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Posted by ブクログ
映画を見た後で読んだけど、やっぱり哀しいラストだなぁ。
結局パラレルワールドな話の展開になってしまうとそれ以上何も言えなくなるというか…でもSPECは大好きな作品なことに変わりはない。
Posted by ブクログ
ちょっ、
と、
待て。
(多大なネタバレが含まれますご注意くださいませ)
頭の中に喧騒が溢れるようで、とにかく頭がうまく廻らない。
なんだ、この、終わりかたは。
報われないじゃないか。
いや、幾人かは、救われた、というか、別の道が示唆され、スペックなんてものがなかったことにされ、生き続ける。それはまた別物でそんな幸せがあったっていいとは、思う。
だがしかし、眼窩を潰される瀬文さんと、瀬文さんを信じ瀬文さんに射殺という名の自害をした当麻がいくら考えても救われない。
≪ケイゾク≫でも、柴田は最後かばって死んだ(と思いきや記憶喪失で生きてましたエヘッていう映画版がつくられましたがね)。
私服警官たちに足蹴にされ眼窩が、右目が潰され顔の半分が化物のようになってしまった瀬文さんを見たら、当麻は立ち直れない。
なんだよこれ。なんなんだよぉ。
集大成がこれって、そりゃあまあ、現実なんてそんなもんですよ奇跡がしょっちゅう起こるかっつったらそんなんじゃあない。だがね、信頼して信頼してそして達観しつつも結局手にかけるという選択肢しかなくてそれを選ばざる状況に置かれそれを選択したらフルボッコって、そりゃねえよお。
野々村と吉川は相も変わらず変な事件の捜査でやいのやいの。
美鈴と地居が付き合っていて初々しさを醸し出している。
馬場は事件を解決し、鹿浜はそれを拍手し。雅ちゃんはだれかを選ぼうとして警官や犯人たちから俺がと叫ばれる。
おい、おい。
当麻の魂は孤独に透過していく。
じゃねーよ。
なんっじゃそりゃ。
ふざけてんのかてめえ。
とどのつまりはスペックホルダーなんて、なかったものになっちまって、みんな生き返って、それぞれの人生を謳歌して、はいおしまい、ってか。
平行世界、つまりはパラレルワールド、そういう世界もある。
じゃねーよ。
なっにが五十年スパンだ。ふざけてんじゃねえ。このラストを飾るのに五十年なんかかけてみろ、ふざけんなと怒鳴るだけじゃ済まされねえ、いや済ましたくない。
里子をかばった潤がいたのは救われたけれども。里子が幼い潤のために、誕生日を祝ったり、熱を出した潤のために病院を駆けずり回ったりといった場面は涙がとまらなかった、が。
映画がどうなるのかはまだ観ていないからわからないが、この原作自体が脚本をもとに書かれているから大筋はこうなるのだろう。
……この追いかけてきた三年間をぶち壊された気分だ。
Posted by ブクログ
SPEC1~3、SPEC-翔-、劇場版SPEC‐天‐、SPEC-零-、劇場版SPEC-結-漸ノ篇と続いてきたSPECのいよいよ完結編。
対誰かとの戦いというより己との戦い。
トウマとセブミの絆のラスト。
場面描写が多いせいで山場があまり感じられなかったが映像でも似たような感じだったのでそれは致し方なし。
ノベライズの醍醐味でもある主役二人の心理描写がもっとあって欲しかったように思う。
シナリオverも所有しているが、今はやっと終わった感が強いのでそちらはもう少し時間が経過してから読んでいきたい。