毛内拡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレデジタルコンテンツが充実している今、わざわざ紙の本を読む必要はないかもしれない。でも本を読むのが好きで、本を読んだ方が自分のためにもなると思い、読んできた。そうすることで脳にどんな影響があるのかなんとなく知っていたが、気になった。
フィクションとノンフィクションでは活性化される脳のネットワークが異なり、それぞれが異なる認知機能を高める。だから何か一つのジャンルを読むのではなく、小説を読んだり、エッセイ、ノンフィクションなど偏りなく読むことに意味があるのだと思う。
いろんなジャンルの本を読みたい。「自分自身のものの見方を客観視し、広いものの見方を理解する」ために。
よく本を読んで人生が変わった、 -
Posted by ブクログ
【印象に残ったこと、学んだこと】
・人の脳は引き算が苦手
→人の脳は引き算ではなく足し算が得意。そのため何かあると足し算をしてしまう傾向がある(例えばプレゼン資料を作ると必要以上にデータなどを追加し、スライドが増えるなど)。引き算の思考を意識することでシンプルに問題を解決できたりする。
・数分でも瞑想をすると脳が若返る
→瞑想を習慣化すると、脳が若返るデータあり。時間を取るのが難しい場合は、寝る前にベットの上で数分あぐらを組むだけでも効果あり。
・小さな成功体験を積み上げるとドーパミンが出る
→面倒くさい仕事もやることを小分けにすることでハードルを下げることができる。そしてこなせた分、成功 -
Posted by ブクログ
読書そのものが脳にどのような影響を与えているか、脳科学的なエビデンスにあふれた一冊。
なぜ本を読んだときの集中力は、他のメディアと質が違うのかがよくわかって面白かった。
情報過多の現代だからこそ、本を読むことは脳を休めることになる。
私は実は映画や動画など、どんなに面白くても集中できず、つい別のことをしてしまうことがある。
映画を見ながら携帯を見るとか…ペースをこちらが調整するためには、早送りするしかなくなるのだが、なんだか味気なくなる。
本は自分のペースで読み進められるのが利点。能動的な行動だから、集中するまでに少し時間はかかるのだが、わからなかったら戻ることもできるし、早く読み進めること -
Posted by ブクログ
「読書すると頭が良くなるらしいけど、なぜ?」という長年の疑問が解消される一冊。
紙の本を読むことにより、書いてあることを空間的に記憶することができる(例えば〇〇については△ページに書いていたなど)。スマホでの読書は画面のスクロールなどの別操作が発生するため、読解力が紙の本に比べて低下する。
また読書は反芻思考(ネガティブなことをぐるぐると考えてしまうこと)の防止になる。そのため、ストレス解消にもつながる。
読書の恩恵を最大限味わうなら「遅読」と「音読」がおすすめ。一冊の本をじっくりと時間をかけて読むことでこれまで読み飛ばしてしまっていたこともしっかりと読むことができる。加えて睡眠や休憩が -
Posted by ブクログ
ネタバレ脳科学分野を研究する著者による「頭の良さ」についての本。
研究者としてはかなりかみ砕いて説明してくれているのだと思いますが、いかんせん読者のみなさん(私も含めて)は素人のため、なかなか内容が読み込みにくかったのではないでしょうか。
標題の“「頭がいい」とはどういうことか”については私の見立てですが、
・すぐ答えに飛びつかず、様々な可能性を考える力
・粘り強く思考しつづける力
・アストロサイトと呼ばれるグリア細胞が頭の良さに関わっているかも?
・自分の身体を思い通りに動かせることも頭の良さ
こういうことなのかな? と解釈しました(間違っているかもしれません……)
この本を読む前に、AIに -
Posted by ブクログ
興味深いタイトル、心と脳について科学的に分析する新書、おもしろそー、
と思って読み始めたが、、、
いっぱい盛り込みすぎ。
引用もやたらめったら。
パブロフの犬は出るわ、映画「インサイドヘッド」は出るわ、
MBTI性格診断はでるわ、(私はENTJ 45年前にやって、今年やって一緒)
福岡伸一さんの動的平衡はでるわ、、、
いろんな例から何かを伝えたかったのだろうけど、
それなりに脳の本を読んでいる私には、逆に何が言いたいのか、伝わらなかった。
理解できなくてごめん。
序章 実は心なんて存在しない?
第1章 心の定義は歴史上どう移り変わってきたのか
第2章 心はどうやって生まれるのか
第3章