エンゲルスのレビュー一覧

  • 共産党宣言

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    ブルジョア打倒,プロレタリアート団結の必要性を簡潔にまとめたパンフレットであり,分かりやすさと力強さを重視している。自身の不遇を階級のせいにするのは難しくない。

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    2023年06月08日
  • マルクス 資本論 4

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    資本論 4/9
    3巻までとは 世界が違う。経済学の色合いが強い。マルクスから エンゲルスに著者が変わり、「資本主義=労働者から搾取」だけでなく「資本主義=恐慌」というテーマも加えられた

    G(貨幣)→W(商品)=A(労働力)+Pm(生産手段)

    労働者から搾取→剰余価値→次の投資→過剰生産→恐慌

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    2017年06月14日
  • マルクス 資本論 4

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    第四分冊。
    この一冊全体にわたって、
    資本主義的生産の利潤は可変資本(労働力)が生み出す剰余価値が資本家に移転することで生み出される、
    と主張している。

    つまり、資本家の儲けとは労働者をタダ働きさせて生み出した分の利益であり、売買の商取引の瞬間にそれが生まれるわけではない、というのがこの巻の主旨だ。

    その前提には、前巻までにマルクスによって議論された、
    ・(純粋な)労働→「労働すること」によって実際に生み出される価値
    と、
    ・労働力→ 労働者としての「人間」が生む価値への可能性
    との混同及び、資本家によるその混同の濫用にある。

    マルクスの批判をたどれば、アダム・スミスを初めとするマルクス

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    2025年11月08日
  • 共産党宣言

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    非常に有名な本なので、内容には触れないが、これまでに多くの日本語訳がある。訳文そのものの評価はできないが、本書には、「宣言」の各国での受容過程を窺わせる序文や同志との書簡のやり取りが併せて収録されており、また詳細な解説も付されている。
    本文の理解はもとより、古典たる本書の時代背景や現代的意味等を更に知りたいと思う者には、広くお勧めである。

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    2020年05月25日
  • マルクス 資本論 8

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    資本論 8/9 地代論。農地の私有化(資本主義的農業)への批判。今までで一番 読みづらい。資本家=借地農業者、耕作者=労働者 という前提で 大土地所有者の地代を価値概念を使って説明し、地代=不払剰余労働として 労働者搾取の構造を批判

    学習の友社 宮川彰「資本論を読む(下巻)」の助けを借りる

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    2017年06月18日
  • マルクス 資本論 5

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    資本論 5/9
    「資本主義=生産のアンバランス→恐慌」がテーマの巻。イデオロギーではなく、資本主義国家を 解明しようとしている

    単純再生産=規模が拡大しない単純再生産
    第1部門と第2部門の交換=消費手段と生産手段の交換=「v+m」と c の交換


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    2017年06月12日
  • マルクス 資本論 5

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    前巻では、個別の資本家の資本の回転に関してだったが、今巻では社会全体の資本の回転について。
    また、商品材料を作る資本と消費用商品を作る資本の拡大のされ方について。

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    2017年04月27日
  • マルクス 資本論 4

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    ・資本の循環過程G-P-W
    ・生産資本、商品資本、貨幣資本
    ・資本の回転期間について
    ・労働期間、生産期間、流通期間の関係
    ・剰余価値の流通と蓄積過程について

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    2016年10月09日
  • 共産党宣言

    ネタバレ

    これではネオリベに対抗不可

    読了、個人的に色々おかしいと思う箇所があった。
     まず、公認の婦人の共有って何でしょう?物扱いの共有財産ってことですか?女には人格(内面)ありません認めませんという前提?

     それと、全生産を結合して個人の手に集中されると公的権力は政治的性格を失うという文もあって、驚きました。これではいつか階級内に新たな独裁者を生み出すだけでしょう。人の心は制御できません。

     意見は共有できたとしても、個々の内面&身体は共有できないし、個人の立場は一つではありません。これを無視すれば机上の空論です。
    人は制御可能な規格品ではないのです。

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    2017年12月21日