エンゲルスのレビュー一覧
-
剰余価値の生成過程について。
労働時間延長による絶対的剰余価値
協業、分業による相対的剰余価値
機械による相対的剰余価値の生成
機械の労働者に与える影響
機械による生産性の向上の負の側面Posted by ブクログ -
価値には交換価値と使用価値が存在する。
交換価値は労働時間で表される。
交換価値が同一のものが交換される。
交換価値を表す物差しになるのが貨幣。
貨幣は貴金属、特に金。
流通の中では剰余価値は生まれない。
労働者は自由を失わない範囲で自分を売る。
貨幣所有者は、労働者に前貸しで労働を買う。Posted by ブクログ -
長い割に、話が進まない印象を持ちました。それだけ、細かい所を読解できなかったのかもしれません。経済学の概論とか原論とかで学ぶことが書いてあります。経済学を学びたい高校生なんかは目を通してみるといいかもしれません。思想的な意味も持っているでしょうが、そこはよくわかりませんでした。Posted by ブクログ
-
2巻(岩波文庫での、である)は1巻よりも長かった。かなり長かった。読むのしんどかった。哲学的な1巻に比べて、なんだか歴史的なことがたくさん出てきて、非常に読みづらかった。2008.5.30-(31)-6.10(12d).Posted by ブクログ
-
資本論のつづき。マルクス自身が生前に発表した部分はこの巻でおわる。剰余価値の生産、労働賃金、資本の蓄積價値、資本主義的蓄積の一般的法則、本源的蓄積、近代植民理論が語られている。時間給と出来高賃金の併用や、資本家の節欲説に対する批判、資本主義的生産がつねにフリータなどの相対的過剰人口を生みだすこと。歴...続きを読むPosted by ブクログ
-
資本論のつづき。絶対的余剰価値と相対的余剰価値について述べている。絶対的余剰価値は労働者の長時間労働による余剰価値の生産を述べ、相対的余剰価値は資本が労働賃金をいかに安く値切るかということを論じている。なによりの特徴はイギリスの工場監察官の資料からリアルに労働者のおかれている状況を描写しているところ...続きを読むPosted by ブクログ
-
文体は難しいが、とくに難しいことが書かれているのではない。商品の分析からはじめて貨幣という商品を導き出し、交換過程へすすみ、資本の蓄積の秘密として、労働力という特殊な商品を導くところまでです。それにしても、明治維新の前年にこんな著作があったのはすごいことです。現代社会を見る眼も養うことができます。遊...続きを読むPosted by ブクログ