岸田メルのレビュー一覧

  • 死神姫の再婚7 -孤高なる悪食大公-

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    ネタバレ

    7巻目。
    表紙のカシュヴァーンの髪の色がいつも違うような気がするのですが、光の加減?

    今回は、アリシアの誕生日プレゼントのために、カシュヴァーンが図書室を建築中。そんな中、突然、王子殿下ゼオルディスが現れ、カシュヴァーンの心を乱してくれます。アリシアに渡した手紙の最後に書かれた内容から、なんか、彼にもなんだか背景はありそうですけど、やっぱり、同情はできないです。

    そんなゼオルディスと入れ違いにやってきた、サブタイトルにもある悪食大公ガーゼット公爵は、いろんな意味ですごい人です。アリシアの大好きな恐怖小説の作者だっていうのは、なんとなく途中で予想はできましたけど、こういう人が味方になってくれ

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    2012年06月08日
  • 死神姫の再婚6 -鏡の檻に棲む王-

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    ネタバレ

    6巻目。表紙のカシュヴァーンがまた若返っている感じがします。
    今回は、王宮に呼ばれるお話で、そこには、オーデル侯爵夫妻に、バルロイ、今まで出てこなかったゼオルディス王子も出てきて、いっそう賑やかに。

    ジスカルドとバルロイのケンカを止めるためにアリシアが行ったゲームには、ニヤっとしました。

    ゼオルディスとティルナードの因縁は深そうですけど、ノーラとティルナードが前巻からいい雰囲気になってて、ノーラの相手って、ティルナードなんだ、と納得。

    酔っ払ったアリシアとカシュヴァーンのあまあま雰囲気に、とうとう初夜?って期待したんですけど、そこはまたお預けに。残念。

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    2012年06月08日
  • 死神姫の再婚5 -微笑みと赦しの聖者-

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    ネタバレ

    5巻目。
    今回は、豊作祈願祭の最中に、ティルナードが翼の祈り教団に攫われ、そのあと、カシュヴァーンの不在中にアリシアもディネロと一緒に攫われちゃいました。

    アリシアが攫われたと聞き、アリシアの幻まで見てしまったカシュヴァーンは予想通りでしたけど、アリシアもちょっとカシュヴァーンへの想い「特別」って気付いてきたかな?

    いつもアリシアの周りにいる男性陣へ嫉妬しているカシュヴァーンが、なんだかかわいそうに思います。いい加減報われてもいいのになぁ。

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    2012年06月08日
  • 死神姫の再婚4 -私の可愛い王子様-

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    ネタバレ

    4巻目。
    今回は、アリシアの家を買いたいと、フェイトリン五家の一つロベル家から招待状が来たところから話が始まります。

    ロベル家につくと、前巻で名前だけ出ていたオーデル侯爵のジスカルド夫妻がいて、まさしく風貌は王子様。でも腹黒ですけど。
    アリシアはジスカルドに、カシュヴァーンは妻のエルティーナにアタックされてて、なんか二人の関係はぎくしゃく。

    悩むカシュヴァーンが寝ぼけて、アリシアを抱きしめて「行くな」とか言ってるとことかは、切ないです。

    後半、我を取り戻したカシュヴァーンは、エルティーナに助けられますが、キスまで2日かかったあとに、何したのかちょっと気になりました。

    最後は、とうとう自

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    2012年06月08日
  • 死神姫の再婚3 -腹ぺこ道化と玩具の兵隊-

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    ネタバレ

    3巻目。
    今回は、ルアークの過去のお話。
    アリシアの前夫であるバスツール家も出てきて、前夫ブライアンが殺された理由も明らかになりました。

    ルアークの兄サイードおにいちゃんも出てきて、またルアークも裏切って、アリシアも攫われてしまうなど、忙しいことになってます。

    アリシアとカシュヴァーンは、だんだんカシュヴァーンがアリシアのことを好きになってきてるのが分かって、特に最後のところは、ニヤニヤしちゃいました。でも1歩進めないのは、アリシアが自分のことを本当に好きかってところに自信が持てないんでしょうね。

    アリシアに「お金持ちで、寛容で、すてきなお屋敷に住んでいらして、『死神姫』なんて呼ばれてい

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    2012年06月08日
  • 死神姫の再婚2 -薔薇園の時計公爵-

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    ネタバレ

    2巻目。
    カシュヴァーンとアリシアの関係もちょーーっとずつ進んでて、ディネロに抱っこされたアリシアや、ディネロと二人で閉じ込められたアリシアに、嫉妬心らしきものを出しているカシュヴァーンの姿を見ると、なんだかニヤニヤしちゃいます。

    アリシアの方も、カシュヴァーンに触れられると「おなかが痛い」という状況になってるみたいですし、早く先に進んだらいいのになぁって思います。

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    2012年06月08日
  • 死神姫の再婚1

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    ネタバレ

    B’s‐LOG文庫は初めてですが、以前から気になっていたのと、古本やさんでまとめて安売りしてたので、ゲット。買って正解でした。

    結婚式の最中に、新郎を殺された割にけろっとしているし、「死神姫」なんて呼ばれているのに、超現実的で天然なアリシアにはまってしまいました。

    再婚相手の強公爵のカシュヴァーンや自称愛人のノーラ。アクの強い登場人物にも負けないアリシアの天然ぶりが、彼らを翻弄しちゃってます。

    今回のお話では、早速カシュヴァーンの過去が出て来て、かなり重い話なのに、アリシアのおかげで、それほど重いと感じなかったです。あと、後半の裏切りの繰り返しも予想外の展開で、面白かった。

    これは、次

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    2012年06月08日
  • 神様のメモ帳5

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    野球とかよく知らなかったけど、タコ坊主の話はとても面白かったです。

    もう一度、短編集。 出して欲しいな。

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    2011年10月18日
  • 神様のメモ帳7

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    文章の巧さにミステリー小説を思わせる謎解きとストーリー展開、どれをとっても素晴らしい!
    切なさと報われなさが残る読後感は『神メモ』ならでは。 やっぱ好きだわ、このシリーズ。

    7巻は初の少佐回(283pのイラストも必見!)。 そして今回の依頼人のユイさんがまた素敵すぎる。
    毎回ナルミと平坂組メンバーのやり取りには笑わせてもらってます。
    それにしてもアリスはいつからあんなデレデレになったんでしょうか。

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    2011年10月08日
  • 神様のメモ帳7

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    杉井光のニートティーンストーリー第7段。久々の1巻まるごとの長編。とあるアイドルに父親を捜すように依頼を受けたのだがその父親はホームレスであった。そしてその父親は立ち退きをするように要請されながら立ち退くつもりがない。そのときホームレス狩りも話題になっていた……。

    今作品でスポットが当たるのは少佐こと向井均。彼の素性が少しだけ明らかになる。ニートの仲間達は相変わらず熱い。素性も詳しくわからない人物は疑って当然であることを改めて実感。それでもニート共の団結力は強い。物語として良くできているし傷つきながらも成長していく物語であることは1巻から一貫している。タイトルにある「神様のメモ帳」というワー

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    2011年09月24日
  • 神様のメモ帳8

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    ネタバレ

    どこがおもしろいかうまく説明できないおもしろさ。
    思い出深い街が舞台なのだが、それだけではないし
    個性的な登場人物が多いが、それだけではないし…。

    いつもの長編と違い、短編3本がうまく連鎖する構成で
    そういった意味でも読み応えあり。

    ちなみにアニメは1話だけみて、切った。

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    2011年09月19日
  • 神様のメモ帳5

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    今回一番よかった話、

    あの夏の二十一球


    アリスがまさかバッターボックスにたつなんて、またまた、振り逃げで二塁まで走るなんて


    ありえないっちゃあり得ませんが

    まぁ読んでいてさっぱりした気持ちになりました

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    2011年09月19日
  • 神様のメモ帳8

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    彩香にこんなに強い意志がありなんて思いませんでした

    前半の四代目のお父さんの話はとっても面白かったのでどんな展開が待っているのかと思えば


    まさかまさかの
    エンジェルフィックス


    いろいろな事件が絡み合いますが

    最後のオチはなんとも心温まるもの



    彩香が犯罪に関わっていなくて良かった…

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    2011年09月14日
  • 神様のメモ帳3

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    どうしてここまで不器用なのか、素直なのか捻くれてるのかよく分からないニートたちの綴る物語。
    今回もナルミの不器用さとがむしゃらさと馬鹿さが非常に際立っており、アリス風に言えば愚昧の一言に尽きるのですが、周りに諭されたり、自分で気づいたりして、少しづつ大事なことを確かめてゆく様がとても良いです。
    1巻と繋がる内容で、一晩泣き明かした後のような、切ないけど妙にさっぱりした読後感が素晴らしいです。

    それにしても、序盤からナルミとアリスがいちゃいちゃしまくりでビックリしました。個人的には2巻ぐらいの距離感が良かったんですが、まあラノベとして正しいような気もします。

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    2011年08月26日
  • 神様のメモ帳3

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    特訓してる時に何度もナルミが起き上がるシーン、
    ミンさんとの会話、面白いです♪

    彩夏戻ってきたーは良いけど
    結構切ないなぁ・・

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    2011年08月23日
  • 神様のメモ帳7

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    発売されるとすぐ買ってしまうラノベシリーズの1つ。(他は「バカテス」「電波女と青春男」「僕は友達が少ない」「変態王子と笑わない猫」などなど…)
    このシリーズは毎回「せつなさ」がそこかしこに転がっている。
    気持ちは通じあっても、それが実ることはほぼ、ない。
    設定をよくよく考えるとムリがあるストーリーもあるけれど、
    文章力が引き出す”すれちがいの不条理さ”を堪能できる作品。

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    2011年08月01日
  • 神様のメモ帳7

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     このシリーズはいつからか順番にレギュラーキャラにスポットライトを当てるように事件が起こってるようだが、今回は少佐の番で、事件の発端となる依頼は売り出し中アイドルからの父親探し。簡単な依頼と思われたがいくつかの事件が絡んできて、父親が退去拒否こだわる行動に隠されて意味が明かされた時にはまたこの作品が好きになった。

     それにしても、アリスの軟化ぶり(世間的にはデレという)はひどいものがあるが(笑)、単に好きになったからとかそんな話ではなく、前巻で指摘を受けたように、ナルミの真性ジゴロとしての力によるものが大きいことを今回も強く感じさせられた。固い殻で閉じこもっていても難なく侵入するところは男で

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    2011年07月30日
  • 神様のメモ帳6

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    個人的にはシリーズ中、一番よかったような気がする。典型的な乳要員だと思っていたミンさんに関わる事件を取扱い、最後の最後までナルミが大活躍だったのはおもしろかった。アリスがちゃんとできないことがあるバランスもそうだが、複雑すぎない仕掛けなのに全貌が最後まで見えない構成も気に入っている理由のひとつ。ストーリー的にはつながっているといってもよい短編もひとつ収録されている。

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    2011年07月23日
  • 神様のメモ帳2

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    今回も変わらず面白かった。
    ゲストキャラ、メオちゃんが可愛い!そして、4代目!ホントカッコいいよ。
    ナルミくん、今回はめちゃめちゃ頑張ったと思う。
    1巻は結構よむのが切なくて辛かったけど←いや、面白くないとかそういうわけではなく。
    2巻の終わり方は凄く個人的には好きです。
    3巻早く買わなきゃ!!

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    2011年07月17日
  • 神様のメモ帳4

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    まさかまさかの展開が多すぎてめくるページが止まりませんでした。

    煉次さんは本当に四代目を憎んでいたけど、それは偽りであって、


    四代目も四代目で、煉次さんに隠し通そうとしていて、


    熱すぎる話でした


    Tシャツの代紋を完成させたのが四代目だとわかったときのあの描写。


    自分があの場にいたらきっと号泣していただろうなぁ



    ナルミも熱かったです


    なんといっても
    1人で平坂組をまとめましたから

    「………兄貴に命預けます」

    しみる。



    巻を追うごとにアリスも成長しているように思えます

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    2011年07月14日