暁佳奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なぜ護衛官が代行者に手を上げたのか?
その理由を知ると悲しくなる。
撫子も言っていたが、これではどちらが悪で善なのか分からないなと。
宗教も結局はお金が絡んで争いになることも多い。それを隠して派閥がー!と言うのが現実なのだが。
今回も似たようで、お金のために代行者殺しが行われていると。
読んでいて怒りが湧いた。
最後は両国の代行者が勢揃いして人命救助を行いめでたしめでたしとなった。
あれだけ登場人物が多いのにしっかり書き分ける作者すごいと感動。
秋の代行者の隠された能力が明らかになったのだけど、実は他の季節にもあるのでは?と疑っている。だとしたらどんな能力なのだろう?
そういった力をヒントに次も困難を乗り越えていくのか?
冬の舞でひと区切りつくのだろうけれど、どんなストーリーになるのか全く検討もつかない。
それぞれの恋が結ばれるのかとても気になるから、冬で終わりと区切らずに続いてほしいなと思った。 -
Posted by ブクログ
季節を現人神が届けるという世界観のなか、外国のような大陸ではどのように管理しているのか気になっていた。
橋国にも代行者がおり、広義では国ごとだが狭義では地域ごとに存在するという説明になるほどと思った。
秋の舞にして舞台は海外へ!
唯一神との信仰や神社との関係など現実世界の宗教観にも通じるような話がしっかりされていて、作者は相当に勉強されたんだなと感じた。
撫子がネグレクトを受けているとはこれまでの巻で何となく感じていたが、
今回、その詳細を知ると予想以上の放置ぶりに胸が痛くなった。辛い過去があるなかで優しく振る舞う撫子が見ていてどこか痛々しい。今までの見方ががらりと変わった。
それなのに、突然の求婚や竜胆とのすれ違い、2度目の誘拐に従者の殺害などヘビーなことがありすぎて読んでいて辛い。
まだ8歳の女の子に経験させていいことじゃない!
下巻では幸せになってほしいがどうなるの?!とあっという間に読んでしまった。 -
Posted by ブクログ
まさかの裏切りをする橋国秋の護衛官ジュード、はぁ!?という所で上巻が終わってしまい耐えられず下巻を読み始める。
幼い秋の代行者相手に何をしてるんだ!と憤るが橋国の内情が明らかになりこの手しか選べなかったジュードにも同情してしまう。
大和でもそうやけど、代行者を物扱いにする精神が分からん!と上層部に憤りを覚える。
そして秋の代行者の隠された力が明らかに。互いに傷つけ合いながらも一緒にいる大和の秋の主従、散々すれ違った末一緒にいられるようになった橋国の秋の主従、両方の主従の今後を祈りたくなる。互いが大切だと言い切れる2組にずっと一緒にいてほしい。
冬の舞で終わってしまうのだろうか……願わくはこのシリーズが永遠と続いてほしいくらい大好きすぎる。今作も上下巻共に最高すぎた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ恥ずかしいぐらい読書中泣いた
苦しい辛い寂しい、そして嬉しく優しい涙
子供だからこその無垢で純粋な感情が胸を突く
大好きな人に傍にいて欲しいという願いが堪らなく愛おしくて、そして、最後の挿絵の破壊力に心臓張り裂けそう
正直この春夏秋冬代行者というシリーズの中で1番泣いてしまったと思う
読む章読む章で涙腺が崩壊してしまう…私には罪深い作品であった……
7章のジュードさんの邂逅と慟哭
彼の行動の理由を知ると、彼を責めることなんて出来やしない
愛おしい人の別離と愛おしい人を守ること
最愛の神を失い、だからこそ幼い最愛の神を守ろうとする姿が印象的だ
幼い命を失う瞬間の叫びが聞こえるようで、自害を試みるぐらいの愛していることが伝わり涙するんだ
そして最愛の者との再会は、大人になろうとした彼の幼さに気付かされる
そんな彼に愛されていた異国の秋の少年神であるリアムくん
彼の絶望の気持ち、そして諦めの描写が苦しくて苦しくて
もうしにたいと呟く幼い男の子の望み
ただただ愛おしい愛おしい人の子の愛を乞う姿
小さい、彼にとってはとてつもなく大きな願いがかなった瞬間、唯一の愛おしい人に望む願いにぶわっと涙が溢れてしまった
本当の意味で幼い神様と彼が心を通わせる日を心待ちにしてしまう
もう一方の秋の主従
こちらも時々すれ違いそして抱きしめ合う
小さき女神の恋心
色んな想いを胸に秘め、もしかしたら未来で知られてしまうかもしれない
お互いがお互いを想うからこそ、傷つけ合うように
未来で大人になった女神とその従者は、変わらずにきっとお互いを想うのだろうと想像する
そして2人の関係は、きっと、最良のものだと私は信じてしまう
撫子ちゃん…年の差なんて些細なものなんだよ!
もうひとつの号泣シーンは、大人の都合で亡き者になった幼い神様たちの名を読み上げるところ
その元代行者護衛管や家族たちが涙する姿を想像すると……私にはダメだった
仇討ちが良い事だとは思わないけれど、従者の神への愛の深さを知ってしまうと…もう本当泣きながら読むしかなかった…
更にさらに胸熱がっ、というシーン
大和と橋国佳州の四季の代行者とその従者が一箇所に集まる瞬間が最高すぎて!
遅れながらに春も代行者と護衛官も登場
佳州の代行者たちも癖強で…好き!ってなる笑
いつか橋国…佳州の物語も読める日が来るだろうか
そして、橋国の全ての秋の神様たちが一箇所に集まったと書いてあり、どんな光景でどんな言葉を交わし、どんな思いで彼らはいたのかと想像してしまう
長文で感想書きたくなるぐらい、もっと書きたいぐらい最高な作品で充足感を味わっている
素敵な作品で大満足でした -
Posted by ブクログ
ネタバレ異国の地、橋国へ向かった撫子、竜胆、狼星、凍蝶、瑠璃、雷鳥。橋国の秋の代行者リアムから告げられたのは撫子への求婚だった、という話。
不穏な橋国に不信感が募り、大和の神々が無事に帰ってこられるようにと祈る。
そして撫子の良い子で優しい所に泣きそうになる。神様になる前から親に虐げられた子供が揺れ動く様がいじらしく、どうかこの優しい神様が、撫子が、安心して息ができる場所を確保してあげたい。既にある竜胆達護衛陣の温かさに気付いてほしい。
にしても瑠璃と狼星が徐々に仲良くなっていくのが嬉しい。瑠璃のこの眩しさが羨ましく煌めきに目を細める。2人の共闘シーンはめちゃくちゃ熱くなる。
と大和陣営に胸を締め付けられ心を踊らされ、ってしてるところをぶち壊しにする上巻ラスト。なぜお前が裏切りだした?うちの秋陣営に何しやがった!?と大和の民としてブチ切れる。これはもう下巻を即読まないと。
春夏暁でハードル上がりまくってるのに今作もめちゃくちゃ良くてほんまに大好きなシリーズ。この世界にずっと浸りたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今作は大和の可愛らしい小さな秋の神様の物語
その子にこんなにも苦悩があったことに気付かされる今巻
従者へ愛を乞う「りんどう」と呼ぶ神様
そんな少女の神様になる前は、両親から愛されない独りぼっちの女の子
普通の子供のように無邪気さを知らないその理由は苦しくて、苦しいと思うのに幼子はその言葉を知らなくて
だからこそ、従者である竜胆様の存在は彼女にとって本当に素敵な出会いだったんだなと思う
だから今作では、少女神と従者近くて遠いすれ違いが…もどかしい!
少女神の撫子ちゃんの、愛されるために、嫌われないためにという気持ちの描写で…正直に言うと泣きました…
大人びた小さな神様は愛を知らなくて、1人で枯葉を抱き続ける姿が切なくて愛おしくて抱きしめてあげたい
他の現人神の環境もそうだけれど…民のために頑張る神様に対しみんな言うことが勝手すぎる
そんな少女神を守る従者である私の推し竜胆様
すっかり撫子ちゃんに絆されてるのが微笑ましい
愛を伝え愛情を注ぐ…けれども時に愛は壁に阻まれる
立場的にも色々頑張ってる彼を、2人の幸せを祈る
仲直り?というか、2人の愛を育んでもらいたい下巻へ!
そして今作のもう1人の秋の神様
今巻は大和から海外進出!
ほかのお国の代行者事情とかも明かされて、凄く面白い
大和物騒…とか思っていたが、他の国はその比ではないぐらい物騒!
大和とは違う現人神についての問題点も多く見受けられる
そこの神様は少年神のリアムくん(仮名)!
ツンデレな猫ちゃんみたいな印象の男の子
上巻ではそこまで出てこなかったけど…好きよ!
その従者は大人な感じのジュードさん
まだ彼に関しては良い人なのかどうか…だっていろいろやっちまったので衝撃展開(ここはネタバレしないよ!)
理由とか今後の2人の関係とか下巻…どうなるの!?
少年神も愛らしくて痛々しくて抱きしめたい!
今作の凄く素敵だなーと思ったのは、途中途中黒い背景になる文章中の挿絵、紅葉が折り重なるイラストも入っていて撫子ちゃんの感情にリンクしている部分
彼女の言葉に、気持ちを溜め込む、枯葉が積もるという描写があり、それにリンクさせてるんだなぁと
凄く素敵なのに、物語を読みながらだと凄く重く悲しい気持ちになる -
Posted by ブクログ
四季の現人神と朝夜を招く現人神がいる世界の話、続編。前作からずっっと言ってるけど、ほんまに世界観も登場人物も大好きで読める幸せを噛み締めてる。今作は夏の代行者双子姉妹の話で、この姉妹の可愛さといじらしさに何回頭を抱えたか。今まで夏の代行者と護衛官という関係だった姉妹が2人とも夏の代行者になり双子神となったんやけど、そこから婚約破棄させられたりと困難が待ち受けているとは思わんかった。いつも妹瑠璃の手を引っ張るあやめお姉ちゃんの関係が、逆転して姉を支えようとする妹の心遣いが素敵。あと瑠璃ちゃんめちゃくちゃあやめちゃんのこと好きなの可愛いなってなる。双子神の舞は圧巻で思わず鳥肌が立つ。