麻根重次のレビュー一覧
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ネタバレ千年のゴールドスリープと、そこであった起きるはずのない殺人。
どうなるんだろうとめちゃくちゃわくわくしたし、自分多分サバイバル系すごく好きなんだろうな笑
冷凍庫にある少年の遺体は、だれかの子供なんだろうなとは思ってて、(なんならシモンもコールドスリープ中に生まれた人間なのでは?と思ってた)でも産んだのはだれ?と行き詰まった。
結局イリヤがコールドスリープの影響なのかやつれてる、という描写で老いを示唆してたわけだけど、さすがに子供を宿して出産して育ててを2回繰り返したら、「あれ?ちょっと老けた?疲れかな?」で誤魔化せんレベルだろと… -
Posted by ブクログ
ネタバレ構成や状況設定、トリックなどが矛盾なく緻密に組み立てられており、どんでん返しや、真実が徐々に明らかになっていく過程のカタルシスもあって、良質なミステリだと感じた。
医学の知識に触れながら推理する体験も、良い読書体験となった。
一方で、終わり方については賛否が分かれそう。生存した世界線と死亡した世界線が同時に存在するという考え方は、シュレディンガーの思考実験とも重なっていて面白い。ただ、その一方で「夢オチ」のような印象を受けて、白けてしまう人もいるだろう。特に最後の展開は、これまで積み上げてきた本格ミステリとしての面白さを損なっているようにも感じた。 -
Posted by ブクログ
「特殊設定ミステリー」と聞いて特に目新しさを感じなくなってきた今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか
ワタイは元気です(あ、いや、昨日は壮絶な二日酔いで生死を彷徨いました)
あ、それから、ひまわりメロンパンナ師匠のレビューを少々パクりました。(無料らしいです)
ま、目新しくもないとか、かんとか言いましたけどね、私には充分特殊設定ミステリーだと感じましたよ。
だってだって1000年後に目覚めて普通に歩けちゃうんですよ?(筋肉どうやって保ってた?)
って言うかそもそも1000年も稼働できる施設とエネルギーはどうやった?
2037年にはもうそんなに技術が進歩してんの?
無理ズラ。
特殊過ぎてオイラにはさっぱりわからんチン。
でもね、でもでも面白かった!
だって1000年後の未来が分かっちゃうのよ?
(ここからは妄想です。)
どーなってんの?お外はどーなってんの?
ワクワク♪
空飛ぶ車とかビュンビュン走ってんの?
人は進化してテレパシーで通じ合ってるのかな?
やっぱ食べ物は飲み物?
妄想が止まらないわけですよ、ワタイ。
で、1000年後、どうなってると思います?
読んでの、お♡た♡の♡し♡み♡
(違う違う、そーゆー楽しみ方する物語じゃない。ダニット兄弟は誰だったのか?を探すやつね。)
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躁鬱を患う所長・律香が経営する謎解きコンサルタント「オフィスレイヴン」が関わるさまざまな事件を描いたミステリ短編集。オーソドックスに見えてトリッキーな一冊です。
第一話「スノウマンの葬列」は奇想天外な謎が魅力的で、しかし少し考えれば謎は解けたので、なーんだ簡単、と得意になって読み進んだら……あとは難問ぞろいで撃沈でした。「セントラルドグマ」は専門的な知識が必要だから、と言い訳できますが。「三分の一の密室」「冷たい棺」はかけらも真相にたどり着けませんでした。ある意味起こりえないようなことかもしれないとはいえ、手がかりはきっちり提示されていたのになあ。
そしてラスト「初めては毒殺」がなんとも遊び心のある作品。よく考えれば奇妙に思えるタイトルの意味にも納得です。 -
Posted by ブクログ
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SF×ミステリーで内容はめっちゃ好き。
コールドスリープした未来で文明が崩壊しているとか大好物の展開に、起きないはずの殺人+いないはずの死体と先が気になる気になる!
外国の話かと思いきや、日本人の苗字だったというミスリードにより、本編と断章が華麗にリンク。
ウイルスで人類を全滅させて新世界のアダムになろうとした子門の思惑を潰すために、子門を殺害したという入谷の決死の覚悟が裏目に出てしまうというイヤーな展開もいい。
このまま複雑な気持ちで読み終えることになるのかと思ったら、別の集落の存在で少しだけ希望が見える良い終わり方でした。