毛内拡のレビュー一覧

  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
    脳の基本構造や語句の説明など詳しく書かれていた点がまずよかったし、それに基づいて最新のグリア細胞周りの研究の動向が知れたのもよかった。ニューロンの研究が進む一方で、それ以外の部分はやっぱりブラックボックスだなと感じたし、まだまだ未開の分野だなという印象。
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
    ニューロンの仕組みや脳科学の歴史をおさらいしたところで、触れられることが少ないグリア細胞そして細胞外スペースの解説を行い、ニューロンとそれらの相互作用について考察する。細胞外スペースを拡散する神経修飾物質が気分などのモードに関係しているとかグリア細胞であるアストロサイトがシナプス伝達をの効率を変化さ...続きを読む
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
    脳の重層的な構造を暗示するかのようなタイトルに惹かれて読む。脳の謎を解き明かそうと脳が挑む、その営みの不思議さに謎は深まるばかり。
    従来の脳科学が、ニューロンを主体とするネットワークとして取り組んできた研究に、脇役として重視されなかったグリア細胞などのニューロン以外の働きについて着目する。ニューロン...続きを読む
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
    間質
     体の隙間に存在する網目構造と無色透明の体液
     人体最大の器官?

    ニューロン(神経細胞)
     電気的活動をおこなう脳の神経細胞
     軸索=他の細胞への導線 他のニューロンの軸索とつなぐ数万個のシナプス
     
    グリア細胞(神経膠細胞)
     アストロサイト(グリア細胞のひとつ)
      不活性状態 
      ア...続きを読む
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
    脳の神秘はニューロン・ネットワークの中にあると思っていたが、それだけではないことが分かってきた。ニューロン・ネットワークを電子素子で構成して脳を実現するというプロジェクトがあると以前聞いたが、それだけではいけないことが分かった。ニューロン以外にも様々な要素が分かってきた。細胞外スペース、神経修飾物質...続きを読む
  • 「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える
    <目次>
    第1章  「頭がいい」ってどういうこと?
    第2章  注意しなければ知覚できない
    第3章  脳の働きがいいとは、どういうことか
    第4章  記憶という不思議な仕組み
    第5章  思い通りに身体を動かす
    第6章  感受性と創造性
    第7章  人の気持ちがわかる
    第8章  脳の持久力を担うアストロサイ...続きを読む
  • 「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える
    頭が良いというのは結局どういうことなのかは、色々あるということ。
    頭が柔らかいことも、記憶力が良いことも、論理的な思考ができることも、頭が良いということである。
    脳を正しく動かすために、頭が良くなるためには、能動的な経験、そして広い知識を持っていることが非常に重要だと自分は解釈した。
  • 「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える
    脳科学の観点から、認識論・身体論について、述べられている。最新の知見やAIとの関わりについて、見通しが良くなる。
    脳についての本が、章末に紹介されており、ブックガイドとしても良書。
  • 面白くて眠れなくなる脳科学
    眠れなくはならないが(笑)、
    今までにバラバラに聞いていた情報が、整理された気がします。

    脳を守る仕組みとして、「アルコールは通すのに、重要な薬は通さない」や
    脳は10%しか使っていないは本当か?について、アストロサイト、グリア細胞といった、(私にとって)新しい名前が出てきたのが面白かったです。
  • ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました。
    じぇッとコースターで結石が取れるのは知っていたが、具体的にどこに乗ったらいいのか書かれていて参考になった。
    コラムが面白かった。
    引きこもりは血液検査でもわかるらしい。血液成分が偏っているから引きこもりになったのか?引きこもりになってから血液成分に偏りが出てきたのか。そこのところを知りたいと思った。...続きを読む
  • 今と未来がわかる 脳と心
    子供の段階でかなり脳細胞が絞られていく、情報の伝達量が多すぎると適切な行動を取れなくなるということがきになった。
    なぜなのだろう。

    2つ誤字をみつけてしまったのでナツメ社さんへ連絡した。
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
    脳科学の新しい知見をわかりやすく紹介する本.細胞間の隙間やグリア細胞の機能を特に説明している.ただ解釈には若干の疑問点もある.まだ不明な点も多い脳の働きに迫る本として興味深い.
  • ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました。
    そそられるのだが ...。

    とてもそそられるトピックスが多く、面白く読めるが、読み終わったあとにお得感がいまいちな感じ。期待しすぎなのかもしれないが、実生活に反映できるノウハウ的なお持ち帰り事項がなかなか見当たらない心証。知的好奇心を満たす書籍。
  • 面白くて眠れなくなる脳科学
    脳に関する面白い話が読める。
    体系的に学べる訳では無いが、興味のあるところから読める手軽さもある。
    スキマ時間に読める本です。
  • 今と未来がわかる 脳と心
    妊婦のストレスが多いほど生まれてくる子どもは女の子が多い。脳の発達のためには3歳ごろからピアノや英会話、バレエ等のダンスを習わせると効果的。など知らなかったことがいくつもあった。
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
    これまで、ニューロンに着目した書籍は何冊も読んだが、ニューロン以外の脳内の細胞に着目したものは読んだことが無く、新しい知識となった。
    具体的には、グリア細胞や間質液などに着目したものである。
    ニューロンによる伝達はデジタル回路に近く、グリア細胞の一種であるアストロサイトによる伝達はアナログに近いイメ...続きを読む
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
    ノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミン、セロトニンの関係がよくわかった。
    セロトニンを増やす方法として、定期的なリズム刺激というのは、役に立つ情報だし、そこここのライフハックでも聞く話で納得。