【感想・ネタバレ】マルクス 資本論 7のレビュー

あらすじ

マルクスが自ら生涯の事業と呼んだ『資本論』。レーニンが“現世紀最大の政治経済学上の著作”と呼んだように、近代資本主義社会の経済的運動法則を徹底的に究明して、経済学を“革命”し、また人間社会に対する見解に完全な変革をもたらして、社会主義を科学的軌道に乗せた不朽の名著。ディーツ版による改訳。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

資本論 7/9
信用経済論の巻。銀行の貸付資本や 貨幣を対象に 信用経済の膨張と崩壊を取り上げている。バブル崩壊を想起させる。恐慌の10年周期説、32章の資本主義の幻想論に驚く

「それゆえ 恐慌時には 信用主義から重金主義(貨幣重視)に急転する」に 納得


ここまで読んできて やっと 資本論が革命の書である理由がわかった。マルクスは「既存のシステムを疑い、自分の置かれた悪い現実に目を向けろ」と言っているのだと思う

0
2017年06月16日

「ビジネス・経済」ランキング