エンゲルスのレビュー一覧

  • 共産党宣言
    今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である。ブルジョア(雇用者)と労働者階級。社会は革命によって古い階級を新しいものに置き換えただけ。
    ブルジョア階級は支配を握るに至ったところでは、封建的な、家父長的な、牧歌的な一切の関係を破壊した。彼らは人間を血の繋がったその長上者に結びつけていた色とりど...続きを読む
  • マルクス 資本論 2
    剰余価値の生成過程について。
    労働時間延長による絶対的剰余価値
    協業、分業による相対的剰余価値
    機械による相対的剰余価値の生成
    機械の労働者に与える影響
    機械による生産性の向上の負の側面
  • マルクス 資本論 1
    価値には交換価値と使用価値が存在する。
    交換価値は労働時間で表される。
    交換価値が同一のものが交換される。
    交換価値を表す物差しになるのが貨幣。
    貨幣は貴金属、特に金。
    流通の中では剰余価値は生まれない。
    労働者は自由を失わない範囲で自分を売る。
    貨幣所有者は、労働者に前貸しで労働を買う。
  • 共産党宣言
    【読書その84】本当に恥ずかしながら初めて共産党宣言読みました。初版が1848年とのことですが、170年近く経っているのにその新鮮さは凄いですね。
  • 共産党宣言
    現実世界に大きな影響を与えた書であるが、人間はそこまで自律していなく与えられないと、または、命じられないと何もしない怠惰な者が僕も含めて多数な為理想的プロレタリア社会にはなりえなかった⁈
  • 共産党宣言
    短いので一気読み。経済学の知識はゼロに等しいので内容には触れられないし理解しがたい個所も多々あったが、それでも今読んでも得心しながら読める感があった。訳文が上手いのか。
  • 共産党宣言
    ”今日までの社会の歴史は階級闘争の歴史である”という冒頭の一文から、そこまで言い切ってしまえるものかという疑問が湧く。私も雇用されていた時分の感覚を思い返してみても、なかなか書かれている内容が腑に落ちる部分は少ないのが正直なところ。
    所謂古典と呼ばれる部類の書物(しかも現実世界に多大な影響を及ぼした...続きを読む
  • 共産党宣言
    今頃感が半端無いわけですが。。

    とりあえずひとこと言うとしたら、みんな共産主義のことを勘違いしすぎ。ちゃんと知ってから批判しようぜ。
  • マルクス 資本論 1
    長い割に、話が進まない印象を持ちました。それだけ、細かい所を読解できなかったのかもしれません。経済学の概論とか原論とかで学ぶことが書いてあります。経済学を学びたい高校生なんかは目を通してみるといいかもしれません。思想的な意味も持っているでしょうが、そこはよくわかりませんでした。
  • マルクス 資本論 2
     2巻(岩波文庫での、である)は1巻よりも長かった。かなり長かった。読むのしんどかった。哲学的な1巻に比べて、なんだか歴史的なことがたくさん出てきて、非常に読みづらかった。2008.5.30-(31)-6.10(12d).
  • マルクス 資本論 3
    資本論のつづき。マルクス自身が生前に発表した部分はこの巻でおわる。剰余価値の生産、労働賃金、資本の蓄積價値、資本主義的蓄積の一般的法則、本源的蓄積、近代植民理論が語られている。時間給と出来高賃金の併用や、資本家の節欲説に対する批判、資本主義的生産がつねにフリータなどの相対的過剰人口を生みだすこと。歴...続きを読む
  • マルクス 資本論 2
    資本論のつづき。絶対的余剰価値と相対的余剰価値について述べている。絶対的余剰価値は労働者の長時間労働による余剰価値の生産を述べ、相対的余剰価値は資本が労働賃金をいかに安く値切るかということを論じている。なによりの特徴はイギリスの工場監察官の資料からリアルに労働者のおかれている状況を描写しているところ...続きを読む
  • マルクス 資本論 1
    文体は難しいが、とくに難しいことが書かれているのではない。商品の分析からはじめて貨幣という商品を導き出し、交換過程へすすみ、資本の蓄積の秘密として、労働力という特殊な商品を導くところまでです。それにしても、明治維新の前年にこんな著作があったのはすごいことです。現代社会を見る眼も養うことができます。遊...続きを読む
  • 共産党宣言

    これではネオリベに対抗不可

    読了、個人的に色々おかしいと思う箇所があった。
     まず、公認の婦人の共有って何でしょう?物扱いの共有財産ってことですか?女には人格(内面)ありません認めませんという前提?

     それと、全生産を結合して個人の手に集中されると公的権力は政治的性格を失うという文もあって、驚きました。これではいつか階...続きを読む