32巻中盤から引き続き野球を支えるあれこれについての描写が中心。というか、試合描写どころか練習描写すら殆どないって凄いな
西浦は野球部を作ったばかりだから部員も1年生しか居ない。それが強みとなる場面もあれば弱みとなる場面も有った。でも高校野球においてその状況は新1年生が入ってくるまで解消しないのは当然では有るんだけど……
まさか中学生のスカウトをこうもしっかり描いてくるとは
他の漫画であれば、新年度になると同時になんとなく入ってきそうなイメージが有る新1年生に対して「彼らはどうしてこの学校を選ぶに至ったのか」という部分を丁寧に描いているのは好印象
桐青に勝っての県大会ベスト16や花井のホームランはどちらも自分たちの為に我武者羅に野球をやっていた中で捻り出した精一杯の成績。それがこのような形で後輩たちが学校を選ぶ基準になるというのはちょっと面白い話
こういった成果を出せるのはモモカンという監督の存在や部として非常に纏まっている西浦野球部の存在が有る。だからこそ、両者を繋ぐような役割を求められる花井が他の部員とは異なる感情を抱くのも不思議ではなかったのかもしれない
ただ、それを真っ先に察したのが田島だったのは少し不思議な気分になってしまったけど(笑)
花井の感情を契機に巻き起こる部内恋愛論
思えば女性監督で女子マネージャーも居て、そして部員は多感な男子高校生。むしろこういった話題に触れるのが遅すぎたという見方もあるのかもしれない
……そう考えると16巻の時点で部内恋愛に気を遣っていた篠岡ってちゃんとしてたんだなぁ…
阿部は恋愛を判っているのかいないのか、三橋はこの話をどこまで理解しているのか。そして花井はいつまで無自覚なままで居るのか?
色々と気になる要素が増えつつのバイト編へ。……次に試合描写を見られるのは何年後になるんだろう……?