石田祥のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目、正直なところすっごく面白かったという話がなかったかな…
ただ、ミケ先生が待っていた予約の患者さんが誰なのか、とうとうわかる日が来た。
昔、中京区の麩屋町通りにある中京ビルジング5階でおきた猫の悲劇、そのことも明らかになり、ミケ先生と繋がって行く。
看護師の千歳さんは、今回もまた患者さんに出したまたたび茶をちょっと飲んでしまったみたいで、気持ちよくなって寝てしまう。
いつもは無表情で言葉もきつい千歳さんの、お茶目な一面が垣間見られて笑ってしまった。
ミケ先生と千歳さんの掛け合い漫才のような会話に毎回癒される。
4作目では、ミケ先生の心残りがなくなるのかな。 -
Posted by ブクログ
『猫を処方いたします』シリーズでお馴染みの著者による、冒険猫エンタメ。
タイトルと表紙のイラストから、猫が旅行に出掛けるお話かと思いきや、“トラベラー”は“トラベラー”でも、“タイムトラベラー”でした!
と、いうことで、本書はスコティッシュフォールドの仔猫・茶々の目線で描かれる、“猫×京都×タイムスリップ”ストーリーでございます~。
はぁ・・きゃわいい~( 〃▽〃)
やっぱ、石田さんの猫モノは間違いないですね~。
物語は、京都伏見にある飼い主の実家に預けられた仔猫の茶々が、ひょんなことから昭和にタイムスリップしてしまう展開で、令和の“今どきニャンコ”の茶々(昭和の世界ではステテコ又はお揚