朝比奈秋のレビュー一覧

  • あなたの燃える左手で

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    ネタバレ

    他人の体と繋がることはどういうことなんだ?
    本文にも出てくる、"他人を意のままに動かすことができるのか?"答えはNo。
    私が司令塔であり、命令を下す側であり、手を従わせなければならない。
    "自分の体"とは、他人を受け入れるということは、自我や受容について、少し医療の倫理的な視点もあって自分と他人の「境界線」についてめちゃくちゃ考えさせられた。

    でもまさか、境界線に対して、国境の話が入ってくるとは思いませんでした。国と国の境目の話が出てくるのがとんでもなく説得力がでて、後半泣きながら必死に読んだ。

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    2025年09月03日
  • 受け手のいない祈り

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    はじめは、あまりに過酷な労働環境に、お医者さんて大変だなあ、たまに行く総合病院のお医者さんも、皆疲れていて、お休みあるのかなあ、なんて思っていたので、同情するような気持ちで読んでいましたが。
    だんだんとみんなが狂ってきて、怖くなってきて、これからどうなるの?と気になって、あっという間に読み切りました。こんなに早く読んだのは久しぶりです。
    確かに、医者が昼も夜も働き続けるドキュメンタリーやドラマって、医者をヒーロー化して、医者は特別な人として捉えていて、こんな働き方おかしい!って思ったこと無かったかもしれません。
    私が年老いた頃には、もう医者が少なすぎて診てもらえなくなるかも、と怖くなります。
    どうしたら良いんでしょうかね?

    朝比奈秋さんの本はたぶん全部読んでいますが、1番読みやすいと思いました。

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    2025年08月31日
  • 植物少女

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    植物状態の母の横で娘は日々成長していく__
    病室という閉ざされた世界で、2人だけの秘密のような時間が積み重なる。意思疎通が出来なくとも、怒りも愛もぶつけ合うことはできるのかもしれない。
    『お母さんはどんな人だった?』その問いへの答えが心を掴んで離してくれなかった。

    花の盲端は途中リタイヤしそうになったので大丈夫かなと不安に思いつつ、書店で1ページ目を読んで購入。生々しい描写に顔を歪めてしまう所もあったけど、目を逸らしたくないと思った...生きるって綺麗事じゃない。

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    2025年08月15日
  • あなたの燃える左手で

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    ヨーロッパで暮らすアサトは、左手を失ってしまうが、他人の手を移植される。
    自分ではない異物との戦いを、ヨーロッパの人種や国境問題と絡めて描く。

    私たちは、自分を守るため、細胞レベルで、個体レベルで、生まれついた人種として、あるいは国として、他者と戦わなければいけないのか。それとも、受け入れて共存できる道を探さないといけないのか。
    理論や科学、理想を超えた我々に染みついている感情をどう落ち着かせていけるのか。

    傑作。

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    2025年07月05日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    どれも共感する。
    これから医師として働く自らの身に降りかかりうる未来と考え、深くしかしながら一瞬のうちに読破した。

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    2025年06月04日
  • あなたの燃える左手で

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    ネタバレ

    日本で生まれ育ったら、感覚的に国境を理解するのは難しい。島国ゆえの呑気さがたしかにあるのかもしれないと気付かされた。
    厳しい言葉でありながら日本人の本質を突くドクトル・ゾルタンの考えは、日本という国と日本人を客観視する目線を与えてくれた。自らのことや身の回りのこととなると思考の偏りがどうしてもあるものだ。
    他者とのコミュニケーションによって思い込みが取り払われることが往々にしてあると思う。それを、一冊を通してゆっくりと浸透させていくように読者に語りかけてくれるので拒絶反応は起きない。
    「移植はな、君らみたいな、切り取ったら終わりの治療とは違うのだよ」ゾルタンのこの台詞には、過去も未来も、国や人の在り方も内包していて思わず唸った。
    領土を奪い、また奪われていくことの意味や感覚を、移植手術を通して語るという視点が非常に興味深かった。
    アサトの体は他人の左手を受け入れる方向で進んでいる。そこに衝突はあっても苦しみながら受け入れる。その過程と結論が重く響く物語だった。

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    2025年05月09日
  • あなたの燃える左手で

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    読み始めは少しきついかな?と思ったけど、読後は、読んでよかった、という感想になりました。
    こんな内容の本に出会ったことがありませんでしたが、一度読んでもらいたい本です

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    2025年03月10日
  • あなたの燃える左手で

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    朝比奈さんの話は2作目。
    面白かったです。心が揺さぶられて私の今年ベスト3入りしそうな予感です。

    まず、フィンランド語の訛りを日本の方言で表しているところ。フィンランド人が「ごめんやでー」と言っているの最高だった。フィンランド語を聞いて日本人である主人公が脳内変換してると面白い。静かに、この物語を緩くさせるような効果があった気がする。

    次に移植のこと。
    自分がいかに移植について深く考えた事がなかったことに気づいた。手は生活する上で大事な場所で、そしてよく目に入る。
    私は車で信号待ちしているときに手荒れや爪の伸びが気になる。人によっては綺麗にネイルして顔の次におめかしする場所かもしれない。
    その手が他人の、しかも人種も違う手になったら…。金髪の指毛が生えていたら…
    他人に触られているような気分になるだろうし、常に違和感との戦いだろう。
    ふと職場の隣の人の手を見てみた。私と全く違うのだ。色も大きさも厚みも。その人のことはすごく好きだけど、その手が私の手と入れ替わると思ったら拒否感が出てしまう。また、自分の手が誰かについていることにも拒否感が出てしまった。

    もう一つ、国境や紛争の問題も扱われている。島国の日本で生まれ育った自分には他国と地続きという事がピンとこない。それが場所によってソ連だったり独立したりウクライナになったりロシアに取られたり…
    国民性というのがあるのは当然だと思った。

    短い話の中に過不足なく詰まっていた。足りない感じも間延びした感じも全くない。すごい一冊です。

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    2025年02月08日
  • あなたの燃える左手で

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    純文学を読み慣れていないせいか、普段読んでいるような小説に比べると読みづらさはありましたし、深く考えずに淡々と読み進めてしまったところもあるのですが…。それでも読んでいてハッさせられる部分は多くあり、読み終えてみての感想は「読んでよかった」というものでした。
    語られる言葉の全部を汲み取れなくとも、自分の中にはない知識や感情、価値観、経験を、主人公の言葉を通して文字で知ったり、想像したりすることが出来る。そういう面白さを、今回の読書で少し体験できたように感じました。
    また、作品の主軸である手の移植から話が波及し、国や民族、歴史、社会情勢など多くのことに触れていく構成には非常に驚きました。
    頁数は少ないですが、考えさせられることが多々ある、とても読み応えのある一冊だと思います。

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    2024年12月28日
  • あなたの燃える左手で

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    ネタバレ

    朝比奈秋、3冊目。作品としては一番荒削りかもしれないが(構成やテーマ、それに対する回答など)、私は本作が一番好きだ。端正にまとまっていない、言語化しきれていない、繋がりきれていない、かもしれないが、それでも私は最も心を動かされた。
    前作2作品は日本での医療を取り扱ったものであり、それはそれで新しい視点を提供されて面白かった。一方で、今回はウクライナ侵攻が起きる中、ウクライナ人を妻にもつハンガリーで働く日本人看護師・アサトを主人公に、誤診により切断された手、その後移植された手を、国境や領土を巡る紛争と同化のプロセスになぞらえると、場所もテーマも大きく転換したというか、拡大した、著者にとっても意欲作なのだと思う。勝手にその意気やよし!と思ったし、こうして実際にウクライナ侵攻が起きている現在に、こういう形でその現実に向き合うこともありうるということをよく示してくれた一作だと思う。

    本は一人のウクライナ兵の自決の場面から始まる。なぜこの人は日本のことをここまで詳しく知るんだろうと言ったささやかな疑問や、「隣に座る夫の、透明になった左手を撫でた」という文章などは、その後に続くアサト視点、そして途中から医師ゾルタンの視点の物語を読んでいるうちに忘れていた。全て読み終わった後に、もう一度読み直して、震えた。ああこれはやっぱり紛れもなくハンナだったんだ、と。途中で腹が空洞になった死体を「ハンナ」だという義父とのシーンが入るが、その時点では、アサトに記憶障害が起きていることは、アサトが信頼できない語り手であることはわかっていないので、義父が認知症の症状から言っているだけという言葉を鵜呑みにしていた。
    時間軸も、記憶も、うまい具合に胡乱に書かれているので、まさに術後のアサトの混乱状態で読めるのは、うまいなと思った。

    それからハンナが大阪弁で喋ったり、リハビリを担当する理学療法士の台湾系フィンランド人の雨桐は"はんなり"と京都弁で(と認識したんですが笑)書かれているのは面白かった。私は他言語を喋るときにスイッチが入って、その言語の自分になり、性格や喋り方も少し変わり、アクセントを日本語に喩えて考えたことがなかった。こういうふうに聞こえる人もいるかもしれない、それは面白いなと純粋に思いました。

    身体の境界線を国家の境界線に例えて、手の移植を取り扱ったことについては、アイディアとしては面白いと思った。けどちょっと消化不良、という感じ。

    「今、ふと思いついたんだがね。日本が手の移植を行わないのは、日本に国境がないからなんじゃあないかな」
    「国境?」
    「そうさ。日本は他のどこの国とも繋がってはないだろう?」
    …
    「妻にも言われたことがあるよ。国境がないというのはどんな感覚なんだと、付き合った当初にかなりしつこく訊かれたっけ」(p.126)

    「あのね。免疫とは他者に対する寛容性のことなのだよ。持論になるがね、免疫の寛容性は常に自我の容認性と密接に関連している。人種による自我の違い、特にヤパァナの自我の在り方は我々とは全く違うんだ。移植後の腫れぐあいから、リハビリの進みぐあいから、全く違う。君も彼の経過を見れば、自我と免疫が強く関係しているとわかってもら、」…今までの医療が、肥大化した自我を守るために病気になった身体の部分部分を切り落としてきたのだとすれば、移植は他者の一部を受け入れて自分の自我を削ぎ落とすものであるかもしれなかった。(p.152, 154)

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    2024年12月09日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    フィクションなんだけど
    現実にあってもおかしくないくらい
    リアルなストーリーばかり。

    医療は全てが完璧じゃないから
    理想と現実にギャップがありすぎて
    理不尽過ぎることを言われることもあるし
    誰のために頑張ってるのか
    よく分からなくなることもある。

    だけどこの本を読みながら
    自分の捉え方次第かましれないとか
    もう少し頑張ってみようかなぁとか
    前向きに考えられるような気がしました。

    背中を押してくれる本って素敵ですよね。

    医療に関わる人も関わらない人も
    ぜひ読んで欲しい1冊です。

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    2024年08月15日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    最後の短編は感動致しました!素晴らしい。
    題名は、峠を越えてきた命、です。皆さんもぜひお読みになって下さい。

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    2024年07月14日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    現役の医師たちが綴る医療小説ということでどれも手に汗握るような臨場感で溢れていた。
    まだ読んだことのなかった作家の方も含まれていたので、また読みたい本が増えて嬉しい。

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    2024年06月16日
  • サンショウウオの四十九日

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    よくわからなかった。ひとつの身体にふたりの女の子がいる。精神は脳にあるのか、臓器にあるのか、こころとは意識なのか。

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    2026年09月13日
  • 植物少女

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    自分を産んでから植物状態になってしまった母、深雪と、その娘の美桜。美桜にとってお母さんは、いつも病室のベッドにじっとしていて、なんでも包み隠さず話せる人。寄りかかった時に聞こえる心臓の音と肌の匂いで、自分を安心させてくれる人。
    それがいつからか、母の昔の写真を見返したり、父や祖母から母の昔話を聞かされるたびに、今ベッドに座っている母が別人のように思えてきて、奇妙な感覚に苛まれる。

    最初こそは植物人間のリアルな描写に不謹慎ながら顔を顰めつつ読んでいたが、後半になるにつれて登場人物みんなが愛おしく感じるようになった。

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    2026年09月08日
  • サンショウウオの四十九日

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    『植物少女』で強い衝撃を受けた朝比奈秋ですが、本作もまた衝撃的な一作です。
    主人公はアラサーの結合双生児の姉妹。頭一つ、胴体一つ、手二本、足二本。顔の左右が歪んでいることを除けば、外見上は「普通の人」と見えますが、体の正中線を境に左側が姉の杏、右側が妹の瞬です。内臓は脳など一部が二つあり、一部は共有しています。
    その設定が明かされるのは30ページ過ぎなので、読み始めは奇妙な違和感に包まれてしまいます。さらに、父親が「胎児内胎児」(双生児の片方がもう片方の体内に取り込まれて育った状態)だったという設定も明らかになります。
    テーマは「自己とは?」「意識とは?」、あるいは「死とは?」といった根源的な問いでしょう。哲学的な色彩が強く、『植物少女』に通じる問題意識が感じられます。章立てや空白行を挟まずに「私」が杏になったり瞬に変わったりする語り口の揺れも、そのための仕掛けのようです。読み進むにはある程度の覚悟がいりますが……。
    浴槽の中で二人が剥離してお湯が血に染まるシーンや、終盤で杏の意識が「自分は死んだ」と自覚するシーン(いずれも錯覚)など、どこに繋がるのかすぐには分からない描写もいくつかあります。
    難解な部分も少なくありませんが、それらを通して読者に多様な問いを投げかける、非常に面白い(興味深い)小説です。第171回芥川賞受賞作。

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    2026年09月04日
  • サンショウウオの四十九日

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    物語の中で大きな展開があるわけではないけれど、淡々と【意識と死】について思考させられる、好きな文体だった。半身がくっついた結合双生児ゆえに、いつのまにか瞬と杏の語りが混同するような表現が素敵だった。

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    2026年08月05日
  • あなたの燃える左手で

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    近未来SF……?と思ったけれど、割と現代。移植の拒絶反応と国境線の有無かあ。確かに自分の中に他人を受け入れるって究極的には移植かも。臓器や角膜と目に見える手ではまた違うかも、と絶望少女が好きなので考えたり。

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    2026年07月11日
  • サンショウウオの四十九日

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    面白い作品でした
    脳が分かれていない?状態の結合双生児のお話でした
    物語の語り部がスッと入れ替わるので『あれ?今はどっち?杏?瞬?』となる所がありましたが、後半にはそれも面白い部分でした。
    結合しているようで分離しているような、主観のような俯瞰のような不思議な作品でした。

    死んでも続く意識を絶命に至らしめるものはなんなのか と言う言葉が印象的でした

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    2026年07月06日
  • 植物少女

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    主人公の女性が生まれた直後から植物人間の母。
    女性にとっての当たり前は他人からすれば悲劇そのもの。植物人間だからどんな話でも遮らずに聞いてくれる、お腹の上で寝れるし手を動かせば頭を撫でてもらえる。元気になって欲しくないって願うことは悪いことなのか。

    印象的な所は母に無理やり食べ物を押し込む所は恐怖と同時に同情に近いものを感じた。どこにもぶつけられない思いがひしひしと伝わってきて凄く辛かった。

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    2026年06月02日