あらすじ
マルクスが自ら生涯の事業と呼んだ『資本論』。レーニンが“現世紀最大の政治経済学上の著作”と呼んだように、近代資本主義社会の経済的運動法則を徹底的に究明して、経済学を“革命”し、また人間社会に対する見解に完全な変革をもたらして、社会主義を科学的軌道に乗せた不朽の名著。ディーツ版による改訳。
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Posted by ブクログ
この岩波第8巻は、資本論のクライマックス、地代論である。
詳細な土地評価を通じて、土地という天然物から地主が絶対地代という不労所得を得ることが証明される。
マルクスは、信用論の後にこの地代論を置くことで、自然と結びついた地代こそが、金融資本に増して資本の増殖にとって決定的だと見ていたのだろうが、
今の自分からは、利子も地代も共に不労所得であり、そこまでの差は感じない。
逆に、様々なルール変更を通じて利益を吸い上げる銀行の方が、現代では資本主義のラスボスという感じがするが、そこは時代の違いなのだろう。
あと残り1巻だが、ここまでの流れを簡単にまとめる
■《現状分析》当時の労働者の窮状
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■《原因分析》資本家による労働者搾取。剰余価値は労働者のタダ働きによりもたらされる
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■《証明》流通過程の分析。生産費用は個別のものではなく社会全体で決まります
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■《根本的問題追究①》信用論。産業資本家は実は管理労働をする労働者にすぎない。本当に巻き上げているのは金融資本、つまり金貸し、つまり銀行
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■《根本的問題追究②》地代論。地代も金融資本と同じく不労所得
だから、結論から書いてほしかった。