仕掛けの謎解きで、「ほぅ〜‼︎」となりましたよ。
主人公の探偵、真々部律香(ままべりっか)はべっぴんさん。だけどメンヘラ。
そーゆー探偵も、かっこいい。
推理の仕方も、かっこいい。
こりゃ、シリーズ化されるかもね。
頑張って欲しいな、この作家さん。
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女性探偵真々部律香登場
躁鬱なんよね(今は双極症って言うみたいね)
実際にこの病気に苦しんでいる方たちには申し訳ないが、この躁と鬱を繰り返す名探偵って設定ありやな
キャラがぶれるのが面白い
その時の状態によって、活動的な探偵になったり安楽椅子探偵になったりするんよね
そして本格をかなり意識したトリックの数々
さらに人間もちゃんと描けてる気がすーる
なかなかの傑作探偵ものでした
作者の麻根重次さんは信州大学で進化生物学を専攻されていた方で、安曇野市在住とのこと
物語の舞台は安曇野市を中心とした長野県内、探偵は生物学を専攻していて、その助手はS大学出身となんだか色んなところに自分を反映させてる感じ
でもそういう小説って面白いんよな
なんていうか芯がしっかりしてる感じになるんよ
というわけで、シリーズ化に期待したい1作であります -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み終えて、タイトルにもなった「スノウマンの葬列」が1番面白いと思いました。
なぜ小さな雪ダルマをたくさん載せる必要があったのか。夫を愛しているからといって死の間際に指を切り取る必要があるのか。
ぱっと聞くだけだとものすごく不可解な事件です。
けれどp48で律香の推理によって確定されたことに気づくと、わー!!そういうことか!と
一瞬で理解しました。
夫婦は死の間際で、愛する家族のことを考えた、と思いきやさらに隠された真実が。
けれど洋平が本当は何を考えていたのかはもうわからない。愛する人が大切にしていた妹を思い遣ったのか、それとも弟に一撃を喰らわせたかったのか。律香は後者だと思ったのかもしれないけれど、私はどちらも可能性があるなと思いましたし、前者であればとも思ってしまいました。
また、最終話の「初めては毒殺」は騙されました。普通に小説の続きだと思っていたら「咲が書いた小説の物語」だった。そんな展開になるの?!と焦って読み進めてしまいましたが、読み進めて思わずなんだー!と笑ってしまいました。最後に悲しく終わる、(犯人が見つかって)よかった…と終わるミステリは多いけれど、
笑って終わるミステリは新鮮だなと思いました。すごく面白かったです!
ほかに、律香が精神を患っているのは始めからそういう人物設定なのか、それとも患ってしまった原因を今後物語にするのかが気になりました。 -
Posted by ブクログ
冬山登山に来ていた若い夫婦が遭難によって亡くなった。夫の遺体の上にはいくつもの雪だるまが置かれていて、左手の小指が切り取られていたらしい。その切り取られた指を抱いていたのは、妻の遺体だった。この二点以外は不審な点はなく、警察は事故として処理をした。警察にも協力している謎解きコンサルタント〈オフィスレイヴン〉にその事故に関することで相談に訪れたのは、亡くなった夫婦の妹の親友である大学生の咲だった――「スノウマンの葬列」
切なさの先にビターな印象を残す表題作からはじまり、どの作品も読み味は様々ですが、どれも余韻のとても良い短編が並んでいます。特に好きだったのがラストの「初めては毒殺」で、それまで築いてきた世界の根幹を揺るがしかねない展開を想起させつつも、意外な方向へと転じて……という作品で、どういう読み心地か書いてしまうと余計な先入観を与えてしまうので書きませんが、とても素敵な結末だと思いました。