エンゲルスのレビュー一覧

  • マルクス 資本論 6
    資本論 6/9
    今までの解答編みたいな巻。

    15章「利潤率の傾向的低落の法則。その内的矛盾の展開」は 圧巻。資本主義を被告人とした裁判のよう。

    音読した方が 頭で整理される
  • マルクス 資本論 4
    資本論 4/9
    3巻までとは 世界が違う。経済学の色合いが強い。マルクスから エンゲルスに著者が変わり、「資本主義=労働者から搾取」だけでなく「資本主義=恐慌」というテーマも加えられた

    G(貨幣)→W(商品)=A(労働力)+Pm(生産手段)

    労働者から搾取→剰余価値→次の投資→過剰生産→恐慌
  • マルクス 資本論 3
    資本論 3/9

    剰余価値とは何か、剰余価値を引き上げるものは何か が前半のポイント。

    「剰余価値(増殖する資本)は 資本家が支払わない労賃」と定義。強い表現に感じる。資本主義システムの中に 剰余労働を じかに引き出すよう 組み込まれている

    労働者だけでなく、国家をも 黙らせている という点で、...続きを読む
  • 共産党宣言
    共産主義を学ぶ集中講座、終わり。マルクス、エンゲルスの「共産党宣言」、レーニンの「国家と革命」、毛沢東の「毛沢東語録(超訳)」を参考図書とした。
    まだまだ稚拙ではあるが、学びは以下2点。
    一つ目は、共産主義の真の実践者は、おそらく毛沢東ただ一人だったのであろうという理解。
    パリ・コミューンの不完全さ...続きを読む
  • マルクス 資本論 2
    資本論 2/9
    読みにくいが、8章「労働日」以後を読むと、資本論が 、階級闘争をテーマとしていることが よくわかる。マルクスが 労働者に 革命行動を呼びかけている。資本家を 人格化した資本システムとして 批判している

    13章「機械装置と大工業」における機械装置は 人口知能とリンクした

    いろいろな...続きを読む
  • 共産党宣言
    今日では発展段階論的な史学理論は破綻をきたしているが、それでも新自由主義へのアンチテーゼとしては参考になる部分もままあるだろう。

    マルクス、レーニンが反動としての社会主義との区別化を図るために「共産主義」という語にこだわったということも書いてあり、20世紀に最も影響力のあった二人の思想・考えを探る...続きを読む
  • 共産党宣言
    一言でいえば、共産主義者はどこにおいても、現存の社会的ならびに政治的状態に反対するあらゆる革命運動を支持する。
    このようなすべての運動において、共産主義者は、所有の問題を、それが多かれ少なかれどれほど発展した形態をとっていようとも、運動の基本問題として強調する。
    最後に、共産主義者はどこにおいても、...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    面白い。

    分業による所有形態の多様化。
    その前提としての、生産形態・交通形態のあり様について。人間を規定する諸条件あるいは階級は、そうした物質的形態に関係する。
  • 共産党宣言
    プロレタリアを大層哀れんだ、救済者気取りのお坊ちゃんの、蜂起と革命の喚起を目的とする理論的煽動歌。熱量そのもの。
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    マルクスとエンゲルスの草稿。題名どおり、当時のドイツ哲学界におけるイデオロギーを批判し、新たな理論を構築しようという意気込みに満ちた著作。「ドイツ・イデオロギー」が具体的に誰の思想を意味しているのかという点はもっと考慮されていいように思うが、理論の精緻さのみを重視し感覚的な人間を忘れているという批判...続きを読む
  • 共産党宣言
    おもしろかった!啓蒙を目的とするパンフレットってこういうものなんだなあと。

    抽象的な概念に類するような表現が多くて理解することは難しかったけれど(当時を生きていた人たちでさえしっかりと理解できたとはあまり思えない…)、民衆が同調しやすい、そしてしたがっている修飾語を冠した抽象的な言葉こそ最も扇動が...続きを読む
  • 共産党宣言
    階級と私有財産制のない新しい世界の建築を目的としたユートピアの書。「今日まであらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」の有名な一文で始まる。本書の骨子は次のようなものである。太古の土地共有が解消されて以来の歴史は階級闘争の歴史である。すなわち、社会的発展の様々の段階における搾取階級、非搾取階級の間...続きを読む
  • 共産党宣言
    100年以上も前に書かれた著作だけど、資本家が跋扈する社会のあり様なんかがまんま今と同じで感心する。
    人間はみんな欲があって、できるならみなブルジョア階級になりたがるだろうから、人類みんなが解脱でもしない限り本当の共産主義が実現するなんて不可能な夢に思えた。
    だけど、今の社会にも辟易してるから、そん...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    マルクスやエンゲルスの体裁が整った著作とは違って、これはノートのような紙に思いついたこと、またはどこかで学んだことをひたすら書き連ねた本である。またエンゲルスが主に執筆した箇所をマルクスが書き加えたり、線を引いて消したり、また絵のような内容を書き加えたりしている。
    体裁が整った著書は当然だが取捨選択...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    唯物史観完成の書、らしい。まあ、難しいことはわからないが、抽象的哲学的な観点から社会を理解することをやめ、実践的な、実際の活動に即した社会の理解をめざした、ということか。

    印象的だったのは、のちのマルクス主義歴史学に大きな影響を与えたと思われる一節。

    「抽象されたものは、しかし、哲学のように、そ...続きを読む
  • 共産党宣言
    100年前の世界にとっては衝撃的な内容であったはずだ。そして、それは今も変わらない。残念ながら、国家という体制に歪められ、ほんとうの意味での共産主義は実現されないままに終わってしまった。

    かなり過激で、夢物語ではあるけれど、若きマルクス・エンゲルスが万国のプロレタリアに呼びかけた内容は、今読んでも...続きを読む
  • マルクス 資本論 1
    貧富の差は自己疎外により拡大再生産される。

    資本主義社会では、持てる者は更に持ち物を増やし、持たざる者は更に持ち物を失う。
    この理由を「疎外」概念で説明した。
    これはとても明晰な分析だと思う。

    働く、否働かざるを得なくなる、というのは、その非自主性故に、
    心も体も懐も貧しくなってしまうのだ。
    ...続きを読む
  • マルクス 資本論 1
    難しい。

    様々な分野の様々な著作に現れるカール・マルクスという名。
    その名を不動のものにした名著である。

    しかし、難しいのでこれを読む必要は無い。
    他の平易に内容を纏めたものをお奨めする。


    マルクスは資本主義が崩壊すると予言した。
    先に宣言しておく、マルクスの予言は的中する。
    ...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    ドイツの哲学者、マルクス(1818-83)/エンゲルス(1820-95)の共著。1846年刊。唯物史観提唱の著。この著における「意識が生活を規定するのではなく、生活が意識を規定する」という言葉はあまりにも有名である。この著を読めば、マルクス・エンゲルスの基本理解は得られるだろう。
  • 共産党宣言
    非常に有名な本なので、内容には触れないが、これまでに多くの日本語訳がある。訳文そのものの評価はできないが、本書には、「宣言」の各国での受容過程を窺わせる序文や同志との書簡のやり取りが併せて収録されており、また詳細な解説も付されている。
    本文の理解はもとより、古典たる本書の時代背景や現代的意味等を更に...続きを読む