麻根重次のレビュー一覧

  • 千年のフーダニット

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    タイトル好き、表紙も好き。

    妻を失って生きる気力を失ってた主人公が、
    千年先の未来へのコールドスリープに参加。
    同じコールドスリープの試験者はな7人。
    外からは開けることのできないその部屋で1000年後に目覚めると、1人だけミイラになって死んでいた。その死体にはナイフが突き立ててあって、コールドスリープの機械は173年前で止まってて…

    設定も好き。

    SFでミステリー。特殊設定。
    と好きなものばかりだし、文章もグイグイくるんだけど…
    フーダニットはミステリーとして十分と思うけど、
    ワイダニットは理解に苦しむし、
    ハウダニットに至ってはご都合主義が散見されるんだよな…

    面白い、面白いだけに

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    2025年12月19日
  • 千年のフーダニット

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    「テグミネ」というコールドスリープ装置で1000年眠っていた主人公たち。目覚めると七人の被験者のうちの一人が他殺体で発見されます。
    クローズド・サークルの状況下で誰が殺害したのかという「Whodunit」、コールドスリープ中にも関わらずどうやって殺害したのかという「Howdunit」、そして何の為にという「Whydunit」…三つの謎が魅力的ですし、後半のアドベンチャー要素も相俟った先の読めない展開で楽しめました。
    犯人は意外でしたし、殺害方法は緻密に張り巡らせた伏線の回収が巧みで納得。動機は予想の斜め上で、ミステリーとしては秀逸な出来。ただ、物語世界や真犯人の作り込み不足で全体的にチープな感

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    2025年12月06日
  • 千年のフーダニット

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    フーダニットとは何なのか、知らないまま敢えて調べもせずに読み進めた。SFチックな内容から場所はアメリカかなと思っていたら!自分の遺伝子を残したい本能がトンデモナイ方向に。

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    2025年09月19日
  • 赤の女王の殺人

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    初読みの麻根重次さん。本作で島田荘司選第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞されている。最近流行りの伏線回収して騙されるタイプ。舞台は長野県で、物語に関係ない部分でも折々にその美しいであろう情景が描かれているのに好感を抱いた。市役所の市民相談室勤務の六原あずさが相談を受けた家まで赴くと、そこで転落死と遭遇する。夫は刑事の具樹。その捜査をすることになる。その後納骨室に現れた骨壺、高齢者を狙ったストーカー、ドローンの騒音問題などなど市民の相談は後を絶たない。そして意外な安楽椅子探偵ものでもあった。

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    2024年05月21日
  • シュレディンガーの密室

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    密室好きだし、クローズドサークルも好きだけど、これはまたちょっと違う。
    物語の軸になっているのはシュレディンガーの猫な状態。これはもう殺人なんか起きないんじゃないか、そういうミステリじゃなかったのかなぁなんて思った頃に、ちゃんと?殺人事件は起きる。
    問題がありすぎて、どう収束するのかと思って…観測する側になったつもりで…いたんだけどね。
    語彙力が足らんな。どうレビューしていいのかわからない。結局は、重なる二つの事象と、何を選択したのかということ。
    作中は、主人公でもある兄の匠にイライラ。社長も大概だけど。

    麻根重次さん、初読みでした。
    『スノウマンの葬列』積んでるのに話題につられてこちらを先

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    2026年09月11日
  • シュレディンガーの密室

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    ネタバレ

    ラストまで一気読みでそう来るか!の連続だった。ただ、どんでん返しが続き過ぎて、真相に価値を見いだせずどうでもよくなってしまった…。
    あらゆる物語はシュレディンガーの猫のような側面を持つといったことが書かれてあったが、フィクションでそんなこと言われても…。

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    2026年09月11日
  • シュレディンガーの密室

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    ネタバレ

    クローズドサークル系

    土砂崩れで外に毒ガスが漂う研究室に閉じ込められた2人を助ける方法を考えている中で連続殺人も起きてしまう

    あとがきで明かされるあの時に別の選択をしていればという過去が観測した側から描かれているのが斬新だった

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    2026年09月09日
  • シュレディンガーの密室

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    シュレディンガーの猫
    あとがきを読んでそんな解釈ができるのかとちょっとした驚きがあった
    半ばからさくさくと読めて展開に惹きつけられた

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    2026年09月08日
  • シュレディンガーの密室

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    ネタバレ

    うーん、期待が大き過ぎたかなぁ。
    とても既視感を覚える設定なせいか、物語に入り込めず。
    最後はそんなオチ?って感じだった。
    この本の本質はそーじゃないのはわかるけど、私はそーゆーのは求めてなかったので残念。

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    2026年09月07日
  • シュレディンガーの密室

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    【千年のフーダニット】を読んで面白かった作者麻根重次の新作!

    やはり独特の世界観とかの有名な『シュレディンガーの猫』を上手く設定に取り入れた作品。

    あと一押し盛り上がり欲しかったがラストの展開で少し盛り返した。

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    2026年08月30日
  • シュレディンガーの密室

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    ネタバレ

    「シュレディンガーの猫」という思考実験はいつの間にか「やってみなければ分からない」という程度のニュアンスになっているよね。本来は、単に観測者が結果を知らない。観測すれば収束するという話ではなく、量子力学をマクロな世界に適用すると死んでいる状態と生きている状態が重ね合されてしまうことへの問題提起なのに。その点でこの舞台設定はミステリー的にはとても面白いけど、「シュレディンガーの猫」という言葉の意味をかなり単純化したタイトルには引っかかってしまう。と、偉そうなことを書いているけど、所詮はシュレディンガー方程式を習った時にほぼ理解できなかった人間の戯言です。

    【ネタバレ】

    負圧の密室を開けた瞬間

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    2026年08月29日
  • シュレディンガーの密室

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    ネタバレ

    土砂崩れで孤立した研究所。硫化水素が充満する死の空間、閉じ込められた研究員と腎臓移植用のドナーとして育成された少女。突入か、静観かの議論。突入派の所長が殺害され、さらに閉じ込められた研究員の婚約者も殺害される。

    ドナーとして育成された少女って言うのが怖いし、色々勝手な発言にイライラしながら、どうなるか気になって一気に読んでしまった。結末がちょっと急ハンドル過ぎて若干微妙な感じになってしまった。

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    2026年08月25日
  • シュレディンガーの密室

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    ドラマとして凄く楽しめた
    小説として面白かった
    ミステリとしては途中で気付くかなーと
    折角間取りがあるのに、誰のどこの場所に居る場面なのか、間取りでどこの部分を指してるのかが少しだけ分かり難かった
    多分トリックと言うか、工作はそんなにストーリーの中で重要ではないんだと思う。だから小説としてドラマが面白かった

    あとがきや奥付とかニヤニヤしちゃう
    きっと皆好きよね

    特殊ショチュによる密室は屍人荘以降多く見るけど、新しい試行錯誤の密室で良かった

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    2026年08月23日
  • シュレディンガーの密室

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    「究極の選択」の物語。

    扉を開けるか開けないか。
    開けてみなければわからない。
    生と死
    何人助かるのか?
    誰が助かるのか? 助かるべきなのか?
    『シュレディンガーの猫』設定に高まる期待。
    密室。
    からの、閉鎖的状況下の殺人事件。
    うまく操作していても抜け穴があって綻びがある。
    え? 逆?
    とか、結末までほぼ一気読み。

    “君のためなら死ねる“より
    ”君のために生きられれる“の方が重い。
    正解なんてない。
    “if“なんてない。

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    2026年08月18日
  • 検索結果はありません

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    最初の一行は共通で、あとの展開が作者によって異なる、メフィストリーダーズクラブのショートショート企画の第七弾。「検索結果はありません」の一文で始まる24の短編集。
    この一文で始まるので、あるはずのものがない、という内容が多め。そのためか、「小説版の世にも奇妙な物語短編集」のような内容が多く、楽しめた。
    少々、落ちがわかりにくかったものがあったのはやや残念。
    (ちなみに、短編集なので、ボリューム不足云々言うのはお門違いだと思ってる)

    特に面白かったのは、風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、梨「被り拒否強火担なんで自衛でブロックします」、時農(著)阿井幸作(訳)「変容」、

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    2026年08月16日
  • 検索結果はありません

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    同じ文章から始まっても、行き着く先は本当に様々。
    今回もこんな展開があったか!と面白く読めました。
    ちょっとホラー系が多めだったかな?

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    2026年08月15日
  • 赤の女王の殺人

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    あれやこれやが、最終的にそうだったのね、とまとまるところが気持ちよかった。なんとも身勝手な犯人だが、余裕がなくなるとそういう行動をとってしまうのかもね。

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    2026年08月11日
  • 千年のフーダニット

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    ネタバレ

    核心部分は面白い。詰めは甘いと思った。
    ・表現型をイリヤではなく醜男であるシモンに偏らせることで、マクノアーへの嫌悪感を高める手法は不公平に思える。
    ・イリヤの動機が納得のいくものではない。シモンによる強姦であったならまだわかるが、イリヤ自身がコールドスリープするためだけに予備分まで子作りするのは筋が通らない。

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    2026年08月10日
  • 赤の女王の殺人

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    タイトルからは想像つかないミステリーだった。シンプルな警察もの(+日常の謎系)だったのでそこまで盛り上がりはなかったけれど展開がサクサク進んで読みやすかった。
    セクハラ上司の推理が本題に限って穴がありすぎたのは意味があるのかな?と思ったけど、真相自体は丁寧に書かれていて楽しめた。

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    2026年08月09日
  • 検索結果はありません

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    2026.07.28

    このショートショート企画のなかでいちばん「これ、おもしろいな」と思った本。

    お気に入りは3作。
    市塔承さんは『最後の一行』がはじめましてで口調の軽さが好きで読みやすかったのだけれど、今回も突拍子もない物語でありながら一気に読めた。想定外にほっこり。

    横関さんははじめましての作家さん。会社勤めしたことある?と思える内容。ヤマシタ、人事が天職だわ。出来る人ってこうよねと関心してしまった。

    河村さんの物語はクイズ作問者ならではの視点かもしれない。動画でふくらPが「使う側より作る側が強い。世の中ってのはそういうもん」という言葉を思い出してにそにそした

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    2026年07月29日