毛内拡のレビュー一覧
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本を読むと、私たちの脳はどう変わるのか?
これに対する答えがきちんと記されていた。
過去に読んだ書籍の中には、問に対する答えがなかなか記されず、延々と筆者の語りばかりのものもあった。しかし、この本は分類ごとに分けられ、それぞれの中できちんと答えが記されており、スッキリとした気持ちで読み切れた。
紙と電子で読むことの違いや、そもそも読書が私たちにどのような影響を与えるのかなど、私自身が興味のある問いばかりで、改めて紙の読書の大切さを感じた。
ドキッとした所としては、昨今の読書界隈の中でもよく見られる「評価が高いからとりあえず読んでみる」「??賞を取ったからとりあえず読んでおこう」という自 -
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『心は存在しない』というタイトル通り、心を脳科学の視点から見つめ直す一冊だった。
後半で語られる「恒常的無常」という考え方が特に印象に残った。
変わらないために、変わり続ける。
人間には恒常性があり、安定を保とうとする。
でも、その安定を維持するためには、環境や時間の変化に適応し続けなければならない。
一見矛盾しているようで、これはかなり本質的な考え方だと思った。
本書内にもあるように、テセウスの船やスワップマンのようなことを考えると、人間が「自分」を自分として認識し続けていることの不思議さが少し見えてくる。
体も心も変化し続けているのに、それでも同じ自分であるように感じる。
その奇妙さについ -
Posted by ブクログ
本を読む効能を、脳科学や心理学から説く本。
全編を通して読者に語りかける口調が貫かれる。
「ほら、こんなにいいことがあるんですよ」というような。
何といっても、著者の毛内先生ご自身が本好きで、ご自身のエピソード(時に失敗含む)を披歴しているところがいい。
研究に基づいた話だとのことだが、読書によりストレスレベルが最大68パーセントも下がるという研究には驚いた。
読書嫌いな人たちもいるはずだから、そんな人たちが読書させられたらストレスレベルが上がるんじゃないか、と思ったが…。
2009年、サセックス大学のマインドラボ・インターナショナル(D.ルイス博士監修)の研究で、16名の熱心な読者を対象 -
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ネタバレ1. 読書が脳に与える科学的効果
脳のオーバーヒート防止(主導権の保持)
スマホやYouTube等の受動的な「情報の洪水」とは異なり、読書は自分のペースで速度調整や読み返しができるため、脳が過負荷になりません。
脳の高度なトレーニング
日本語(表意文字の漢字、表音文字のひらがな・カタカナ等)を高速処理することは、脳にとって非常に優れた負荷(トレーニング)となります。
メンタルの安定(反芻思考の抑制)
文章の「余白(行間や状況、登場人物の心情)」を想像して本の世界に没頭することで、ネガティブな考えをぐるぐる巡らせる「反芻思考」が止まり、精神面に良い影響を与えます。
2. 成果を高める -
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【一言まとめ】
心理学と脳科学という観点から読書のモチベーションを上げてくれる一冊だった。
【心に残ったポイント】
・読書が脳の休息になるという点
→本の内容に集中することで脳のアイドリング機能(DMN)による過活動を抑え、クールダウンさせてくれる。
・日本語は表意文字と表音文字を巧み扱い、それ自体が脳の高度なトレーニング
・読書に伴う未完了感
→物語や知識に触れることで生まれる心の中の余白があることによって、想像力などが掻き立てられる
【なぜ心に残ったのか】
現代社会のデジタルデトックスを目的に読書に手を出したが、自身の性格上メリットを理解して取り組みたいという気持ちからこの本を読むことに -
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リベラルアーツの一つと言われる脳科学は、どの様な学問なのか?が全く想像が出来ていないが、以前から興味はあった。脳は常に予測しているというが、少しでもしれたら良いなと思い、まずこの一冊を手に取った。
専門用語が多く理解しづらかった所もあるが、私にとっては、全般的に新たな発見の連続であった。例えば、脳から出るドーパミンは何かを期待しており、スマホの通知など受動的に入ってくる情報は脳疲労を起こすきっかけとなる可能性があるということは新たな気づきだった。逆に自分で主体的に考えて行動に移すことが脳に良いということは、なんとなく分かっていたことだけど、それが脳科学的にも立証された気がする。
脳科学について -
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ネタバレ人の身体はまだまだ未知で不思議なことばかり。
世界中で行われている研究や、現時点での見解が知りたくて手に取りました。
分かりやすく解説してくれてますがどうしても専門用語は難しく、理解出来たのは7割くらいかもしれません…笑
でも腸内細菌は腸だけでなく、脳やコミニュケーションにも関係すること。血液型で病気のリスクが異なること。スマホより紙で読書した方が読解力が高いこと。などへー!!と思うことが沢山あって読んでよかったです。
何より随所に差し込まれるイラストがシュールで可愛い…!
解説の中ではさらっと「細胞や遺伝子の分析を行い〜」や「〜をしたマウスを人工的に作り〜」と書かれていましたが、その全て -
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ネタバレ「心」の捉え方がまた一つ増えた。
自分の本質は「心」にあると思う気持ちもあった。それと同時に「心」ではなくもっと別の高い場所に「自分の本質」があるとも思う。
「心」はふんわりしていて言語化しにくいけど、
脳科学者の視点での「心」に対する見解は面白かった。
「恒常性」を保つために変化する。変化しないために変化する。
いろんな刺激を受けて、その刺激が体の反応としてでてくる。
その反応に対して自分の過去の記憶から照らし合わせた感情が出てくる。
それらをひっくるめて「心」と感じる。
しかし「記憶」自体も曖昧なもので、その時の自分が「その時そう感じた」だけであって、それが絶対的な感情ではない。
自分が感