豊田美加のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
感想
スペック限りないな。
小説では時々映像が思い浮かばないことがある。映画見るしかないかな。
あらすじ
ファティマ第三の預言はスペックホルダーの暴走なのか?御前会議でシンプルプランについて話し合われていた。
ニノマエは、世界を牛耳ろうと御前会議を乗っ取る。マダム陽と伊藤淳史を仲間にして、警視総監と刑事の里子の子供の潤を人質に取る。
津田と当麻、瀬文は御前会議が開かれていた建物に乗り込み、マダム陽と戦い勝つがニノマエはいなかった。
ニノマエと伊藤がいる建物を特定し、突入する。津田が自爆するが、二人は倒せず。当麻が、キャリーバッグの電流仕掛けでニノマエを倒す。ニノマエは当麻の弟のクロ -
Posted by ブクログ
先輩刑事・大上の遺志を継いで暴力組織を取り仕切っていた広島の若き刑事・日岡秀一と、日岡により壊滅状態に追い込まれた五十子会の復讐に燃える男・上林との死闘を描いた作品。
柚月裕子の著作「孤狼の血」と「凶犬の眼」の間で日岡に起こった出来事や駐在になった経緯がわかる興味深い作品だった。著者が異なるものの、違和感なく楽しめた。
ただ、ストーリーどうこう以前に、上林による凄惨な殺人の描写がとても痛々しい。
読みながら、思わず身悶えてしまった。
このグロさを映像化してるんだから、映画は、怖くて見れる気がしない。
脳内映像で上林=鈴木亮平は、十分大暴れしたので、もう、お腹いっぱい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの手の小説をあまり手に取らないため、あまりにサクサク読めることに驚いた。情景描写やモノローグが少なく、会話文が多い。
順の全面緘黙は、物語を書く才能を生み出した。
昔、谷川俊太郎とねじめ正一の「詩のボクシング」と言う即興詩を語り合う番組があった。「ラジオ」をテーマに谷川俊太郎が作った詩は、確かこんなだ。
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書かれた言葉は消せる。
消しゴムで、修正インクで、パソコンのデリートキーで
でも、言った言葉は消せない
だから、忘れてください
今日、私が言ったこと、みんな忘れて帰ってください
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