真刈信二のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
おもしろい
大坂夏の陣の後、敵討ちのためにヨーロッパに渡り傭兵となったある一人の男の戦いを描いた歴史漫画の第一巻。
舞台は1620年のヨーロッパ、ドイツ南西部に位置するプファルツ選帝候領。
スペインとの戦争のために兵士たちは備え、戦いを避けて逃げてきた者を受け入れていた。
そこにオランダからやってきた一人の傭兵が援軍として加わった。
オランダにいた時は500人いた仲間もスペイン兵の圧倒的な人数を聞いて逃げ出し一人となってしまったらしい。
男の名はイサック。
イサックが逃げなかったのは親方を殺した仇がスペインと傭兵契約を交わした事を知っているからだという。
一人戦力が加わったとして劣勢には -
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ここから始まる
ここから始まるイサックの第1巻。
舞台は、後に30年戦争と呼ばれる激しい戦いの最中にあった17世紀の神聖ローマ帝国。そこに傭兵として現れた主人公の日本人! 遠く日本を離れ、ヨーロッパ大陸までやってきた彼の目的とは!? 壮絶な戦い始まりの第1巻。やっぱり真刈信二先生は最高の骨太エンターテイメント! -
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交渉人、かつ拷問我慢人
難事件の交渉にあたる主人公のお話ですが、
初期シリーズからの名物(?)は、
拷問シーンです。
毎回、敵に珍しい拷問をかけられるので、そこが見ものだと思います。 -
Posted by ブクログ
民族浄化を図るドゥフの「永久機関」を防ぐ為に武力で鎮圧すればよい、ではなく、この「永久機関」を止める為に交渉が必要である、と言う話の持って行き方が『勇午』シリーズの展開に相応しい。
映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』、漫画『東京喰種』、小説『虐殺器官』、最新のテクノロジーのドローンなど、イメージを喚起できる作品が自分の中に在り、20年もこの作品が描き続けられていたことに感服。勇午はこれからも交渉人のプロとして交渉の旅へ出かけて行くのだろうが、とにもかくにも楽しませてくれて有難う、と言いたい。また1冊目から読み返したい、勇午の奇跡を。