サンショウウオの四十九日

サンショウウオの四十九日

1,870円 (税込)

9pt

周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。

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サンショウウオの四十九日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    杏と瞬がどのような人間なのか口絵が欲しい…と思ったのが本音。しかし、どの部分でどう違うのか、2つあったり、肥大している臓器の描写が今後どのように生きてくるのか。想像は人それぞれになるところが面白い。杏と瞬、見た目は1人の少し歪な人間なのに、意識は2人分。多重人格ではなく、身体があるところ、意識と身体

    0
    2026年01月26日

    Posted by ブクログ

    結合双生児であり、一つの身体を共有して生きる姉妹。思考や記憶を共有する2人の日常とは。

    とにかく引き込まれた。彼女達が実際に存在しているように思えたし、目の前で生きている姿を見せてくれた。

    思考や記憶は混じり合う中でも、意識だけは混じらない。どれだけ体を重ねても意識までは一つにならない。意識とは

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    結合双生児の姉妹。胎児内胎児だった父。
    肉体の境目、意識の境目は、はっきりしているようであやふやな時もある。
    精神や意識は、どこにあって、肉体が消失したらどうなってしまうのか。
    考えさせられた。

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    「単生児」という表現や、肉体と意識、自己、陰陽魚など、新しい視点をもたらしてくれた作品。自意識はともかく、周囲の受容のしかたにも当然濃淡があって面白い。

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    【2024年上期(171回)芥川賞】
    一つの身体に宿る二つの意識、意識とは何か?
    伯父の死をきっかけに
    自分たちの存在意義を確かめ合う。
    どこか優しさあふれる作品と。

    0
    2026年01月30日

    Posted by ブクログ

    第171回芥川賞受賞作です。
    技巧的な部分が高く評価されているようですが、私はそういったところは全然分からず…ですが、とても面白く興味深く読みました。
    胎児内胎児を父親に持つ結合双生児のお話です。頭も身体も一つを共有するという極めて珍しい結合双生児の杏と瞬の姉妹が主人公です。
    意識とは何か、二人で身

    0
    2026年01月24日

    Posted by ブクログ

    頭がいい人の文章だ!よくわかんない!とバカな感想を持った。でもつまらないわけではなく、特に終盤は一気に読んだ。
    読み終わって寝ようと横になった時、このまま死ぬかもしれないのは双生児も単生児も変わらないなとパッと浮かんだ。作中でも、月が出てなければ父親もドブ川から出れず死んでいたかもしれない。
    生と死

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    サンショウオという小さな生き物の死と、人間の死、そして医療によって引き延ばされる「生と死の境界」が重ね合わされて描かれます。語り手は、治療・延命・看取りといった現実の中で、「本当に死んだと言えるのはいつなのか」「死はどこで区切られるのか」という問いに直面します。

    四十九日という、日本的な弔いの時間

    0
    2026年01月06日

    Posted by ブクログ

    作者が医師というだけあって、不思議と違和感なく読めた。主人公ふたりの思考が入り交じる場面は、やや混乱したけど慣れると興味深く読めた。終盤は思いの外平坦な閉じ方で、少し物足りないかも。

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    第171回芥川賞受賞作。

    インパクトのある設定だったが、父親と伯父の設定にも驚く。
    想像していたモノとは異なり、物語自体は淡々と進む。
    私とわたし、主語が入れ替わるごとに姉妹の思考が入れ替わる。
    2人の過去の出来事や記憶が思い起こされ、両親は当たり前のように2人を感じ取り、1人がもし亡くなったらど

    0
    2025年12月06日

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