暁佳奈のレビュー一覧

  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上

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    ビジュが良い。めちゃくちゃ美しい。
    キャラデザも和服に今風の髪型、可愛く豪華な装飾品モリモリで見応えたっぷり。正直このイラストだから手に取った。

    中身は重め。
    代行者という変えられない運命。特異な存在としてさまざまな悲劇を体験した。
    「何も出来なかった」無力な自分という現実を、過去の自分がグサグサと心を刺してくる。
    それでも生きていかなくちゃいけない。

    春の上巻ということで各陣営の紹介的な感じ。
    過去の話が何度も入り、その度に自分は無力だと卑下する表現はクドく感じてくる。
    一転、後半の展開は熱い。全員が一つの目標に向かって動き出した。

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    2024年08月16日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

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    冒頭の和やかな雰囲気は、降って湧いた外交問題によって消え去ってしまった。
    幼い二人の秋を取り巻く陰謀。
    神様の捉え方の違いで衝突が起きる。
    8歳の撫子と7歳のリアムの立場を想像すると胸が痛すぎる。
    酷い事態にならないよう祈っていたけど、まさかの急展開で絶望しそうになった。
    これはもう今すぐ下巻も読まないといけない。

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    2024年07月22日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    ネタバレ

    428p好き
    きたーーーーーーーー
    450p
    よかった本当によかった
    再会も雛菊を受け入れてくれたことも狼星の言葉選びもイラスト好き

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    2024年06月20日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 下

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    異国へ行っても四季代行者と護衛官の絆を再認識させられた。

    代行者と護衛官の絆は呪いにも似たようなものだと、秋の話は特に思った。
    異国(橋国)でも代行者と護衛官の関係性は、大和と同じようで微笑ましくもあり切ないです。
    異国の事件は特に心を痛めてしまう内容だったと思います。その救いが本当の救いになってるのかは、当人達次第なのかなと。
    春夏と比べて、秋は全体的に話が切ない気がします。話の爽快感さはあまり感じず、メリーバッドエンドな感じを受けました。
    続きが気になっているので、冬の物語も楽しみです。

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    2024年06月09日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

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    ファンタジーという仮面を被せて語られるネグレクトと宗教問題。
    その被害者は幼き子供たち。
    深く深く傷ついた彼らがきっとこの先救われると思いつつも、胸が痛むことには変わりない。
    展開がわかっていつつも訪れた絶望に彼女の心が壊れてしまわないかすごく心配なのでそのまま下巻へ行きます。

    海外、の代行者という新しい設定もだけど、そこに赴く代行者一行、アベンジャーズ感満載。

    凍蝶の、飾りなきストレートなメールにキュン死させられました。

    2024.2.23
    31

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    2024年02月23日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 下

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    佳州の秋の護衛官ジェードが大和の秋の代行者撫子への事件を起こしたところから。
    撫子はいろいろな方法を使って死んだ者たちを蘇らせるが、一人拉致されてしまう。そこは山奥で逃げ出せるような場所ではない。しかし撫子はジェードが事件を起こした背景を知る。ジェードの父は橋国現人神教会佳州支部支部長代理エヴァン・ベル、認知されない外の子だったが、認知後即、咲羽州冬の代行者として飛ばされる。そこでの出来事と息子という立場を利用し橋国現人神協会の悪を洗い出したかった。
    救出とそれに至る過程、方法などを存分に堪能し、特殊な状況に置かれた神と護衛官の心情に寄り添って楽しみました。

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    2024年01月30日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

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    色々な事件があったその後の秋が中心。
    大和とは基本的な宗教観の違いから季節の代行者がさほど敬われにくい橋国(多分アメリカ)。その国から希望あり、渡航するか問題となる。橋国は広く、代行者も複数いるが、交流するのは佳州の7歳の秋。8歳の撫子の個人的な成育環境や、神という特殊な立場と能力の人間が対面する危険、孤独などが語られつつ橋国との交流の問題が進んでいく。
    秋...問題抱えすぎ。なんだか暗かったのと、状況説明が多くて少し読むのにてこずりました。しかし、この極限の設定こそが感情の揺さぶりを生むのも確か。後半、いろいろ事件も起きて話が動くので、下巻を楽しみにします。ていうか、下巻続けて読まないとめち

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    2024年01月29日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 下

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    前回の急展開からそれぞれの陣営が様々な思惑のもと行動することで複雑に絡みあい、最後までどうなるか予想がつかず面白かった。

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    2024年01月28日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    春の代行者・雛菊の過去が明かされる度に胸が痛くなる。
    だからこそ幸せになって欲しい、春主従と冬主従の四人に無事対面して欲しいと願わずにはいられない。
    雛菊とさくらの関係性がメインだった上巻とは異なり、ひたすら戦いを強いられる下巻。
    終始ハラハラさせられた。

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    2024年01月14日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

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    舞台が大和から移り世界観が広がるぶん説明が多くなりながらも、些細な仕草なども含め心情が丁寧に描写されることで展開が気になる展開になっていて面白かった。

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    2024年01月08日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

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    ネタバレ

    大和の外が舞台になっている今回、大和と橋国の四季の仕組みの違いなどもわかってきて興味深かった。
    竜胆の撫子愛が炸裂しているし竜胆の父、菊花の竜胆愛も感じられるし、愛に溢れていて良かった。のではあるが、阿佐美親子の会話を聞いてしまった撫子が誰にも何も言わずに大人になろうとしているし、橋国は不穏な空気が渦巻いているしここで終わるのかぁぁ、上巻。と頭を抱えたくなる展開。速やかに下巻を読みたい。

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    2024年01月07日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 下

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    秋の能力と優しさを信じてのこの無謀な展開。そしてその影に幼い代行者たちの善意を搾取する組織の暗躍。両国の協力体制や春の代行者の登場で一気に物語は収束。
    撫子と竜胆の夢の中での会話の仕組みが気になりました

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    2023年12月17日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

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    ネタバレ

    米国的な橋国との国際交流のため、秋の代行者が代表となって橋国へ。秋の代行者撫子の不幸な生い立ちへの同情から愛へと変わった護衛官竜胆の気持ちなどをベースに、大和の夏冬代行者たちと橋国の現人神教会との戦いを描く。上巻の最後に驚愕!次巻を早く読まなくちゃ。

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    2023年12月08日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 下

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    「天罰説」に端を発した諸々の事件がスカッと解決して良かった。『夏の舞』から登場した輝矢、雷鳥、連理のキャラクターがとても好きだったのでこれからもっと掘り下げて欲しい。登場人物全員に“強さ”と“優しさ”があり、魅力的なシリーズ

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    2023年11月29日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 上

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    再読。今回は夏の双子姉妹がメインだが、2人の婚約者や「黄昏の射手」も登場し布陣が揃った感じ。後半からまた色々な展開が起きて、下巻をすぐに読みたくなる。四季、朝と夜をもたらす神話の世界の物語でありながら、人の物語でもあるこの作品の世界観が素敵。

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    2023年11月25日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

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    話が世界規模に広がってしまってどうだろうと思っていたけど面白かった。
    キャラや人間関係は少女漫画風なのに物騒な展開が多いのが面白い。
    雷鳥さんがいい味を出している。

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    2023年11月18日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

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    代行者(神)と守り人の関係がとてもよく分かる巻である。

    神様達を近くに感じさせられる巻でもある。

    雛菊とさくら達の話はこのあとも書かれるのでしょうか。
    改めて、ページの使い方が上手いと思った。

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    2023年06月01日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    四季(現人神)の描写の美しさが傲慢な人間の心の醜悪さを際立たせていて、後悔、絶望、執着、依存、希望、祈り、さまざまな感情を乗り越えて強くなる。生きて戦機を待つ、諦めない心を持ちたいな。

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    2023年05月31日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 下

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    なかなか読み応えがあり、毎回どこかで泣いてしまう。でも今回のエンディングは幸せに終わってホっとしている。

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    2023年05月30日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

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    面白かった。5冊読んでしもたねぇ。これで、現人神6+1人に護衛と守り人の話が出そろった。
    本作では暁の射手の相方が死にかけて、秋が活躍するんだが、死にかけた原因は土砂崩れ。守り人を助ける作戦に色々みな奮闘する。春の舞や夏の舞に比べて、短いし、戦闘もなく、大人しい。黄昏の射手コンビが非常においしい。設定がとても良いので、次回作も大変期待している。

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    2023年05月15日