毛内拡のレビュー一覧

  • 読書する脳

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    ◯読書の脳への影響
    ・読書は脳にとって非常に有益で、脳を鍛えるための最良の手段の一つである。
    ・読書によって、注意力、記憶力、想像力、言語能力が向上する。
    ・脳の構造にも変化を与える可能性があり、特に言語を扱う領域において顕著な効果が見られる。

    ◯読むことの認知機能への影響
    ・文章を読む過程で脳は「解釈」「推測」「記憶」を行い、これらの機能が同時に活性化される。
    ・言語理解の能力や推論力が高まり、知識の獲得や情報の整理能力も向上する。
    ・読書を続けることで、脳のシナプスが強化され、思考力が高まる。

    ◯読書が脳の若さを保つ
    ・読書を習慣化することは脳の老化を遅らせることに繋がる。
    ・特に年齢

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    2026年02月01日
  • 読書する脳

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    『読書する脳』は、「本を読む」という一見静かな行為が、実は脳にとってきわめてダイナミックで多層的な活動であることを、神経科学と認知科学の知見をもとに明らかにしていく一冊である。

    とりわけ印象的なのは、日本語という言語環境の特異性である。漢字という表意文字と、ひらがな・カタカナという表音文字を行き来しながら文章を理解する日本語読書は、意味処理と音韻処理を同時並行で行う高度な脳活動を要求する。著者は、こうした複合的な処理が脳に豊かな刺激を与え、読書体験をより深いものにしている可能性を示唆する。

    また、読書には反芻思考を抑え、脳を落ち着いた状態へ導く作用がある点も重要だ。注意を物語や論理の流れに

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    2026年01月29日
  • 読書する脳

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    脳科学の観点から読書の効用について書かれており、単なるテクニカルな読書法の本ではなかった。とはいえ、最も参考になったのは快読・精読・音読という本の読み方のテクニカルな部分の脳科学からの説明だった。特に音読の合理性については、あらためてなるほどと膝を打つポイントが多かった。これからは音読にも取り組んでみたい。

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    2026年01月25日
  • 読書する脳

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    皮肉にも電子書籍で読んでしまった。紙の読書が脳に与える影響や人生に与えるポジティブな影響など。読書が好きでたまらないのに、なかなか本を読む時間が取れなかったのを腕力で改善してくれた本。
    本書で指摘されて、過去に読んだ本の内容なんてほとんど忘れてることにも気が付いたので、これから簡単な感想も残そうと思う。(書いてももはや忘れてることもある)

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    2026年01月19日
  • ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました。

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    人の身体はまだまだ未知で不思議なことばかり。
    世界中で行われている研究や、現時点での見解が知りたくて手に取りました。

    分かりやすく解説してくれてますがどうしても専門用語は難しく、理解出来たのは7割くらいかもしれません…笑
    でも腸内細菌は腸だけでなく、脳やコミニュケーションにも関係すること。血液型で病気のリスクが異なること。スマホより紙で読書した方が読解力が高いこと。などへー!!と思うことが沢山あって読んでよかったです。
    何より随所に差し込まれるイラストがシュールで可愛い…!

    解説の中ではさらっと「細胞や遺伝子の分析を行い〜」や「〜をしたマウスを人工的に作り〜」と書かれていましたが、その全て

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    2026年01月18日
  • 読書する脳

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    読書行為自体に興味があるので、このようなタイトルは気になる。

    脳科学から読書のメリットを紐解く、という内容。
    著者の本への思い入れが強すぎる感がしなくもないけど、概ね役立った。

    なぜ読書でリラックスできるか?は、著者の思い入れが前提になってしまっていると思う。
    そうじゃない人もいるだろうに。
    ただ、内容に集中して反芻思考を抑えられるということを知っていれば、今後小説を読むときに深く入り込むことを意識できる。

    同じ本を再読時に印象が変わる現象について、「関心のありかが変わるから」と言語化されているのはよかった。

    脳科学的に紙の本推しなのはよくわかった。
    ただ、自分の状況によって、電子も紙

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    2026年01月18日
  • 読書する脳

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    某人が勧めていたので、何となく手に取り、あまり期待せずに読んだが、分かりやすく書かれていて良かった。と同時に自分の読書のあり方(空間的記憶やフィクション読み)が意外と脳科学的に効率が良いことも分かった。ただ、DMNによる反芻思考は私の読む本の関係もあろうが、共感力よりも自分の痛めつけに近い傾向があるし、ポジティブセルフトークをしたとてメタ認知をしちゃうよなぁと思い、こんなに明瞭には解明されないよとも思った。私の読書のあり方はドーパミン中毒に近いし。地図の比喩は素敵だと思いました。

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    2026年01月15日
  • 脳と免疫の謎 心身の不調はどこからくるのか

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    脳と免疫の関係を「グリア細胞」という視点から丁寧に解説した一冊。専門的なテーマでありながら、仮説と検証の区別が明確で、昨今の自己啓発本にありがちなデータの恣意的利用が見られない点が好印象だった。健康本を読み慣れた人ほど、新しい視点を得られる良書だと思う。

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    2026年01月15日
  • 「気の持ちよう」の脳科学

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    「デフォルト•モード•ネットワーク」の話が特に面白かった。最後まで読んでみると、結局「気の持ちよう」ではどうしようもないところもあるし、「気の持ちよう」な部分もあるってことか、なるほど。森田療法に興味が湧きました

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    2025年12月17日
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき

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    毛内先生の講演を聞く機会があり、この本で少し深掘り出来ました。講演も本も熱かった。初めて知る内容も多かったです。

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    2025年12月02日
  • 心は存在しない 不合理な「脳」の正体を科学でひもとく

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    「心」の捉え方がまた一つ増えた。
    自分の本質は「心」にあると思う気持ちもあった。それと同時に「心」ではなくもっと別の高い場所に「自分の本質」があるとも思う。
    「心」はふんわりしていて言語化しにくいけど、
    脳科学者の視点での「心」に対する見解は面白かった。
    「恒常性」を保つために変化する。変化しないために変化する。
    いろんな刺激を受けて、その刺激が体の反応としてでてくる。
    その反応に対して自分の過去の記憶から照らし合わせた感情が出てくる。
    それらをひっくるめて「心」と感じる。
    しかし「記憶」自体も曖昧なもので、その時の自分が「その時そう感じた」だけであって、それが絶対的な感情ではない。
    自分が感

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    2025年11月24日
  • 脳と免疫の謎 心身の不調はどこからくるのか

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    病は気から、と昔からよく言われるフレーズがある。これは精神論のもと、気合いが入ってないから病にかかる、甘さを鍛え直す場面で使われることがある。これは非科学的なこととして、その因果関係に踏み込んだ研究は少なかった。著者は脳におけるグリア細胞の機能に着目し、精神作用が免疫に及ぼす影響を科学的に見いだしている。免疫が普通に働く場合は、正常な修復機能として問題ないが、免疫バランスが崩れたら、炎症などの異常が起きる。このバランスを保つ上での考え方を示唆している。ヒトは自分で栄養を作り出せないから、食べるという行為で外から栄養を取っているが、植物由来の成分を取ることが健康を保つ上で重要であり、その理由につ

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    2025年10月19日
  • 心は存在しない 不合理な「脳」の正体を科学でひもとく

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    「全てはストレスへの適応過程である」
    「現実をどう受け止めるかによって、心はいかようにでも変化し得る」

    自分の心は自分のものだと思いがちだけど、意外と振り回されてるんだなと。
    それを自覚し、客観的視点を持つ事が心地よく生きる事につながるんだと思った。

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    2025年10月02日
  • 面白くて眠れなくなる脳科学

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    面白くて眠れなくなるほどではなかったが、眠くはならなかった。
    脳科学の話がそこそこ詳しく書いてあって眠くならないのは、結構凄いことなのでは?

    見た目から想像できる通り、初心者向けで分かりやすい。私は生物の知識がゼロに等しかったので、難易度的にちょうどよかった。

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    2025年09月22日
  • 脳と免疫の謎 心身の不調はどこからくるのか

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    ホメオスタシスのためのストレス対応、神経伝達物質と受容体のシーソーゲーム。電気信号も化学信号に変換する事で柔軟で複雑な処理。脳のリンパを司るグリア細胞が脳をメンテ。睡眠重要。ノルアドレナリンで脳内血圧上昇。脳腫瘍はグリア細胞の癌。ループ回路のブレーキが効かなくなると精神障害。受容体の変化によって起こる離脱症状。身体の炎症物質→脳内炎症→グリア細胞の機能不全→メンタル不調。畏敬の念。感謝。自己コントロール感。新奇体験。迷ったら新しい方を選ぶ。適度な運動。とりあえず始める。結局、運動+睡眠+腸内環境+楽しく笑。

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    2025年09月14日
  • 心は存在しない 不合理な「脳」の正体を科学でひもとく

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    序盤はタイトルが大げさな本だなと感じたが、後半にしっくりくる説明がされていて改めて、知覚を表す言語が大事なんだなと感じた。
    前半は、どちらかというと脳の機能やクセを解説して、気持ちや性格とは?といった内容。なので脳っぽい本を読んだ人は飛ばし飛ばしで読める内容。ちょいちょい泣くから悲しいのか、悲しいから泣くのかとか哲学があり、そのへんは面白くても心の存在の有無には紐づかない。

    後半に、環境対応でホルモンが分泌され情動が起こり、それを感情と知覚してその時のどう感じるかの気持ちを「心」と言っている。「この気持ちはなんだろう?」を言語化したのが感情ということ。なので、心は言語が定義していると捉えた。

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    2025年06月01日
  • 心は存在しない 不合理な「脳」の正体を科学でひもとく

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    心とは、私(個人)が世界をどのようにみるかという現象もしくは活動であり、そのみえかたは個人によって全く違う。言うなれば、同じ心はひとつとしてなく、それが故に、お互いに理解しあえることはかなり困難なのかもしれない。だけど、私はそれでいいと思った。後半の方に「私たちの心を直接共有できる技術が実現した未来を想像してみて下さい」的な、くだりがありました。作者はこれを好意的に捉えているように感じましたが、私は、誰かの心を私が知って(理解して)しまうことはとても怖いです。そして私は、私の心を誰かに知られて(理解されて)しまうのはもっと怖いです。だけど、一方で、「あなたのことをもっと知りたい!そして私のこ

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    2025年03月16日
  • 心は存在しない 不合理な「脳」の正体を科学でひもとく

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    脳科学で心という存在するかどうか分からないものを紐解く本。腑に落ちる例を出してくれて、理解しやすい。脳科学の観点から書かれている本をもっと読みたくなる。

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    2025年03月12日
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき

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    脳については、ニューロンが神経伝達物質の情報伝達を担っていることは知っていた。
    この本を読んで、アストロサイトなどのグリア細胞もまた脳内でとても重要な働きをしている事がわかった。

    「ニューロンを取り巻く環境が、時々刻々と変化し続け、ニューロンと相互作用し続けることがこころのはたらきという状態なのかもしれない」

    生きているとは変化し続ける脳内の環境が知性やこころのはたらきを織りなすこと。それ故に私たちは「生きている」と実感できる、
    アストロサイトをキーワードに、脳を理解するには、物質そのものではなく、それらの関係性を明らかにすることが必要だという観点が新しくて興味深かった。

    日常生活で脳を

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    2025年02月12日
  • 「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える

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    脳科学的に「頭がいい」状態とはどういうことかが書かれている。どうしても記憶力がいいとか、計算が早いとかを想像しがちだが、自分の体をいかにうまく動かせるのかという点でも頭がいいと言えるらしい。
    emotion(情動)とfeeling(感情)の違い。人間は動物にも感情があると考えがちだが、それは情動らしい。それを言葉にして初めて感情と呼ばれるとのこと。

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    2025年02月04日