豊田美加のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
豊田美加『ヤクザと家族』角川文庫。
同名映画のノベライズ。
家族も安住の場所も作れずに、ヤクザを続けるしか生きる術の無い不器用な男の哀しい物語。世の中にはヤクザよりも筋の通らぬ悪事を働く奴等が大勢居るにも関わらず……
父親を亡くし、天涯孤独の自暴自棄となった少年・山本賢治は仲間と暴力と犯罪にまみれた日々を送る。ある日、山本は柴咲組の組長の命を救ったことからヤクザの世界に足を踏み入れる。
昔ながらの義理人情を重んじる柴咲組と敵対する新興経済ヤクザの侠葉会。山本は侠葉会との抗争で14年間服役する。出所後に待ち受けていたのは時代が変わり、衰退した柴咲組と世間の冷たい風だった……
本体価格640円
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Posted by ブクログ
韓国の映画を日本用にリメイクした作品。
最初の5分くらいは方向性が見えにくいんだけど、事件の発端が見え始めると、見やすくて面白くなる。
話の筋というか、こっちの方向に注意を向けさせたいんだなという作り手の意図が明確で安心してストーリーを追える。 ちょっとアレ?と思うところはあれど、先にきちんと引っ張ってくれるので迷うことはそうない。 構成を分解してみたくなるような作品。 おすすめ。
(以下ネタバレ雑感) 木村刑事がいきなり定年後の生活を騙り始めてからの死亡フラグ回収は早すぎるだろう。刑事が単独行動できすぎでは。 吉野刑事も完全に無駄死にで可哀そう。真犯人が銃を持ち去らずに放置したのはなぜか。ヒロインが使うためなんだろうけれど、もう少し必然性というか、なんかないのか。 真犯人が半裸で解体動画取るくらいだから何かしらの主義主張がありそうなのに趣味です、ってそれでいいのか。もう少し拘りがないのか。こだわりがあるからレイサは生きていた……となっていた方が納得がいく気が。なぜキョウコはすぐに殺され、レイサは生きていたのか、ややご都合主義な感じ。レイサが生きてるなら木村刑事も吉野刑事も生き延びててもいいじゃない(これが言いたかった)。
ただ、なつめが、目の見えないという不利さと聡明さを併せ持つ魅力的なキャラクターであることと、目が見えないとしか思えないような違和感を感じさせない演技を見せてくれることはとても見ごたえがあり、面白い。 春馬君が捜査に協力する理由もなんとなくはわかるけれど、なつめが春馬君のそんなところに気づかないのがもどかしいような、事件優先だからしょうがないような。
全体的に尺が足りないのでは? 撮られているけれど、時間の都合上カットされているシーンが多そう。 -
Posted by ブクログ
2015年12月に本邦で公開された映画が、2016年6月に東映ビデオから発売された。本編は132分の長編。映画の公開は、オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号の海難事故から125年目の節目となっている。
1890(明治23)年、親善使節団として日本を訪れたオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が、明治天皇への表敬を果たしての帰途、熊野灘で暴風雨に遭遇し串本町大島の樫野崎灯台付近で座礁大破した。オスマン・パシャ司令官以下将兵ら500人以上が命を落とした。串本の地元住民が救助に乗り出し、69人の乗組員を母国へ生還させた。時を経て1985年、イラン・イラク戦争中、日本政府は戦時状況を理由にテヘラン在留邦人の救出を断念したが、トルコ政府はテヘランに彼らのために救援機を派遣した。これらの感動的な親交の物語が日本/トルコ両国合作映画として製作されたもので、公開当時話題を集めた。
映画では船のシーンが多く、ストーリーを追わなくても映画が楽しめる。トルコ出航時のセレモニーや船上の様子、また、嵐に遭遇している船や操船の様子などが興味深い。撮影にあたり、船のセットはトルコにて設営されている。屋外セットでは、船員の日常風景、また屋内セットでは、甲板の嵐の再現、また機関室のセットでは座礁時が再現されている
この映画で使われた模型については、2016年10月9日付けのブログ「トルコ軍艦エルトゥールル号の模型、本州最南端・串本町を訪れる」をご参照ください。