毛内拡のレビュー一覧

  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき

    Posted by ブクログ

    まったくの門外漢で科学全般素人レベルの知識しかないのですが、タイトルにひかれて購入しました。なんとか素人にも読めるレベルにまとめてもらっていると感じました。特に各章最後の「まとめ」が役に立ちました。私なりの理解ですが、本書の主な論点は、これまであまり着目されていなかった、脳内の「スキマ」に存在しているグリア細胞、しかもそのなかでもアストロサイトというグリア細胞の果たす役割です。素人の私でも、脳内ではニューロン細胞がシナプスをつうじて電気信号を送りあっている、というメカニズムは知っていましたが、それ以外のコミュニケーションの仕組みがあること、それは言ってみればワイヤレス通信なのか、アナログ的通信

    0
    2023年05月08日
  • 今と未来がわかる 脳と心

    Posted by ブクログ

    人間が「人間たる所以」は、脳があり脳が活動しているからであろう。その脳についての科学的な解明は進みつつあるがまだまだ分からないことばかりとも言える。
    脳の構造や働き全般について基本的な知識を得るに最適な内容。知っておくべき脳の基本情報を分かりやすく網羅して書かれている。

    脳は不思議のカタマリのようなもの、しかし科学者たちが解明してくれた現時点の知見を知れなければ人間として必要な真実を認識することができないとおもう。

    0
    2022年11月28日
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき

    Posted by ブクログ

    脳の働きはニューロンが支配しているとされてきた常識に新たな見解を提示した内容。
    ニューロンを取り巻くグリア細胞(脳の中にある液体も)が実はニューロンと共に複雑な相互作用によって「ヒトの脳の働きの作り出している」とのこと。
    非常におもしろい。脳の構造など素人には基本的な部分での勉強にも多いになりました。

    0
    2022年09月11日
  • 面白くて眠れなくなる脳科学

    Posted by ブクログ

    人間をコントロールしているのは「脳である」のだから、脳のことを知る必要がある。知りたい。
    しかし、素人に分かるほどにシンプルなものではない。それでも、最新の科学により分かってきていることは日々増えてきている。
    この本では脳のことはもちろん、生物学などにも素人の人間にも面白く興味深く全編が読ませてくれる。
    「脳科学ストレス解消法」の章などは特に興味深く読んだ。”短期的なストレスは脳にとって良いこと。脳の健康のためにも...新しいものを求めて外にでよう(散歩して道に迷うなどが良い)”
    脳の主要な部分はニューロンだと思っていたけど、脳の隙間を埋めるグリア細胞そこにあるアストロサイトに大きな役割がある

    0
    2022年08月04日
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき

    Posted by ブクログ

    ちと中断入ったりで時間かかったけど、ようやく。
    もう教科書読むこともないだろうけど、教科書自体に反映されるのは一体いつなんだろうか。正解不正解を求める入試をなくせば機動的に変えられるのかも⁈

    0
    2022年03月22日
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき

    Posted by ブクログ

    脳科学の最新研究がわかりやすくまとめられていてとてもよかった。

    睡眠中の脳の活動に興味があるのでグリンファテックシステムについて丁寧に書かれてるのはよかった。まだあまり解明されていないんだなあ。

    「ほとんどの全身麻酔薬はどうして効くのかわかっておらず、全身麻酔の作用機序を解明したらノーベル賞間違いなしとも言われています。」そうなのか。

    超解像シャドーイメージング(SUSHI法)というのでマウスの脳スライスの細胞外スペースが可視化されるの、すごいな。

    1
    2021年06月13日
  • 読書する脳

    Posted by ブクログ

    読書と脳の関係性。難しい部分もあるが頑張って読んでみて欲しい。なかでも『脳の数だけ「現実」がある』というフレーズには唸らされた。読書を超えて、これは人間というものを知るきっかけにもなると思った。

    0
    2025年12月20日
  • 「気の持ちよう」の脳科学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「デフォルト•モード•ネットワーク」の話が特に面白かった。最後まで読んでみると、結局「気の持ちよう」ではどうしようもないところもあるし、「気の持ちよう」な部分もあるってことか、なるほど。森田療法に興味が湧きました

    0
    2025年12月17日
  • 読書する脳

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  読書の今をひもとく~データで見る「読まない時代」の現実
    第2章  読書がもたらす脳科学的メリット
    第3章  文字と言語処理の脳メカニズム
    第4章  認知バイアスとセルフトーク~自分を操る脳のしかけ
    第5章  脳が喜ぶ読書術
    第6章  読書がもたらす共感力と社会性

    <内容>
    脳の活性化に「読書」が役立つ、勉強にも「読書」が役立つと、脳科学の点から説いている。しごく納得というか、勉強法の本からもこうした指摘はあったし、それを脳科学から補填している感じである。

    0
    2025年12月02日
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき

    Posted by ブクログ

    毛内先生の講演を聞く機会があり、この本で少し深掘り出来ました。講演も本も熱かった。初めて知る内容も多かったです。

    0
    2025年12月02日
  • 読書する脳

    Posted by ブクログ

    私は読書が好きだが、電子書籍はほとんど読まない。何故か読んだあと、記憶に残らないから。紙の本でも忘れてしまうが、もっと忘れてしまう。その理由が、この本を読んでわかった気がする。
    最近はオーディオブックを利用している人も多いようだけれど、これもまた私には合わない。
    深い思考には紙の本が一番いいらしい。

    0
    2025年11月30日
  • 読書する脳

    Posted by ブクログ

    読書は本で読んだほうが頭に入ってくるんだ。
    また、しっかりじっくり読めばさらに、身になる。
    最後にアウトプット。
    この本の何処が自分に刺さったのか?
    何が面白かったのか?
    アウトプットするとさらに自分のものとなる。
    その他本を読む利点や読み方など、目から鱗の数々。
    ほんと、読書って楽しいよ。

    0
    2025年11月29日
  • 読書する脳

    Posted by ブクログ

    今まで意識していなかった読書と脳科学の話。
    正直、難しい部分もあったが、紙の本での読書がいいことは分かった。
    高齢になっても自分の脳が元気であるように本で色々なことを体験したいと思った。

    0
    2025年11月29日
  • 読書する脳

    Posted by ブクログ

    読書の効能を脳科学の視点から紐解いた本書。
    本を読むことは精神の涵養と健康に良い!と聞いたことはあるもののいまいちよくわからない。
    ネットでも情報は得られるからよくない?
    と言われて、紙の本派たちは何か言い返したいけど、ぐうの音も出ない。
     読書の効果についての本を見ても、威勢がいいのは初めだけ。後に行くほど、著者の読書自慢にすり替わっていてゲンナリ。という経験は本好きなら多少はあるはず。
     
    そんな本派の読書好きには世知辛い世の中だが、本書は本好きで脳科学が専門の研究者が、読書を脳科学の視点から解説してくれた本。
    視点が科学者ならではの客観性があるので、論拠もしっかりしていて、読んでいて納得

    0
    2025年11月24日
  • 心は存在しない 不合理な「脳」の正体を科学でひもとく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「心」の捉え方がまた一つ増えた。
    自分の本質は「心」にあると思う気持ちもあった。それと同時に「心」ではなくもっと別の高い場所に「自分の本質」があるとも思う。
    「心」はふんわりしていて言語化しにくいけど、
    脳科学者の視点での「心」に対する見解は面白かった。
    「恒常性」を保つために変化する。変化しないために変化する。
    いろんな刺激を受けて、その刺激が体の反応としてでてくる。
    その反応に対して自分の過去の記憶から照らし合わせた感情が出てくる。
    それらをひっくるめて「心」と感じる。
    しかし「記憶」自体も曖昧なもので、その時の自分が「その時そう感じた」だけであって、それが絶対的な感情ではない。
    自分が感

    0
    2025年11月24日
  • 読書する脳

    Posted by ブクログ

    本を読んだときの満足感や充足感の正体を知りたくて手に取った一冊。

    脳科学の視点から書かれていて、最後まで興味深く読み終えることができた。
    特に、脳の回路の可逆性(多分こんな感じだった)は、自分自身本を読んで新たな視点を得ると世界が広がる感覚があったが、脳科学的に証明ができるんだなと納得。

    この本を読んで、読書中の脳の動きを知れたことによって、今後の読書をより効果的なものにできそう。
    (筋トレも、同じ動きをしたとしても意識する部位がわかるとより効果が出ますよね。)

    本の虫として、読めて良かった一冊でした。

    0
    2025年11月20日
  • 読書する脳

    Posted by ブクログ

    読書のメリットについて知り、さらに効果的な読書の方法について知ることができた。
    科学的な視点から、読書について書かれていて、モチベーションにもつながった。

    0
    2025年11月12日
  • 読書する脳

    Posted by ブクログ

    読書をするのは脳にいい気はしていたけど、それを確認したい!という邪な気持ちから読んでみました。
    脳科学の観点からわかりやすく読書と脳の関わりについて書かれており、まさに自分の欲していた情報がそこにありました。
    楽しくて脳にいいならもっと色んな本を読んでやろう!と前向きな気持ちになれます。
    仕事関係で一定期間集中して勉強をする必要が出てきたので、本書を参考に取り組みたいなと思ってます。

    0
    2025年11月09日
  • 脳と免疫の謎 心身の不調はどこからくるのか

    Posted by ブクログ

    病は気から、と昔からよく言われるフレーズがある。これは精神論のもと、気合いが入ってないから病にかかる、甘さを鍛え直す場面で使われることがある。これは非科学的なこととして、その因果関係に踏み込んだ研究は少なかった。著者は脳におけるグリア細胞の機能に着目し、精神作用が免疫に及ぼす影響を科学的に見いだしている。免疫が普通に働く場合は、正常な修復機能として問題ないが、免疫バランスが崩れたら、炎症などの異常が起きる。このバランスを保つ上での考え方を示唆している。ヒトは自分で栄養を作り出せないから、食べるという行為で外から栄養を取っているが、植物由来の成分を取ることが健康を保つ上で重要であり、その理由につ

    0
    2025年10月19日
  • 心は存在しない 不合理な「脳」の正体を科学でひもとく

    Posted by ブクログ

    「全てはストレスへの適応過程である」
    「現実をどう受け止めるかによって、心はいかようにでも変化し得る」

    自分の心は自分のものだと思いがちだけど、意外と振り回されてるんだなと。
    それを自覚し、客観的視点を持つ事が心地よく生きる事につながるんだと思った。

    0
    2025年10月02日