毛内拡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
脳と心の関係について、現状わかっている範囲で分かりやすくまとめられている
脳と腸の関係性については別の本でも書かれていたので何かしら影響ありそう
腸内環境にも気をつけたい
認知バイアスについては詳しい本も出てい読んだこともあるが、自分がバイアスの影響下にあるかどうか客観的に判断するのはなかなか難しい
バイアスを一覧化して常に見えるところに置いておくなどして意識していきたい
脳の特性を利用
自己効力感
自分が何を成してきたか見える化
成功体験を共用した仲間との雑談
損得関係なくワクワクすることを話す
一人旅
いつもはやらないようなことをして脳を活性化
マインドフルネス
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Posted by ブクログ
面白い。脳はニューロンだけで成り立ってると思ってたが、グリア細胞(アストロサイト)、細胞外スペースなど、さまざまな相互作用の上に機能している。
ニューロン以外のグリア細胞も神経伝達物質を運搬しているとか、細胞外スペースが20%もあり、それもどうやら伝達に関わっているなど、いろんな最新の脳のメカニズムがわかりやすく紹介されている。
「うつは炎症で起きる」というかなり面白かった本と知識として連動する部分もあった。
それは、脳は髄膜にリンパ管(脊髄リンパ)があり、それを通り首のリンパ管に合流して代謝老廃物を排泄するということ。
特別な排泄機構があるわけではなく、全身と同じリンパ系を使った排泄 -
Posted by ブクログ
医学部で習った知識からアップデートされていなくて、この本を読んで初めて知った。
細胞外スペースが寝ている時には広くなり起きている時は狭くなる。
実は、情報伝達はニューロンのシナプスだけでなく、このスペースなど細胞外の領域をホルモンみたいに伝達する機構も備えている。
この細胞外スペースが狭くなるとなんらかの情報が伝達されやすく、広くなると脳の老廃物が能動的に排泄される。
こういったニューロン以外の機能は主にアストロサイトなどのグリア細胞が担っているようで、このアストロサイトもマウスよりも人では複雑性が高く、アインシュタインはある領域で発現量が増えているとのこと。
今までニューロンがすべてだと思っ -
Posted by ブクログ
脳の重層的な構造を暗示するかのようなタイトルに惹かれて読む。脳の謎を解き明かそうと脳が挑む、その営みの不思議さに謎は深まるばかり。
従来の脳科学が、ニューロンを主体とするネットワークとして取り組んできた研究に、脇役として重視されなかったグリア細胞などのニューロン以外の働きについて着目する。ニューロンによるシナプスでの情報伝達の働き以外に、広範囲に拡散する動きがあることを実験を通して明らかにする。
人間らしさや知性(知能とは違う)は、こうした仕組みに依拠すると推察している。分解すれば化学反応の連鎖に帰着する脳、そのダイナミックなシステムは驚異そのものである。本書で展開される論旨に追従していくには -
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ネタバレ間質
体の隙間に存在する網目構造と無色透明の体液
人体最大の器官?
ニューロン(神経細胞)
電気的活動をおこなう脳の神経細胞
軸索=他の細胞への導線 他のニューロンの軸索とつなぐ数万個のシナプス
グリア細胞(神経膠細胞)
アストロサイト(グリア細胞のひとつ)
不活性状態
アクアポリン4で血管に接続 リンパ系システム=グリンファティック システム
脳脊髄液と間液の交換
活性化=目新しい環境でノルアドレナリン放出
頭の良い人
体積は大きいが神経突起の密度が低く枝分かれ少ない
無駄な接続少ない?
脳の細胞群の半分はグリア細胞
アインシュタインのグリア細胞は -
Posted by ブクログ
紙で読む本の方が頭が疲れないという自覚があったので気になって本書を手に取った。また、動画でも紹介されて視聴したが、良くも悪くも動画内でキーポイントは全て話されていたので買って読んだ意味は…?と正直思う。とはいえ、研究者にありがちな堅苦しい言い回しがなく、一文一文が明瞭で非常に読みやすかった。自分が紙の本で感じている利点を大体言語化していたのでほぼ肯定しかない。筆者は「本を買って読むな」を家訓にされているようだが、ご自身が買って読まれる側であることは意識しているのだろうか…?千円ちょっととはいえ物価高の時代こちらとしては決して安い買い物ではないので、その発言がちょっとノイズになった。
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Posted by ブクログ
人間の脳に「文字を読む機能」なんて標準装備されてないらしい、
スマホのアプリみたいにダウンロードできるわけじゃない。
狩りをするために使ってた視覚野を、勝手に文字認識用に書き換えて使ってるわけで、本来の用途じゃない負荷をかけてる状態なんですよね。
でも、そこが最高にクールじゃないですか。
毛内さんは、その「無理やり作った回路」を使うことで、
他人の人生を擬似体験したり、自分を客観視したり
できるって言ってるんです。
つまり、読書っていうのは、脳のバグを利用して「人間をアップグレードする裏技」なんですよ。
「デジタルだと頭に入らない」っていうのも、脳がまだスマホの光る画面に最適化されてないだけ。 -
Posted by ブクログ
【内容】
電子情報に溢れるこの世界で深く読むことが難しくなりつつある。その中で紙の読書の効能、読み方の違いと読書体験をアウトプットすることによる効用、読書により向上しうる共感力の向上といった、読書が脳に与える影響を説く。
【印象に残った点】
快読と精読、これを使い分ける効果とそれぞれの読書時に反応する脳の部位の違い
【感想】
章毎にまとめページもあり、内容も平易だが実践的で分かりやすい本だった。本を読みたいがなかなか読めない人を対象とした本としてはうってつけのように思う。とはいえ著者が脳科学者ということもあり、シナプスの可塑性の話や読み方によってどの脳の部位が反応するかといった説明も充実し -
Posted by ブクログ
【印象に残ったこと、学んだこと】
・人の脳は引き算が苦手
→人の脳は引き算ではなく足し算が得意。そのため何かあると足し算をしてしまう傾向がある(例えばプレゼン資料を作ると必要以上にデータなどを追加し、スライドが増えるなど)。引き算の思考を意識することでシンプルに問題を解決できたりする。
・数分でも瞑想をすると脳が若返る
→瞑想を習慣化すると、脳が若返るデータあり。時間を取るのが難しい場合は、寝る前にベットの上で数分あぐらを組むだけでも効果あり。
・小さな成功体験を積み上げるとドーパミンが出る
→面倒くさい仕事もやることを小分けにすることでハードルを下げることができる。そしてこなせた分、成功