ジョシュ・ラニヨンのレビュー一覧

  • 殺しのアート(1) マーメイド・マーダーズ
    プロファイラーという職種に弱い…しかも、BLならますます俺得としか。
    FBIの行動分析官×美術犯罪捜査官。ミステリーとBLが完全融合していて満足。BL主体で推理が適当とかだったらモヤモヤしちゃったと思うけど、リアルな情景描写と人魚に絡めた少女の殺人事件の真相を追うハラハラさせる展開にがっつり心を奪わ...続きを読む
  • フェア・プレイ
    良かった。前作よりはイチャイチャ度高め。
    エリオットの父親関連の話がメインだけど、
    タッカーのエリオットを愛しているからこそ、エリオットの家族も信じて受け入れるところ、
    タッカーの惚れた弱み感がすごいところ、エリオットの相変わらず的外れな苛立ち、
    喧嘩して険悪になっても別れることを一切想定しないエリ...続きを読む
  • [単話版]So This is Christmas

    2人のその後

    紆余曲折を経て、ようやくくっついたアドリアンとジェイクのラブラブなその後。
    とはいえ、家族の問題しかり仕事の問題しかり、何かとトラブル体質なアドリアンの周りは賑やかというか何というか。
    でも、喧嘩しそうになっても相手の為にグッと我慢したり、そんなところに2人の相手を想う強さが見えたりして、しみじ...続きを読む
  • フェア・プレイ

    おもしろいです

    アドリアンシリーズのほうが好きですが、このシリーズもやっぱりおもしろいです。関係がこじれた時の二人の会話や思考にリアリティーを感じるというか、共感します。
    事件の展開は先が読めず面白いし、真剣で愛情深い二人の関係性が好感が持てて好きです。このあと、また、事件による波乱がありそうで、続きが早く読みたい...続きを読む
  • フェア・プレイ

    ぐっと進展

    今回はエリオットとタッカーの関係だけでなく父親や母親との関係が深く絡んできていて、また、ローランドの過去を通して米国社会の抱える一面も描かれていて、より厚みがあって面白いストーリーになってた。ミステリーの部分だけでなく、ふたりがお互いの立場やプライドと関係性に悩み、絡まった愛情の両方を解すためにエリ...続きを読む
  • So This is Christmas

    クリスマススペシャル。

    三篇の短編と、それにまつわるショートストーリーが二本。
    ・宝石泥棒とFBI
    (そのショートストーリー)
    ・地方警察官とFBI
    ・アドリアンとジェイク
    (そのショートストーリー)
    アドリアン・イングリッシュのシリーズを読んでいた方なら間違いなく楽しめる内容ですね。
    シリーズ終了後の二人の...続きを読む
  • アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影

    探偵もの?

    探偵ものとして読んでも、先が読めない面白さがあるし、恋愛ものとして読んでも、人物の気持ちの動きにリアリティーがあります。
    事件としては、3冊目の海賊王の死が特におもしろいと思いました。ここからストーリーも劇的に進むので、先が気になって、続刊を読み終えるまで眠れず、徹夜しました。
  • フェア・プレイ
    またこの二人の物語を読めるとは……!進展した二人の仲のよい様子を見られるのも嬉しいけど、なんといってもエリオットの父親の青春時代が、あー日本だけじゃなくアメリカもそんな感じだったのかー……と読んでいて感慨深かった。青春の終わり、というフレーズが頭に思い浮かんだり。読み応えがあるのにあっという間に読ん...続きを読む
  • アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ

    うそ〜ぉ!

    完結?!ウキウキ読み始めてまた相当なドラマを見せてくれる訳です、憑き物落ちた(?)ジェイクの変貌には眼を見張るものがあってやっとアドリアンにも安寧が、、とホクホクしてたらなんとなんと翻訳家のあとがきで「おしまい」と判明。OMG!終わり方が含み多いってゆーか単純にもうちょっとその後の2人を読みたいって...続きを読む
  • フェア・ゲーム

    翻訳BLハマりました。

    この作家さん好きです。
    アドリアンシリーズに比べると1冊完結ものなので、掘りさげに欠ける部分はあるかもしれませんが、よくできています。

    BLライトノベルと一般書籍の中間の作品で、エンタメ度も高いです。
    日本BLはドリーム色が年々酷くなっている印象なので少しリアリティ路線を含んだ こういった...続きを読む
  • アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐
    何度も手をとめて、まさかまさかと成り行きを見守り・・・え~ん・・・。
    以下続刊!を待つしかない身の上で、もうもう、切な過ぎる~!!
    分厚くて物語としての読み応えは十分ですし、とても面白かったです。
    ここで焦らすのは仕方ない・・・と納得はできるんだけど・・・早く読みたい~!!
    次巻は2月ごろとのことで...続きを読む
  • アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影

    まだ続編ある?

    3巻現在⭐️5です。BL/ML要素よりも見事なミステリー仕立ての構成が読み応えあって(一般的に言うミステリーカテの書籍と比べてではありませんBL/MLカテにおいて、と言う意味で。)筆力ある作家さんプラス翻訳家の方の言葉選びのセンスの良さもあり面白くてグイグイ引っ張られます。フェアゲームよりさらに複雑...続きを読む
  • フェア・ゲーム

    面白い!

    上質なBLプラスミステリーです。
    翻訳特有の文章ではなく
    比較的読みやすかったです。

    タッカー、かっこいい。。
    エッチな場面で過剰に喘いだりしない所が逆に萌えました。

    もっと他のも読みたいです。
    草間さんの絵も素敵だけど
    外人は、やっぱり天野瑰さんの絵で
    是非よみたいです!
  • アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影
    深く優しく甘いのに残酷な、ゲイ文学独特な香りがありながらも、どこまでもエンターテイメントで、読む者をワクワクさせてくれ、更に楽しく切ない小説です。
    主人公のアドリアンが経験する世界は、ゲイでなければ経験しない世界であり、それは、単純にマイノリティーという枠には収まらない、複雑なこの世界を美しくも陰鬱...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    BL(というにはファンタジーさが少ない、けどそれがいい)とミステリーの融合。どちらも読みごたえあります。
    翻訳ものはジャンルに関わらず余り読まないのですが、程よい固さで読みやすかったです。表紙買いしたのですが、買って良かった。
    解説の三浦しをんさんは暴走しすぎじゃないかな!(笑)読んでて目をそらした...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    BLの翻訳物?と思い手に取ったんですが、正直BLに分類するのはもったいないと思いました。
    男性同士の恋もありますが、それ以上にミステリーやアクション、そして人間関係等が面白く、いわゆる日本のBL小説以上の読み応えを感じました。

    日本のBLのテンプレート化やオープンさ(よく言えばおおらかだけど悪く言...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    草間さかえ先生の眼鏡がすてきな表紙と、翻訳モノの珍しさに惹かれて購入。海外ミステリなために湧いてくる事件の緊迫感が、普段読んでいるBLにはなかなか無い新鮮な感じでした。その反面、主人公とタッカーの関係が日本のBLのテンプレを踏襲していて謎の安心感。主人公が堅物眼鏡に見せかけてタッカーに再会するたび発...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    新書館さんが面白いことしたな、という興味本位で手に取った。本屋からの帰りにバスの車内でぱらぱら捲り、これは本腰を入れて読まねばと思い数日間放置。
    風呂に入る前にちょっと、と思い読み始めたら止まらず、気づけば1時間以上経過していた。

    骨太のサスペンスを読み切った気分。取り敢えず母に読ませて感想を聞い...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    FBI捜査官×負傷でFBIを辞した大学講師の犯罪ミステリ。受け視点で展開。体の繋がりはあれど恋人でない曖昧さで別れ再び引き合いかき乱される感も楽しく。ライバルと恋人が同居するカプ好きにオススメ。予想以上にBLの体でした。
  • 殺しのアート(5) ムービータウン・マーダーズ
    総合評価:★4.0
    殺しのアートシリーズ第五巻。
    初めて一巻を読んだ時にあまりの面白さに衝撃を受け、それからなるべく長くこのシリーズを楽しみたいと思い、あえてちまちま読み進めていたのですが、とうとう最新刊に追い付いてしまいました…(T-T)

    今回もサムの出番はかなり少なめ。ジェイソンが前回の汚名を...続きを読む