エンゲルスのレビュー一覧

  • マルクス 資本論 2
    2024/4/18
    労働力は他の原料や材料と同じで売ることができる物資みたいなもの。我々労働者はこの労働力を売って対価を得ている。生産の過程で原料の代金に労働力分の付加価値が付くわけだが、この再生産にあたり労働課程は労働力分の代金の付加価値を超えて続行される。剰余価値は資本家に。

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  • 共産党宣言
    社会主義、共産主義についての超有名な古典らしい。
    当時の各国の政治、経済、社会情勢を知ってないと理解できないことが多いものの、ブルジョア階級とプロレタリア階級の間の闘争など、抽象的な記述については現代にも通ずるところがあるように思う。現代日本はどのような状態にあるのか、アメリカほとではないが格差が生...続きを読む
  • マルクス 資本論 1
    疎外。本来、自分のものであるはずのものが自分から離れてよそよそしくなる。本来、労働は創造的な活動で、自己実現、人間能力の開花につながる。しかし、ものを生産する手段(労働者)を資本家が握る社会では、労働者は自分の人生や運命を決めることができない。
    ※疎外の指標(無力・無意味・孤立・自分が自分でないよう...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    ドイツ・イデオロギー 新編輯版 岩波文庫
    (和書)2009年09月18日 22:25
    2002 岩波書店 廣松 渉, マルクス, エンゲルス


    岩波文庫の新編輯版の前に出ていた「ドイツ・イデオロギー」は読んだことがあったのですが今回この本で再読してみようと思いました。内容も随分前に読んだので忘れて...続きを読む
  • 共産党宣言
    題の通り、当時の共産主義の理論と実践が記述されている。現代で共産主義というとイデオロギー的な他意を含みがちであるが、本書ではその根幹を成すロジックに触れることができる。

    ありがちな誤解として一切の財産の私有の廃棄というものがあるが、本書ではそれは明確に否定されている。本書で述べられているのはあくま...続きを読む
  • 共産党宣言
     久しぶりに読んだなあ,マルクス・エンゲルスの文章。
     いま,
    内田樹✕石川康宏著『若者よ,マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱』(かもがわ出版,2010年)
    を読んでいる。高校生以上向きに書かれた本書は,二人の手紙のやりとりという形をとってマルクス・エンゲルスの著書を順に読み解いていく。二人の手...続きを読む
  • マルクス 資本論 1
     学生時代に読んだ記憶があるのはこの第1巻のみ。今回30年ぶりに再読を思い立ったが、この岩波文庫版が第9巻まであるということを知り愕然とする。みんなよく読むよなあ。以前ホッブスの「リバイアサン」に手をつけたときは第3巻の最初で挫折、しかも今回は優にその3倍以上はある。全巻読破は無理かなと思いつつ、幸...続きを読む
  • 共産党宣言
    これを読んだ当時はマルクスの慧眼に気付かなかったが、ブルデューなどの階級社会論を読んでから、なるほどと思った。かつてから階級社会では、上位の階級は国際的にラテン語でコミュニケーションを取り、さらに上位の王室では婚姻により女性を通じたコミュニケーションがあった。フランス革命時に対仏大同盟、対革命の連合...続きを読む
  • 共産党宣言
    「今日までの歴史は階級闘争の歴史である」という有名なフレーズで始まる本書。あたかも、社会に支配者がいて被支配者を搾取しているという対立構造を設定して、いたずらに対立を煽っている扇動的な虚構理論。
    古来、我が国は、農業集団、職工集団、芸能集団、治安集団(武士)、権威集団(朝廷)、などの各職能集団が調和...続きを読む
  • マルクス 資本論 1
    これを読むとアリストテレスのすごさが分かる。とりあえず1〜3まで分からなくてもいいから黙って読めと言われているので、読む、非常に面白い。
  • マルクス 資本論 1
    アダムスミス,リカードの経済理論から,イギリスの経済を分析して体系を作りなおしたもの。
    膨大な理論で,難解なところもある。
    ヘーゲルの哲学との関係はうまく読み込めなかった。

    時間,主体を捨象したマクロ経済学的側面を持ちながら,ミクロ経済学的論理を展開しているように読める。
  • マルクス 資本論 1
    「20世紀最大の思想家」とも云われるマルクスの主著。
    基本的には「経済学批判」の続きであり、改めて何かをいうことはない。ただマルクスの碩学さには恐れいる限りで、経済学に限らず哲学や文学、はては自然科学に至るまでのあらゆる文献から引用し、説を進めて行く。貨幣には様々な「手段(蓄蔵・支払etc)があるが...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    私は自らの研究の最も重要なテーマの一つにイデオロギーを据えながらも,イデオロギー研究の出発点ともいえる『ドイツ・イデオロギー』を読んでいなかった。そもそも,マルクスの著自体,『共産主義者宣言』(太田出版),『哲学の貧困』(岩波文庫)に続いて,3冊目にすぎない。だから,そもそもマルクスの人生において,...続きを読む
  • マルクス 資本論 1
     資本論。60年代の大学生たちを熱くさせたマルクスの資本論。岩波文庫全九巻中、第一巻。価値形態論が熱い。資本とは何か?についてとか書かれてる。おそらく、九冊中一番面白い巻かもしれない。けれど、二巻からなんかだれてくるのであります。。がんばって全部読んでみるでごわす。2008.5.26-19(4d).
  • マルクス 資本論 1
    説明不要
    聖書と並ぶ“永遠のベストセラー”
    資本主義的生産メカニズムの正体と
    その生成と発展と没落の必然性を
    唯物史観の観点から説き明かした
    革命家マルクスの集大成にして人類史上最大の大著
    人生狂う恐れあり、要注意
  • ワイド版世界の大思想 第3期〈7〉ウェーバー
    版が違うかも。家のは新装版『世界の大思想』3 です。

    けして忘れない。
    「Ich kann nicht anders,Hier stehe Ich…わたしはここに立つ。他になしようがない。」と言う言葉を。
  • 共産党宣言
    共産党宣言
    著:K・マルクス
    著:フリードリヒ・エンゲルス
    訳:大内 兵衛
    岩波文庫 白124-5

    1848年フランスの2月革命、オーストリア、プロイセンの3月革命をはじめ、ヨーロッパは諸国民の春と呼ばれる、「1848年革命」という転機を迎えていた それは、ヨーロッパをナポレオン以前に戻そうとする...続きを読む
  • 共産党宣言
    ブルジョア打倒,プロレタリアート団結の必要性を簡潔にまとめたパンフレットであり,分かりやすさと力強さを重視している。自身の不遇を階級のせいにするのは難しくない。
  • 共産党宣言
    平易な本と言われているが、正直あまりよく理解できていない。
    思考が深まった時に再度読んでみようと思う。
  • マルクス 資本論 2
    本書を読むと、資本主義社会は人の欲望を悉く見える化し、それにより社会の変化や発展を急激に加速させたのだということがよく分かる。この分冊では、(主に工場における)劣悪な環境を生々しく描くことにより、資本の持つ残虐さを自分たちに伝えてくる。(もちろんそれは、急激な変化に対して試行錯誤する社会、という一面...続きを読む