毛内拡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ<目次>
第1章 「頭がいい」ってどういうこと?
第2章 注意しなければ知覚できない
第3章 脳の働きがいいとは、どういうことか
第4章 記憶という不思議な仕組み
第5章 思い通りに身体を動かす
第6章 感受性と創造性
第7章 人の気持ちがわかる
第8章 脳の持久力を担うアストロサイト
最終章 AI時代に求められる真の“頭の良さ”
<内容>
「脳科学」の本。「頭の良さ」と言うよりも、現在の脳科学の知見を漏れなくまとめた感じ。わかっていたことだけど、アスリートは「頭が良い」。自分の考えたとおりに身体を動かしているのだから。一般の人が思っている「頭が良い」は非常に狭い考えと言う -
Posted by ブクログ
これまで、ニューロンに着目した書籍は何冊も読んだが、ニューロン以外の脳内の細胞に着目したものは読んだことが無く、新しい知識となった。
具体的には、グリア細胞や間質液などに着目したものである。
ニューロンによる伝達はデジタル回路に近く、グリア細胞の一種であるアストロサイトによる伝達はアナログに近いイメージを持った。デジタル、アナログを併用しているというところに面白みを感じる。
脳科学の本を読むのは、なるべく楽して頭を良くしたいという短絡的な希望があるのだが、そういう意味ではあまり参考にならなかった。
具体的にはこうするとグリア細胞が増えるとかそういうことは記載されていないので。