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オレゴン州の辺境の林道で埋められた死体が発見された。要請を受けてやってきたFBI特別捜査官のアダム・ダーリング。彼は、ある事件の判断ミスにより、死体安置所パトロールという不本意な役割を命じられていたのだ。調査の結果林道の死体はFBIが調べていた連続殺人とは無関係と判断され、翌朝にはロスにトンボ帰り。その晩ひとり訪れたレストランでアダムは保安官助手・ハスケルとほんの一瞬、目が合った。今夜が過ぎれば二度と会うまい――一夜限りのはずだった。
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ミステリー,推理
フェアシリーズ、殺しのアートシリーズとはスピンオフ的な作品。ミステリー映画のようでおもしろい。
Posted by ブクログ
総合評価:★4.0 久しぶりにジョシュ・ラニヨン先生の作品を読みたいと思い、殺しのアートシリーズのメンバーも登場すると噂のこちらの作品を読んでみました。 一冊完結ものですが、やっぱりラニヨン先生の紡ぐ物語は面白いですね。恋愛要素は少なめでしたが、その分、推理・サスペンス要素がしっかりしていたので読み...続きを読む応えもあり、かなり満足度高めの一冊でした。 因みに殺しのアートシリーズからはJ.Jとサムがちょい役で登場するのですが、この作品内のJ.Jは決して良い奴とは言えないですね。アダムを含め、ほぼ全員から嫌われているという(笑) そしてサムですが、相変わらず存在感と威圧感があり過ぎて笑ってしまいました。サムはどこに行ってもサムなんだなぁ。(そしてそんな彼をメロメロにさせているジェイソンの凄さと魅力について改めて考えるという…笑) アダムは優秀だし、勘も鋭いのでサムの班に加わってほしいなと思っていたのですが、あの終わり方から察するに、もしかしなくてもアダムは仕事よりも恋愛を選んだって事なのかな。 まぁ、そういう生き方もアリだと思うし、本人がそれで後悔しないならそれでもいいけど、個人的にはアダムはそういう生き方を選んでほしくなかったなぁ…。 ていうか、ロブもロブで、彼は確かに優しいし魅力的な男性だけど、田舎に染まり過ぎて私情に走りがちな印象があって、プロ意識に欠けるというか、警官としてそれはどうなの?と、思う所が何度かあったので、個人的にはあまり好感が抱けなかったんですよね。 これでロブが最後、遠距離恋愛を受け入れてアダムの仕事を応援する立場でいてくれたら好感度爆上がりだったんですけどね…。 アダムとロブ、お付き合いを始めたとして果たして上手くいくのでしょうか…。続編がないので二人の未来についてはラニヨン先生のみぞ知る、って感じですかね(笑)
冬斗さんの訳と、草間さんのカバー絵でジョシュ・ラニヨンの作品を手に取ったのが何年前かなぁ。 簡単な恋愛話ではないところが気に入っているのかもしれない。 なかなか海外の話を理解するのは難しいと思うしできているとは言い難いが。 続きがあればいいな。
モネ・マーダーズを読んでから読んだので余計に楽しめた。カップル二人は今までの作者の中でも一番好き。 殺人事件部分はちょっと納得いかない?理解しきれないところもあったので、もう一回読もうと思います。
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