岸田メルのレビュー一覧

  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い(スニーカー文庫)

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    気になっていたので読んでみました。
    一見好き嫌いが分かれそうな印象だったので、迷いましたが…
    素晴らしかった。

    設定とかはどちらかといえばやや苦手なのですが、話よりも
    作者様の文章力というかに感動しました。

    自分も「M属性」があるので(笑)、主人公・泉水子にはとても感情移入
    出来、まぁヒーロー?の深行には本気でイラっとしました。
    が、読めば彼にも感情移入できるし、理屈っぽくなく
    徐々に2人の言動が変化していってるさまには唸りました。

    今後の展開も楽しみですね。泉水子の望む「普通の女の子」とは
    むしろ恋バナとかをすることではなくちゃんと自分の想いを
    話せる子になることこそと思います。
    彼女

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    2013年04月19日
  • 楽聖少女3

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    ルゥの過去に関わるかなり重要な伏線が回収され、全体を通じて重い雰囲気の一冊。いずれ聴覚の話は絡んでくると思ってましたが、ここまで重くなるとは。

    クラシックのように繊細かつ雄大な表現と、ユキのツッコミや散りばめられた小ネタに象徴される現代サブカルチャーの融合。相変わらずのハイクオリティでした。

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    2013年04月07日
  • 死神姫の再婚1

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    久しぶりに少女小説?ラノベ?に手を出した。アリシアのキャラが良すぎて重いはずの話もずいぶんライトな印象に。(笑)本棚にスペースが無いと言うのに全巻揃えてしまいそうな予感・・・置き場どうすんだ俺。(笑)

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    2013年03月25日
  • 神様のメモ帳

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    ネタバレ

    当時、人間関係や家族の事で凄くヤケになっており、お金を本に浪費していた時期に買いました。
    出会って本当によかったと思っています。
    数々の名言に救われました。

    アリスの「知ることは死ぬこと」これは勝手に自分に置き換えた解釈ですが、例えば、友人が毎度嘘の話をしていたとして、その嘘に気づかなければ私は友人に対して嫌な気持ちになることはありません。ですが、その嘘に気づいてしまったとき、疑い、嫌な気持ち=心が死ぬ。という解釈です。

    早く9巻出して欲しいものです。

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    2014年02月16日
  • RDG レッドデータガール(1)

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    原作が好きな作品が漫画化されても、特に手にとらないことが多いけれど、今度アニメ化もするし、表紙が可愛いので買ってみた。
    酒井駒子さんの泉水子も好きだけれど、こちらの泉水子もイメージに近くて♪

    最初の方は冷たさ100%の深行くん、怯える泉水子。
    そういえば深行くんってこんな奴でしたね…(苦笑)
    泉水子はじめじめしちゃってるけど、根暗ではなくて健気でかわいい。
    姫神も凛々しくて素敵です。
    ほぼ原作1巻分だけれど、和宮くんが本性を現すあたりまで収録です。

    絵もうまいし、原作にも忠実で、深行くんのツンデレ具合もそのまま表現されていて(笑)、原作ファンの人も楽しめると思われます。
    満足な一冊でした♪

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    2013年02月28日
  • 道果ての向こうの光~二人の聖女と遠い約束~

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    ネタバレ

    二巻目は聖女様の過去が詳しく語られてました。
    主人公と聖女様との意外(?)な関係などもでてきて、いっき読みしてしまいました…。
    最後の方の神話短編が個人的にはとてもお気に入り。
    酷な状況の人ばかり出てきてお話自体はシリアス一辺倒なのに、暗さではなく切なさを強く感じる物語でした。

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    2013年02月25日
  • RDG レッドデータガール(1)

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    楽しみにしていたコミックスです!泉水子が、深行が、視覚的描写で入ってくる!
    原作で話の筋は分かっているものの、漫画の魅せ方はまた違っていて比較するのが楽しかったです。
    それにしても泉水子かわいい。そして深行はいじめっ子だ…(笑)
    今後色々ありながら二人が仲良くなって行くのを知ってるだけに、もどかしくて、でも微笑ましい。

    まだまだ気になるキャラたちの登場を控えているので、続きが楽しみです。

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    2013年02月23日
  • 楽聖少女3

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    読むの疲れる、この作品。
    すごく痛々しいというか、悲壮というか、雰囲気がそんな感じなのに、何でユキのツッコミはここまで面白いんだろうか。
    ずっと悲壮な雰囲気が続く中で、そういうユキのツッコミが、少し息を抜かせてくれる。
    まだ終わるなよ、と思いながら、読みました。

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    2013年02月17日
  • 神様のメモ帳6

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    tai_key6@新ユーザー名考え中

    もう面白さは揺らがない気がする。物語の中には、沈痛な副旋律がなおも健在で、一層楽しめた。萌えに頼らないストーリーあるいは描写重視のライトノベルは思うほど多くはなく、このシリーズとの出会いには感謝している。 この巻に関して言えば、ミステリの部分に今までのような切れ味がなかったように思う。それでも十分面白いのだけれど。

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    2012年12月08日
  • 神様のメモ帳7

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    もはや安定の域。神メモはライトノベルなのにシリアスな、かつ現実味のある話題を扱ってくれる、貴重な存在。何巻でも続いてほしい。 …にしてもいまさらながらだが、ナルミとアリスのキャラがもう大変なことになっている。1巻を読み返すとすさまじい違和感に襲われる気がする…

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    2012年12月08日
  • 楽聖少女

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     高校生の少年が悪魔に19世紀のヨーロッパに連れて行かれて文豪ゲーテとして生きることになってしまう話。そこでルドヴィカという音楽家の少女や現実の教科書にも書かれているような音楽家(ただし変人にアレンジされている)たちに会います。
     こういう、異世界に行く話というのは元の世界での話が長いことがありますが、この本はほんの十数ページで19世紀に連れて行かれます。あくまで19世紀の世界での話が中心というかほぼすべてとなっています。
     19世紀と言いつつ電話とか列車とかが出てきたり、前述した悪魔などの魔術的な存在が出てきたりと、なんでもありな世界を舞台としています。終わりの方ではちょっとだけバトル物っぽ

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    2012年12月01日
  • 神様のメモ帳

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    ニートとは何か? その定義を再認識さしてくれる。
    大概の作品ではニート系の登場人物は脇役であるが、この作品はそれが主人公たちなのである。働くことに対して悩む実際のニートやフリーターの人が読むと、登場人物たちに同情できるシーンがあったりして面白いのではないだろうか。
    また、同時にこの作品は推理小説でもあるので、展開を予測する楽しみも兼ね備えている。

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    2013年03月22日
  • 神様のメモ帳

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    一人ひとりのキャラがたっていて面白かった。
    読み応えのある作品。

    今回話(事件)の中心になるのは麻薬ということで
    ラノベではなかなかない題材ではないかと思った。

    展開的にも引き込まれていくので
    どんどん読み進めるし面白かった。

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    2012年10月19日
  • 死神姫の再婚15 -怪物王子の死神姫-

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    ネタバレ

    相変わらずゼオルディスの狂気っぷりと、アリシアの天然ボケの数々でしたけど、やっと、カシュヴァーンが戻って来てくれました。

    挿絵を見ると、ずいぶん落ち着いた感じもしますけど、アリシアに久々に会って、うれしさの余り、かっこいい台詞が真っ白になっちゃったって、ちょっとかわいいかも。(そのあとにキザな台詞を言って、ルアークに突っ込まれてましたけど・・・。)

    しかも、折角会えたのに、そのあとはアリシアを避けまくってて、その理由がなんともまぁ・・・。理性と戦ってたんですね。みなの猛攻撃にも耐えたけど、あっさり罠にはまって、閉じ込められたあとのカシュヴァーンにはニヤニヤしちゃいました。よかったねー、アリ

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    2012年10月18日
  • 死神姫の再婚15 -怪物王子の死神姫-

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    もう終わっちゃうのかも?と思っていたので、まだ続いてくれるのがうれしいです。
    トレイスとルアークのコンビもおもしろかった!

    次巻は短編集。
    「家族」のわいわいした感じが見られるといいなぁ。

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    2012年10月16日
  • 楽聖少女2

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    恣意的なのではと思うほどに神様のメモ帳とキャラが被る、と書くと欠点にしか聞こえませんが、他作品の優れた要素を再構成した作品として、また別の輝きを持っているとすら感じさせるのですから驚きです。
    四十冊もの作品を書いてきた作者だからこそでしょうね。

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    2012年10月13日
  • 楽聖少女2

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    ヴェーバーさん登場。
    本物はともかく、このヴェーバーさんはカッコいいです。こういうキャラは好きです。兄貴な感じ。
    そして、ナポレオン。本物より勿論カッコいいです。ユキがハリウッドスターみたいって思う位。
    ゲーテの作品は苦手だけど、読んでみようかなぁ…

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    2012年10月08日
  • 楽聖少女

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    ゲーテとして19世紀のウィーンに転生した現代の高校生ユキとベートーヴェンとして存在する少女の話。好きな設定だと食いつきました。
    19世紀ではあるけれど、歴史とチョイチョイ違い、写真や電話が実在していたり、みんなの容姿が歴史上の肖像画とかと違っていたり、だけど、生み出される音楽やそれに伴うエピソードや
    時事は歴史にそうもので、面白いです。
    特に、出てくる音楽家達をツイツイ確認してしまいました。ハイドンやサリエリ、ベートーヴェンにモーツァルトちゃんと聞きたくなりましたっ!

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    2012年10月08日
  • 楽聖少女

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    ライトノベル?と思ってしまうぐらいに重厚な物語。それでいて知識のない人間にも読みやすく、19世紀への興味をそそらせる文章はさすがとしか言いようがない。最後のフレディの手紙は感涙もの。
    設定の時点で結末が最初から用意されているようなもので、続刊が出なくてもまったく違和感はない。けど、どうしても続きが読みたいと思わせる、そんな魅力を持った作品。

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    2012年09月30日
  • 神様のメモ帳8

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    今回は実質三部構成。一つ目は四代目のお父様との人情味あふれるハートフルな短編。二つ目は学校の後輩に依頼されるいつものノリな話。そして三つ目は、全ての始まりだった1巻の続きとも言える内容で、今回の本編。
    それぞれ独立した話なのだけど根底で繋がっていて、短編そのものが伏線といった風情。

    エンジェルフィックス事件が解決し、ある意味で、主人公ナルミの物語はこれで完結してまった。もやもやしっぱなしだった彩夏の問題もすっきり。
    これが最終巻と言われても、まあまあ納得がいく。ネタ切れ感も否めないし、ニート探偵団の手口もマンネリ化してきた。けどまだアリスの過去とかやってないし、ファンの一人として9巻を待ち望

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    2012年09月26日