あらすじ
スペックホルダーを壊滅させるシンプルプランの正体が明らかになった。何者にも代えがたい仲間の命を犠牲にして……。ファティマ第三の予言とは? ガイアの意図とは? 当麻と瀬文の運命は? 感動のクローズ!
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Posted by ブクログ
感想
壮大なストーリーになったな。
これはこれとしてファティマ第三の預言って気になる。
あらすじ
当麻はプロフェッサーJが湯田であることに気づく。湯田は警察病院に匿われていたスペックホルダーを殺し、ウィルスを拡散させる。
当麻は湯田を追うためにスペックを使うか使うまいか迷うが、スペックを使って八咫烏へと変化し、世界会議を襲う。
その頃、セカイと潤は世界を滅ぼすため、核戦争を起こそうとしていた。ユダもそこに駆けつける。彼ら、先人類がガイアの意思として世界をリセットしようとしていた。
当麻はソロモンの鍵として召喚されるが、世界たちの意思に反してセカイたちを阻止する。冥界へセカイとユダを道連れにしようとした当麻。コントロールが効かなくなりそうなところを瀬文がトドメをさす。
世界は元通りに戻った。
Posted by ブクログ
SPEC最終章。私はまだテレビドラマの「SPEC」しか見たことがない。そのため劇場版はまだ見ていない。あのSPECがこんな形で終わりを迎えるとは思ってもみなかった。2人が出会い、様々な事件に遭遇し、絆が強くなり、最後には・・・・。
まさかまさかの展開でショックだったが最後の終わり方が好きだ。
Posted by ブクログ
実は「天」を読んでいないことが発覚^^
?〜?は映像を先に見ていたからイメージできたのだけど、
やっぱりイメージがついていかなかった・・・
映画みたい〜
Posted by ブクログ
映画を見た後で読んだけど、やっぱり哀しいラストだなぁ。
結局パラレルワールドな話の展開になってしまうとそれ以上何も言えなくなるというか…でもSPECは大好きな作品なことに変わりはない。
Posted by ブクログ
ちょっ、
と、
待て。
(多大なネタバレが含まれますご注意くださいませ)
頭の中に喧騒が溢れるようで、とにかく頭がうまく廻らない。
なんだ、この、終わりかたは。
報われないじゃないか。
いや、幾人かは、救われた、というか、別の道が示唆され、スペックなんてものがなかったことにされ、生き続ける。それはまた別物でそんな幸せがあったっていいとは、思う。
だがしかし、眼窩を潰される瀬文さんと、瀬文さんを信じ瀬文さんに射殺という名の自害をした当麻がいくら考えても救われない。
≪ケイゾク≫でも、柴田は最後かばって死んだ(と思いきや記憶喪失で生きてましたエヘッていう映画版がつくられましたがね)。
私服警官たちに足蹴にされ眼窩が、右目が潰され顔の半分が化物のようになってしまった瀬文さんを見たら、当麻は立ち直れない。
なんだよこれ。なんなんだよぉ。
集大成がこれって、そりゃあまあ、現実なんてそんなもんですよ奇跡がしょっちゅう起こるかっつったらそんなんじゃあない。だがね、信頼して信頼してそして達観しつつも結局手にかけるという選択肢しかなくてそれを選ばざる状況に置かれそれを選択したらフルボッコって、そりゃねえよお。
野々村と吉川は相も変わらず変な事件の捜査でやいのやいの。
美鈴と地居が付き合っていて初々しさを醸し出している。
馬場は事件を解決し、鹿浜はそれを拍手し。雅ちゃんはだれかを選ぼうとして警官や犯人たちから俺がと叫ばれる。
おい、おい。
当麻の魂は孤独に透過していく。
じゃねーよ。
なんっじゃそりゃ。
ふざけてんのかてめえ。
とどのつまりはスペックホルダーなんて、なかったものになっちまって、みんな生き返って、それぞれの人生を謳歌して、はいおしまい、ってか。
平行世界、つまりはパラレルワールド、そういう世界もある。
じゃねーよ。
なっにが五十年スパンだ。ふざけてんじゃねえ。このラストを飾るのに五十年なんかかけてみろ、ふざけんなと怒鳴るだけじゃ済まされねえ、いや済ましたくない。
里子をかばった潤がいたのは救われたけれども。里子が幼い潤のために、誕生日を祝ったり、熱を出した潤のために病院を駆けずり回ったりといった場面は涙がとまらなかった、が。
映画がどうなるのかはまだ観ていないからわからないが、この原作自体が脚本をもとに書かれているから大筋はこうなるのだろう。
……この追いかけてきた三年間をぶち壊された気分だ。
Posted by ブクログ
SPEC1~3、SPEC-翔-、劇場版SPEC‐天‐、SPEC-零-、劇場版SPEC-結-漸ノ篇と続いてきたSPECのいよいよ完結編。
対誰かとの戦いというより己との戦い。
トウマとセブミの絆のラスト。
場面描写が多いせいで山場があまり感じられなかったが映像でも似たような感じだったのでそれは致し方なし。
ノベライズの醍醐味でもある主役二人の心理描写がもっとあって欲しかったように思う。
シナリオverも所有しているが、今はやっと終わった感が強いのでそちらはもう少し時間が経過してから読んでいきたい。
Posted by ブクログ
映画ノベライズ本の完結編。一気に終わらせようとした感が無きにしも非ず。映像で見ればわかる部分もあるのかもしれないが、言葉では表しきれないところもあったのではないかという感じがして、多少消化不良。映画では描いていない内面の記述もあるので、両方を見ることで理解の助けになるのかも。物語の終わり方が、まるで続編でも作ろうとしているかのようで、引っ張るなぁと言う感じ。最近のテレビドラマもそうだが、完結編にするならきちんと終わらせて欲しい。中途半端に続編を作ると、逆にファンが離れてしまうのでは?