麻根重次のレビュー一覧

  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    ネタバレ

    面白かった!
    期待以上で嬉しかったー。
    章ってことは続編もあるのかな?
    シリーズ化してほしい!
    表題の「スノウマンの葬列」と「初めては毒殺」がとくによかった。
    「初めては毒殺」は、依頼者が毒殺され仲の良い事務所のメンツが擬似暗鬼になり、それぞれの裏の顔が暴露され、えーそうなの?と思ってたら何か怪しいと思ってた咲が犯人となり、やっぱり!と思ったら、咲が書いた小説だったとわかった時はほっとするやら、違和感の正体がわかり笑ってしまった。
    咲の小説で良かった。
    続編もでないかなー

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    2026年02月17日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    まあ、なかなか面白い短編集でした。
    もしかしたら探偵の設定は長編の時に生きるのも考えてるのかなとかラストのは『銀扇座事件』を思い浮かべましたし、この人は自分の中で応援する作家になりました
    3125冊
    今年24冊目

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    2026年01月26日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    「令和の御手洗潔、推参」(ただし、ややメンヘラ)
    メンヘラってそっちかー!と、なったけれど
    律香さんのまわりが暖かさで満ちていて、心乱れることなく読めた。
    やりとりが映像として浮かんでくるようで、テンポもいいし読みやすい。

    短編5話収録で、最後の話は、あれ?なんか違和感が…と結構序盤から、気づく人は気づくだろう。
    少し謎解きがガチャガチャしていた気がするけどそれもわたし的にはアリ。

    シリーズ化してくれたら嬉しい。

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    2026年01月21日
  • 千年のフーダニット

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    冒頭から引きずり込まれる進み方で、展開がページ捲るごとにあり後半は一気読みしてしまった。
    叙述トリックにはまったことが分かった時心の中で横転
    見事だったなーーおもしろかった

    0
    2026年01月16日
  • 千年のフーダニット

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    タイトル好き、表紙も好き。

    妻を失って生きる気力を失ってた主人公が、
    千年先の未来へのコールドスリープに参加。
    同じコールドスリープの試験者はな7人。
    外からは開けることのできないその部屋で1000年後に目覚めると、1人だけミイラになって死んでいた。その死体にはナイフが突き立ててあって、コールドスリープの機械は173年前で止まってて…

    設定も好き。

    SFでミステリー。特殊設定。
    と好きなものばかりだし、文章もグイグイくるんだけど…
    フーダニットはミステリーとして十分と思うけど、
    ワイダニットは理解に苦しむし、
    ハウダニットに至ってはご都合主義が散見されるんだよな…

    面白い、面白いだけに、なんかもったいない。
    や、面白かったんだよなー

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    2025年12月19日
  • 千年のフーダニット

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    「テグミネ」というコールドスリープ装置で1000年眠っていた主人公たち。目覚めると七人の被験者のうちの一人が他殺体で発見されます。
    クローズド・サークルの状況下で誰が殺害したのかという「Whodunit」、コールドスリープ中にも関わらずどうやって殺害したのかという「Howdunit」、そして何の為にという「Whydunit」…三つの謎が魅力的ですし、後半のアドベンチャー要素も相俟った先の読めない展開で楽しめました。
    犯人は意外でしたし、殺害方法は緻密に張り巡らせた伏線の回収が巧みで納得。動機は予想の斜め上で、ミステリーとしては秀逸な出来。ただ、物語世界や真犯人の作り込み不足で全体的にチープな感じがしてしまったところが残念なところです。

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    2025年12月06日
  • 赤の女王の殺人

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    初読みの麻根重次さん。本作で島田荘司選第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞されている。最近流行りの伏線回収して騙されるタイプ。舞台は長野県で、物語に関係ない部分でも折々にその美しいであろう情景が描かれているのに好感を抱いた。市役所の市民相談室勤務の六原あずさが相談を受けた家まで赴くと、そこで転落死と遭遇する。夫は刑事の具樹。その捜査をすることになる。その後納骨室に現れた骨壺、高齢者を狙ったストーカー、ドローンの騒音問題などなど市民の相談は後を絶たない。そして意外な安楽椅子探偵ものでもあった。

    0
    2024年05月21日
  • シュレディンガーの密室

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    SNSで話題の一冊。著者も気になっていたので手にした。
    面白く読めました。ボリュームを感じさせないリーダビリティだと思います。
    動機の説明にもう少し深みがあってもと思いました。

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    2026年10月03日
  • シュレディンガーの密室

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    「一本取られた」という感覚が強い作品。

    途中では自分なりにかなり推理しながら読んでいたが、最後にまったく違う方向からひっくり返された。確かにうまい。

    一方で、そのひっくり返し方には、少し引っかかった。

    それまで読者が積み上げてきた因果を、最後に別のレイヤーから覆してしまう手法は、自分には「それをやっちゃうか笑」という少し御法度的な感覚が残った。

    面白かったし、完全に一本取られた。
    でもこの手法は手放しでは好きと言えなかった。

    このモヤモヤまで含めて、印象に残る一冊だった。

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    2026年10月01日
  • シュレディンガーの密室

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    SL 2026.9.26-2026.9.28
    クローズドサークルで密室殺人。
    誰かが密室の中を観測したとき、二人の生死が確定する。シュレディンガーの猫状態を作り出したのはうまい。その後もいろいろな仕掛けが施されて読み応えあり。
    ラストのひと捻りがわたし的には好きじゃないのと、主人公の匠がなんだかなーでマイナスポイント。

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    2026年09月28日
  • シュレディンガーの密室

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    ネタバレ

    おそらく『方舟』リスペクトで書かれた作品で、それとシュレディンガーの猫をからめた発想は素敵だが、難点がいろいろ、、、

    ・体感、文章の8割が人物・建物・状況の「説明」で、読んでいて小説として全然面白くない。東に行った西に行った、鍵が開いてる開いてない、の繰り返し。
    ・人物間の呼び方も微妙におかしかったり地の文の描写も曖昧で、誰が誰だか覚えづらい。14歳の少女を苗字やフルネームで呼ぶ人が多すぎたり、たまにそこだけマドカとカタカナで呼ぶ人が混じるのはなぜ?
    ・性格面も、登場人物全体的に呑気すぎるというか、序盤で明らかになる非倫理的な研究に対してもメインの事故・事件に対しても、え、なんでそんなのんびり?と思うことが多かった。キャラと読者の感情の時間軸やアップダウンが連動してない感じ。
    ・最後のどんでん返しの連続がちょっとしつこい。結末が結局収束どころか発散してる気が。。

    ラストはひっくり返してほっこり系の真相になりそうという予感は当たったので、それを匂わせる筆力はすごいかも。

    0
    2026年09月28日
  • シュレディンガーの密室

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    設定も終盤の畳み掛けも盛り盛りな感じでお腹いっぱいになってしまった。
    そしてあまり好きな終わり方ではなかった。中盤は楽しめただけに尻すぼみな感じで残念。

    0
    2026年10月05日
  • シュレディンガーの密室

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    プロローグ

    あなたならどうする〰♪
    あなたならどうする〰♪っと
    いしだあゆみの歌が聴こえてきそうに物語だ

    私なら……



    本章
    『シュレディンガーの密室』★3.5
    『千年のフーダニット』の作者

    これは、評価の選択も難しい一作だ

    密室のシチュエーションは、よくある設定だが
    二者択一という選択が登場人物に委ねられている条件が新しいところか

    ただ、近年での『方舟』や『禁忌の子』といった
    大どんでんのような強制な驚きはここにはなかったように思う
    少し、ハードルを上げ過ぎたのか…

    “この本は小説である”
    これ以上書けませんが、これって凄く
    いい得て妙ではないですかね!?



    エピローグ 

    『千年のフーダニット』を読むはずが、本作を先に読んでしまった

    この作家、信州大学理学部卒で同大学院へも進んでおり、なるほどその辺りの部分が大いに本作にも反映されており、評価は厳しくつけたが今後楽しみな作家であることは間違いない

    ペンネームである“麻根重次”(あさねじゅうじ)は、「朝寝坊して10時まで寝ている」という意味を込めているらしい

    真に面白い作家の登場ではないか


    最後に笑いながらそう思った!!!



                          完

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    2026年09月28日
  • シュレディンガーの密室

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    扉を開けた途端に死が訪れる、そして扉の中の生死は開けるまでわからない。その中、閉じ込められた人をどうやって救い出すかと言う究極の選択を迫られる。生命の倫理観とも絡み合わせ、なかなか重い展開。シュレディンガーの猫、と言うのを初めて聞いたし、よくこのミステリーに持ってきたなと感心した。

    0
    2026年09月27日
  • シュレディンガーの密室

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    ネタバレ

    作品タイトルにかかった作品で構造自体は面白かった。
    ミステリは解を導くために少しずつ情報を取得していくわけで、ページを進めていくと事実が確定されていく。読み手がページを止めればその事件の犯人はそこで確定され、齟齬もなく読み手が納得すれば作品は完結する。
    だから、あとがきとラスト3ページによるIFの重ね合わせは読み手次第で登場人物の見え方を変えることができるのは面白かった。普通最後の最後まで読みはするですけどね

    0
    2026年09月26日
  • 千年のフーダニット

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    冷静に考えたら「いやそうはならんやろ」な部分が結構あるが、ケレン味たっぷりというのか、気持ちよく読み進められた。

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    2026年09月23日
  • シュレディンガーの密室

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    まずはじめに『あとがき』まで全てが一つの作品なので、『あとがき』はきっちり読みましょう。
    状況としては、白魔の檻を彷彿とさせる自然災害➕硫化水素の流出で、とある部屋に辿り着けなくなる。そこに残されたのは2人の女性。
    外部からの連絡には出ず、生きているのか死んでいるのかわからない。もし生きているなら、突入して硫化水素を部屋の中に入れると死ぬ。死んでいたら、臓器移植のために早く遺体を取り出したい。そんな極限のなかで、殺人事件までもおこる。

    状況はハラハラな感じだが、最後の『あとがき』といい、動機といい、とってつけた感じがしてしまうのが残念な感じだ。
    Aならどう最後回収するか、回収が無理ならやはりBか。だとしたら単純だなと思いながら読んでいただけに、Cの結末は意外といえば意外。でも、なんか納得はできない…
    科学者がそろいも揃って、こんなにも論理的でなあ行動をとるのか?
    確かに伏線は回収されてるのだが、スッキリとせず、個人的には面白かった!と言いがたい…

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    2026年09月23日
  • シュレディンガーの密室

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    ネタバレ

    どうしても構造上、文中で「ここまで書いたことは〈本作品内の作品〉の記載ですよ」というメタ構造を出されると、必然的にそれより"後"の事実(今回だったら生きているver)が正史として扱われがちだけど、それより前の記載(死んでるver)の方が分量込めて書いてるので、そこだけ最後に異なる未来(生きてるver)を数ページで足して2つの事象を並列なシュレディンガーの未来として描写されても「いや実感としてはどう見ても死んでるverが正史にしか見えんな」とは思う
    (それぞれの未来を描写するボリュームが違い過ぎて)
    例えば、『I』(道尾秀介)みたいな仕組みを使ってないと、2つの未来をそれぞれ同じぐらいあり得たと思えるボリュームがない、片方はもう片方の最後にちょっと加筆しただけになってしまうというか

    あと、「硫化水素の測定計がしばらく使われてないものだったから濃度の計測が狂っていました」は、あまりにも後から感がある

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    2026年09月27日
  • シュレディンガーの密室

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    どんどん先が気になって、早く結末が知りたくて、一気に読み終えました。どの描写も伏線の可能性があり、気にしながら読み進めました。亡くなった人、生きている人、どの人にとっても悲しい結末で、救いがなく、読者の心も晴れない作品だな、と感じました。人生は選択の連続、後悔とifの繰り返し。その中にあって「誰かのために生きる」しかない、と思わされた作品でした。

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    2026年09月21日
  • シュレディンガーの密室

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    最後失速してた気が…いろい盛り過ぎてる気がします。
    しかし、設定はめちゃくちゃ大好物。間取りのアルミステリーってわくわくするよね。

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    2026年09月21日