末次由紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この巻のカバー折り返し(この部分いつもなんて表現すればいいのかわからない…何か呼び方があるんだろうか)の歌が「秋の田の…」の天智天皇の歌であるというのがなんだかとても象徴的。百人一首の第一首目にして、和歌史のはじまりの天皇の歌。
いよいよ始まる名人・クイーン戦。
今回は詩暢ちゃんの内面に迫ってる感じです。
陣決めの札が面白かった!雑学!
連戦の上二試合同時展開だから一つ一つの試合が薄めなのが残念な気がしないでもないけど、でもどっちも主役が戦う試合じゃないし、全部全力で描かれていてもアレなんだろうなぁ。
そしてそろそろ千早や太一の活躍が見たい。 -
Posted by ブクログ
最初、マンガの本編と、物語進行のテンポが違うことや、登場人物のセリフが違う(日本語としてかなり整備された言葉遣いになっている)ことが気になってしまったが・・・だんだん引き込まれていった。
それに、マンガではよく分からなかったカルタの技(例えば「渡り手」)などがどんなものかも、しっかり説明されていて、それもとてもよかった。
新をはじめとする、綿谷家の暮らしがきちんと書かれているのがすばらしい。
衰えていく大好きなお祖父ちゃんを支える新の気持ちが痛々しかった。
それから、マンガではあまり大きく扱われない、隣の家の由宇ちゃんがとても存在感がある。
なんだか、このままだと千早とではなく、新は由宇と結 -