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自身を産んだ際に植物状態になった母親へ会いに病室へ通う美桜。意思もなく、大人に成長していくなかで、次第に親子の関係性も変化していき─唯一無二の母と娘のありようを描く。第36回三島由紀夫賞受賞作。《解説・河野真太郎》
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Posted by ブクログ
素晴らしかった。最近読んだ中でも群を抜いて好きな作品だった。生と死という境界をあらゆる角度から立体的に描かれていた。病室という空間、息、周りの人々、鼓動。空っぽの中に注いでいく美桜。素晴らしかった。
母と娘との静かな会話 物言えぬ母とのなんとも言えない会話 この作者だからこそ表現できた作品。 もっと読んでみたくなる作者ですね。 ぜひ〜
植物状態の母の横で娘は日々成長していく__ 病室という閉ざされた世界で、2人だけの秘密のような時間が積み重なる。意思疎通が出来なくとも、怒りも愛もぶつけ合うことはできるのかもしれない。 『お母さんはどんな人だった?』その問いへの答えが心を掴んで離してくれなかった。 花の盲端は途中リタイヤしそうにな...続きを読むったので大丈夫かなと不安に思いつつ、書店で1ページ目を読んで購入。生々しい描写に顔を歪めてしまう所もあったけど、目を逸らしたくないと思った...生きるって綺麗事じゃない。
母親が植物状態になってしまった娘の視点から、母親が亡くなるまでの26年間が描かれた小説です。出産の際に植物状態になってしまったため、主人公は一度も母親と会話したことがありません。 父親と祖母が知る生前の母親は、主人公にとって知らない人のようです。 空っぽの母親に主人公は何でも話すことができます。学校...続きを読むの愚痴、父親が別の女性と付き合ってること、祖母と父親が仲が悪いこと…。 主人公が母親を扱うときの乱暴さが結構衝撃なのですが、生まれたときから植物状態の母親を小学生の子どもが人形のように扱うのはしょうがないよなぁ…。 本当につらい状況なのですが、つらいという言葉で簡単に表現できないというか、当事者たちにしか分からない絶望、喜びなど、様々な感情があることが本書を読むと分かります。 母親と体をくっつけて呼吸が重なるとき主人公は温かさと幸福感を感じます。ささやかすぎる母親との交流なのですが、それが貴重な時間なのだということが伝わってきて胸が締め付けられました。
「わたしにとって、母は会いに行く人物だった。」 著者の朝比奈さんは現役の医者。 家族を除けば、 植物状態になってしまった人物を、 長期間にわたって見つめることができる、 唯一といってもいい立場。 そこから見た、家族模様。 娘の成長。 父の逡巡。 母の生と死。 他家族との対比。
装丁に惹かれて購入してしまった一冊 こう、上手く共感もしきろうにもしきれない、 こういう病気モノは実体験してるかどうかが とても大きな鍵になってくると思う。 少なくとも、この小説に救われる人は多い気がする。 なんとも表現し難い、 登場人物の苦しさがジワジワと伝わってくる。 どのような状況下でも...続きを読む、 主人公ミオは強く、逞しく、母性なのか、 カッコよく見えた。誇らしく感じた。 きっと、お母さんもそう感じてたと思うよって 声を大にして言いたい。 現に、植物状態なのはお母さんなのに、 タイトルにあるように「植物少女」となっている というところにセンスもすごく感じる。 実際に主人公ミオは植物状態ではないのだが、 リアルに植物状態のことを表しているのではなく、 ミオにもミオなりの人生があり、 自分のことを客観視した時に、 自らがお母さんと同じ植物状態であるのではないかと認識するところが、ミオらしいユニークな発想だった。 短くてサクッと読めるので、 忘れた頃に再読したい一冊。
難しい。 そうなる前を知っている父と祖母と、そうなってからしか知らない美桜が感じるものは、まるで違うのだと思う。母の病室に通う美桜に悲愴感はない。 でも、温かく手を握ってくれたことに満足していても、最後に一度でいいから母と話してみたかったと思い、母を外に連れ出すことを考えなかったことを思う。 うーん...続きを読む、難しい。
見てはいけないものを見たような、なんとも形容しがたいお話でした。 共感できるような境遇じゃないものの、生々しい感情が散りばめられてるなと感じた。
題材が題材だけに“共感”を得ることはなかった。 人の想いの奥底にある“何か”を感じとれれば良かったんだろうけど、私にはわからなかった。
話の内容は、共感するには難しいものであったが、生きるとは何か。自分にとって相手がどんな存在であるのかということを非常に考えさせられた。 病室で半生を生きることになった母と、そこに向き合う娘の姿。静かだが、誰よりも全力で人生を歩んでいるようにも思えた。
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