ジョシュ・ラニヨンのレビュー一覧

  • アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐
    表紙からもしや新たな男が出てくる?三角関係?と当たりをつけながら読んでいきましたが、それどころじゃなかった。

    あまりにも突然すぎる急展開に衝撃。
    自身が同性愛者であることを認められないリオーダンが、アドリアンへの愛との狭間で葛藤しているのは伝わっていたけどそれ程だったのかと。でも自分を偽ってでも生...続きを読む
  • So This is Christmas
    ・元FBI捜査官×元宝石泥棒
    ・警部×FBI捜査官
    ・アドリアンシリーズ続編

    3本仕立て。
    アドリアンシリーズ目当てだったけど思いの外短編2作が面白く、続編(両カップルの幸せな蜜月)が読みたくなる作品。

    ・ジェイク×アドリアン
    好んで読まないリバ展開があまりにも突然で困惑したけど、上手い性描写の...続きを読む
  • 殺しのアート(3) マジシャン・マーダーズ
    総合評価:★4.8
    殺しのアートシリーズ第三巻。
    シリーズ物も三冊目となると中弛みしてくる物も多い中、初っ端からジェイソンが何者かに襲撃されるという衝撃的な展開に驚かされ、最後まで目が離せませんでした。(流石、ジョシュ・ラニヨン先生…私達の期待を裏切らない…笑)

    そんな訳で開始早々、満身創痍のジェ...続きを読む
  • 殺しのアート(2) モネ・マーダーズ
    総合評価:★4.5
    殺しのアートシリーズ第二巻。
    初っ端から殺人事件発生で、タキシード姿で現場に駆け付けるジェイソン。(ここの挿絵が素敵で悶えました笑)
    そしてサムと8ヶ月ぶりの再会。二人にとっては嬉しい再会のはずなんですが、どういう訳かサムがジェイソンに対して冷たい…!
    それどころか、ジェイソンと...続きを読む
  • アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影
    〈著者紹介〉
    ジョシュ・ラニヨン
    ゲイ・ミステリ作家。複数の受賞歴を持ち、十年以上もジャンルの先端を走り続けている。ゲイ小説ジャンルからスタートし、M/Mジャンルを牽引して流れを作ってきた作家の一人。ミステリからアクションまで幅広く執筆

    海外物、初ラニヨンです。
    読みやすい翻訳、魅力的な主人公、...続きを読む
  • 欠けた景色 In Plain Sight

    まぁ、良かった

    もう少し二人の話が見たかったかな〜。ハッピーエンドだから良かったけど、なんか元カレみたいなのでできたし…
  • 殺しのアート(1) マーメイド・マーダーズ
    最初普通のバディ物だと思って読んでました。びっくりしました。けど面白かったです。
    いがみ合っていたふたりの仲が事件をきっかけに進展する…というストーリーの中で、夜のシーンの描写がセクシーでドキドキしました。
    事件のことの顛末は蓋を開ければなんてことありませんでしたが、難解事件なんてものはなく、きっか...続きを読む
  • So This is Christmas
    アドリアンシリーズの『So This is Christmas』を含む短編集。『雪の天使』はFBI捜査官×元宝石泥棒。『欠けた景色』は警部×FBI捜査官。こちらのレビューは個別にあげていたので省略。どちらも好き。
    『So This is Christmas』は初見。二人で暮らし始めたアドリアンとジェ...続きを読む
  • 殺しのアート(4) モニュメンツメン・マーダーズ
    ついに4巻目まできてしまった。これまでのシリーズで一番ページ数が少ない。事件は、オランダ人の美術史家と、国家間で盗まれたと思われる美術品捜索のために、疑惑の人物を訪問するところからはじまる。
    まいどまいど、銃に対するジェイソンの様子が愛しいと思ってしまう私は性癖が歪んでいるのでしょうか……笑 危険な...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    面白いのは面白かったんですけど、ちょっと翻訳が邪魔になって集中することが難しかったです。特に、殆どの登場人物が男性にも関わらず、時々人称が彼(he)になっていてどっちの彼なんだよ!?と戸惑いました。
    さらに、大学の掃除スタップやエリオットのお父さんと第一被害者のお母さんの関係(説明長い…)とかが回...続きを読む
  • 殺しのアート(2) モネ・マーダーズ
    前半は二人の関係にやきもきし、中盤以降はサムの拒絶するような態度に理解をしつつも、いやでもそれって、時すでに遅しというやつでは……と尚更やきもき(ドキドキ)しながら読みました。
    ミステリー部分の結末もとても気になり、読み始めたらあっという間だった。ただ、人名が覚えられず名前が出てくるたびに前のページ...続きを読む
  • 殺しのアート(1) マーメイド・マーダーズ
    FBI捜査官二人の話。はじめはいがみ合っていた二人が、捜査をすすめながら徐々に打ち解けていく様子が良い。初めての夜のシーンはどきどきしてしまった。青春っぽさとは違う、大人の男二人の恋というのがまた良いんだよなぁ。最新刊の4巻まで買ってあるので、この勢いで全部読んでしまうと思います!

  • 殺しのアート(1) マーメイド・マーダーズ
    日頃流行歌ばっかり聞く自分がクラシック音楽を強いられているような状況というかちょっと難しかったです。展開についていくのが精々で、品の良い過ぎる作品に戸惑いましたが面白かったです。いやいやだったのに好き好きになる王道のパータンでした。
  • アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影

    ちゃんとミステリー

    海外ものなので、ちょっと日本人には理解し難い表現などはありますが、面白いです。
    BLに事件が絡む程度かと思いましたが、事件にBLが絡む程度です。
    少し釈然としないところもありますが、全体の雰囲気が素敵なので満足です。
    続きも読みます。
  • ウィンター・キル
    優秀でありながら出世コースから外れてしまったFBI捜査官と、地元を愛する田舎の保安官助手のお話。ずっと読みたいと思っていた海外BL(M/Mというべき?)を読めて大満足。殺人事件の捜査をしていくなかで二人の関係性がすすみ、声に出せなくともお互いに惹かれ合う様子がヤキモキして面白かった。事件の内容は、登...続きを読む
  • ウィンター・キル
    冬斗さんの訳と、草間さんのカバー絵でジョシュ・ラニヨンの作品を手に取ったのが何年前かなぁ。
    簡単な恋愛話ではないところが気に入っているのかもしれない。
    なかなか海外の話を理解するのは難しいと思うしできているとは言い難いが。

    続きがあればいいな。
  • フェア・プレイ
    事件の結末に考えさせられた。
    父ローランドと息子のエリオット、どちらの気持ちもよくわかる。
    正しいことだけが全てじゃないと行動するローランドの身勝手な優しさも、恨まれていいから父を守りたいと行動するエリオットの正しさも。
    「愛」を持たない側にいたタッカーがエリオットを支え、どうにかして寄り添おうと努...続きを読む
  • 殺しのアート(3) マジシャン・マーダーズ
    気ぜわしい時期に読むものではない・・・
    家事の合間に途切れ途切れに読むのはやめたほうがよかった(笑)。

    それにしても、この終わり方は・・・

    次巻はいつ?

    待ち遠しすぎる。
  • 殺しのアート(2) モネ・マーダーズ
    前作を読んだ時にも思ったが、犯人を追いつめるところまでは面白いのにそこから足早に過ぎていくのが寂しい。

    あとは二人の関係がもどかしいと感じていたけど少しだけ進展があったので良かった。
    今回はまさかのリバでビックリしたけど。
  • 殺しのアート(2) モネ・マーダーズ

    おすすめです

    殺人事件と推理、互いに好きなのに結ばれないもどかしい恋愛が、自分の呼吸の様に感じられる繊細な描写の作品です。恋愛と推理を一度に楽しめる今までにないものだと思います。しかし今回の「殺しのアート」はちょっと終わり方が残念。他の作品では主人公の二人の今後を覗いてみたいと思うのですが、その余韻が感じられない...続きを読む