麻根重次のレビュー一覧
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女性探偵真々部律香登場
躁鬱なんよね(今は双極症って言うみたいね)
実際にこの病気に苦しんでいる方たちには申し訳ないが、この躁と鬱を繰り返す名探偵って設定ありやな
キャラがぶれるのが面白い
その時の状態によって、活動的な探偵になったり安楽椅子探偵になったりするんよね
そして本格をかなり意識したトリックの数々
さらに人間もちゃんと描けてる気がすーる
なかなかの傑作探偵ものでした
作者の麻根重次さんは信州大学で進化生物学を専攻されていた方で、安曇野市在住とのこと
物語の舞台は安曇野市を中心とした長野県内、探偵は生物学を専攻していて、その助手はS大学出身となんだか色んなところに自分を反映させ -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み終えて、タイトルにもなった「スノウマンの葬列」が1番面白いと思いました。
なぜ小さな雪ダルマをたくさん載せる必要があったのか。夫を愛しているからといって死の間際に指を切り取る必要があるのか。
ぱっと聞くだけだとものすごく不可解な事件です。
けれどp48で律香の推理によって確定されたことに気づくと、わー!!そういうことか!と
一瞬で理解しました。
夫婦は死の間際で、愛する家族のことを考えた、と思いきやさらに隠された真実が。
けれど洋平が本当は何を考えていたのかはもうわからない。愛する人が大切にしていた妹を思い遣ったのか、それとも弟に一撃を喰らわせたかったのか。律香は後者だと思ったのかもしれな -
Posted by ブクログ
冬山登山に来ていた若い夫婦が遭難によって亡くなった。夫の遺体の上にはいくつもの雪だるまが置かれていて、左手の小指が切り取られていたらしい。その切り取られた指を抱いていたのは、妻の遺体だった。この二点以外は不審な点はなく、警察は事故として処理をした。警察にも協力している謎解きコンサルタント〈オフィスレイヴン〉にその事故に関することで相談に訪れたのは、亡くなった夫婦の妹の親友である大学生の咲だった――「スノウマンの葬列」
切なさの先にビターな印象を残す表題作からはじまり、どの作品も読み味は様々ですが、どれも余韻のとても良い短編が並んでいます。特に好きだったのがラストの「初めては毒殺」で、それ -
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ネタバレ面白かったけど、雑いところもあったので、4.5くらい。面白かったけど。
まずシモンの遺伝子が強すぎる。
イリヤの風貌について10年分歳をとっているのに、気が付かないのはちょっとな。化粧品も無かったわけで。
密室で人が増える、子供がいるとなると森博嗣作品思い出すので、シモンとイリヤの子供だなとはわかった。
あと記録もイリヤが改竄したんだろうな、とかも。
イリヤがマクノアーを襲ったのはシモンに似ていたから、というのも。
食料が減っていたのも。
10年以上、あの閉鎖空間で子供と暮らすの結構無理があるような。子供が弄って壊すとか傷付けるとか痕跡残ったらアウトなので。
子育て舐めてる作家だから?舐め -
Posted by ブクログ
ネタバレSFミステリー
1000年後の世界、というだけでロマンが止まらないのにそこで殺人事件が起きる。
しかも1000年の間に人間ほぼ滅亡している。
最高にディストピアで設定ドンピシャ
ストーリーも全く予想つかなくてとても面白かった。
カイが特に好きだったから幸せになっていて安心した。
生きる意味とは、という永遠のテーマがまた良い。
ただ、シモンとイリヤのやり取りについてもっとストーリーが欲しかった。最後の方が一気に凝縮されてしまっている気がして、中盤までの深掘りに対して終盤の駆け足気味なのが寂しかった、
あと、マルコの扱いが、、、記憶喪失って。。
マルコの事も、もっと知りたかった。 -
Posted by ブクログ
新聞のいちおしミステリーとして紹介されていて、特殊な設定が面白そうだったので、麻根重次作品を初読み。
若くして最愛の妻を亡くしたクランは、人類初の超長期冷凍睡眠(コールドスリープ)の実験に応募した。人里離れたシェルターに集まったクランら被験者たちは「テグミネ」と呼ばれる機械に入り、眠りについた。
クランたちが1000年後に目覚めると、1つのテグミネが止まっていた。中には、ミイラ化し、背中にナイフが刺さった被験者シモンの姿が。さらに施設内を探索すると、冷凍倉庫に顔がつぶされた死体も発見され…
2つの殺人を誰が行ったのか?
1000年のコールドスリープという壮大な時間と、シェルターや -
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ネタバレ伊坂幸太郎さんが『ダヴィンチ』で最近読んで面白かった本として挙げていらした二冊のうちの一冊です。
この作品の作者は伊坂さんが最も影響を受けたという島田荘司さんの主催する第16回ばらのまち福山ミステリー文学賞を別の作品で受賞されています。
以下ストーリーを途中まで(謎の部分だけ)ネタバレで書きますので未読の方はお気をつけください。
千年前のコールドスリープから目覚めた六人の被験者のクラン、カイ、イリア、シーナ、クロエ、マルコ。
七人目の被験者シモンがまだ起きないのですが、六人は153年前で止まり、ナイフで背中を刺され死んでからミイラ化しているシモンを発見します。
そしてもう