石田祥のレビュー一覧

  • 猫を処方いたします。3

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    シリーズ3作目、正直なところすっごく面白かったという話がなかったかな…
    ただ、ミケ先生が待っていた予約の患者さんが誰なのか、とうとうわかる日が来た。
    昔、中京区の麩屋町通りにある中京ビルジング5階でおきた猫の悲劇、そのことも明らかになり、ミケ先生と繋がって行く。

    看護師の千歳さんは、今回もまた患者さんに出したまたたび茶をちょっと飲んでしまったみたいで、気持ちよくなって寝てしまう。
    いつもは無表情で言葉もきつい千歳さんの、お茶目な一面が垣間見られて笑ってしまった。
    ミケ先生と千歳さんの掛け合い漫才のような会話に毎回癒される。
    4作目では、ミケ先生の心残りがなくなるのかな。

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    2025年09月23日
  • 猫を処方いたします。3

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     過去作とは違うパターンの展開があって面白かった。個人的にはほんわかするというより、ゾワゾワする感情のほうが大きかったかなと思います。

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    2025年09月13日
  • 京都お抹茶迷宮

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    京都に縁がある者です。(京都の人が「京都」と言った時に含まれない地域に、ですが…)はんなりとした皆月先生の口調が聞こえるような気がしてほのぼのしました。
    ストーリーとしては今ひとつ面白みに欠けるかな、とは思います。お茶のこぼれ話は楽しく味わえました。茶道のことは、以前知りたいことがあって本を買って、「積読」状態になっているのでちょっと読んでみようかと思います。

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    2025年09月11日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    6人の作家によるオムニバス
    ねこちゃんが大なり小なり出てくればOKのようで、必ずしもほっこりしたお話ばかりではない。

    見知った作家さんたちばかりなので読んでみました。短編だからかいつもの作風と少し違ったりしておもしろかった。
    猫、というはっきりしたキーワードの中で違いを出すのも難しいとは思うけれど、やはりもっと読みたい!と思わせるほどの作品はなかったかな。

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    2025年09月02日
  • 猫を処方いたします。

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    不思議な世界に迷い込んだけれど、いつの間にか良い方向に導いてくれる。私もその世界に迷い込みたいけれど、それはまだ先みたい。

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    2025年08月19日
  • 猫を処方いたします。2

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    ニケ先生、そういう状態だったんだな・・・。でも、待っていた患者さんがやっと来たのに、自分の正体を明かすこともなく、他の猫を処方しようとしたのはとても切なかったです。千歳さんが言うように、もっと足掻いて欲しかった。言葉で色々伝えて欲しかったのに。
    結果的にもう少し踏ん張ることにしたようだけど、ニケ先生とクリニックの最後はどうなるのかなぁ。あと、鳥井という患者さんの事情も気になる。

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    2025年08月18日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    タイトル通り猫に関する短編集
    序盤でなんだかんだハッピーな感じの作品が続いたので身構えていたら後半でバランス取った印象

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    2025年08月15日
  • 猫を処方いたします。3

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    猫を処方してくれる心療内科。処方された猫の愛らしさに、気持ちがほぐれていく患者たち。
    猫がよくわかったが、動物好きでない私には、いまいちぴんとこなかった。

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    2025年08月13日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    短編6編を収録した猫アンソロジー。
    さくっと読めましたが、少し物足りなかったです。
    その中でも猫のヒゲが良かったです。老後気になるし、自然体に今を生きていきたいと思えたから。

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    2025年08月10日
  • 猫を処方いたします。2

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    不思議なお話でしたが、どういうことか少し見えてきました。猫を飼うことは、どういうことかを考えさせられました。

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    2025年08月09日
  • にゃんずトラベラー かわいい猫には旅をさせよ

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    子猫の茶々は飼い主の千代が海外出張のため千代の実家に預けられます。実家は京都伏見のいなり寿司屋さん。
    この家にも影丸という猫がいます。
    茶々はスコッティッシュフォールドで自分でかわいいことも認識している今どきの猫ちゃん。
    散歩中に40年前にタイムスリップしてしまいます。
    猫同士の会話も楽しいけれど、わたしは読みながら自覚しました。
    タイムスリップとかってあんまり好きじゃないんだと笑
    なので星3にしましたが3.7あげてもいいかなと思います。

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    2025年07月26日
  • 猫を処方いたします。3

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    今回は猫を処方する『中京こころのびょういん』のある場所の過去が明らかに!
    でもでも、まだまだニケ先生たちの謎はわからない。

    いつも4話めで本筋に少しずつ触れていくのね。
    ④の4話めも楽しみです。

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    2025年06月05日
  • にゃんずトラベラー かわいい猫には旅をさせよ

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    『猫を処方いたします』シリーズでお馴染みの著者による、冒険猫エンタメ。

    タイトルと表紙のイラストから、猫が旅行に出掛けるお話かと思いきや、“トラベラー”は“トラベラー”でも、“タイムトラベラー”でした!
    と、いうことで、本書はスコティッシュフォールドの仔猫・茶々の目線で描かれる、“猫×京都×タイムスリップ”ストーリーでございます~。

    はぁ・・きゃわいい~( 〃▽〃)
    やっぱ、石田さんの猫モノは間違いないですね~。

    物語は、京都伏見にある飼い主の実家に預けられた仔猫の茶々が、ひょんなことから昭和にタイムスリップしてしまう展開で、令和の“今どきニャンコ”の茶々(昭和の世界ではステテコ又はお揚

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    2025年05月23日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    【収録作品】
    「猫は長靴を履かない」 荻原浩
    「ツレ猫婚」 石田祥
    「いちたすいち」 清水晴木
    「猫のヒゲ」 標野凪
    「神様のウインク」 若竹七海
    「御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項」 山本幸久

    どよんとする話やイタイ話もあるが、結局のところ、猫っていいよね、という話。
    取り立てて猫好きでなくても楽しめる。お話としての猫は好き。
    表紙もかわいい。

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    2025年05月22日
  • 京都お抹茶迷宮

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    石田先生の作品は結構好きなものが多かったので期待して読んでしまいましたが、いつもと作風が異なるということもあるのか、今回はいまいち内容が入ってきませんでした。
    あと帯に書かれているミステリはちょっと大袈裟かなと思ってその点も残念でした。

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    2025年05月15日
  • 元カレの猫を、預かりまして。

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    ネタバレ

    後輩から借りた本。関西弁をしゃべるおじさんネコのヨミチが出てくる。主人公だけ声が聞こえるのかと思っていたら本当にしゃべれる猫だった、最後にも出てきてたけどあれは一体何年後の話で一体ヨミチは何歳なんだ?もしかして不死身?と思った。口調といいアドバイスといいなんか夢をかなえるゾウのガネーシャを思い出したけどこの本は自己啓発本とか指南書とかそういう感じでは全然なかった。ジャンルとしては恋愛小説だと思うけどドキドキやらキュンキュンやらイライラとかほとんど無く一定の感情で読めた。とはいえ職場恋愛って付き合いたて超楽しいよな〜と懐かしい気持ちになった。最近本を読んでなかったからページ数も少なくて丁度良かっ

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    2025年05月10日
  • 京都お抹茶迷宮

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    ネタバレ

    抹茶を使用したスイーツを巡る紀行エッセイを書くのが目的だから、無論抹茶スイーツがたくさん出てくるのだが、他のスイーツや料理も美味しそうだった。
    小依ちゃんの食レポがいい感じなんだよなあ。
    プラス日常ミステリも楽しめるという贅沢な話。

    ミステリは単発ネタを何件とかと想像していたら、結局あるお店のお抹茶に関わるミステリなので、実質は一本かなあ。
    喧嘩腰なキャラが関わってくるので、ミステリ部分はちょっとフラストレーションがたまった。
    謎自体は楽しかったのだが。
    それにお抹茶に関わるトリビア的話も色々出てきたのも興味深かった。

    意外だったのは、主役二人が安易に恋仲にならなかったこと。
    表紙からは想

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    2025年05月08日
  • にゃんずトラベラー かわいい猫には旅をさせよ

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    神秘的なタイムトラベルの話と猫の掛け合せが、不思議ながらも癒されるお話でした。

    猫から見た人間の世界の描写もかわいらしい。
    お酒を飲む時は一緒にいてあげる、という部分が個人的にはツボでした。もし私も猫といっしょに暮らしていたら、是非とも一緒にいてほしい。

    最後は感動的とも言える命や時代のつながりを感じさせられ、癒されながらも読み応えのある作品でした。

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    2025年05月05日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    このアンソロジー、好きな作家さん揃い!
    しかも大好きな猫モノ。嬉しいですね!
    不思議な話しあり、切ない話しあり…。
    バラエティーに富んでいました。

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    2025年03月19日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    面白い話もあったけど、今まで読んだ猫アンソロジーの中ではそうでもないかなぁ…。それぞれに猫は出てくるけど何かパッとしない感じ。
    ミステリー要素や、毒気がないから楽しめなかったのだろうか?

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    1荻原浩『猫は長靴を履かない』
    2石田祥『ツレ猫婚』
    3清水晴木『いちたすいち』
    4標野凪『猫のヒゲ』
    5若竹七海『神様のウインク』
    6山本幸久『御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項』

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    2025年03月17日