【感想・ネタバレ】マルクス 資本論 9のレビュー

あらすじ

マルクスが自ら生涯の事業と呼んだ『資本論』。レーニンが“現世紀最大の政治経済学上の著作”と呼んだように、近代資本主義社会の経済的運動法則を徹底的に究明して、経済学を“革命”し、また人間社会に対する見解に完全な変革をもたらして、社会主義を科学的軌道に乗せた不朽の名著。ディーツ版による改訳。

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Posted by ブクログ

マルクスの手稿の断片をつなぎ合わせた最終部分。
最後は途中までしか書かれていない。
ただでさえ、難しい本が、虫食い状態、絶筆状態とあって、きちんと理解できていない。

訳者のあとがきが、多少理解を助ける。
史的唯物論という言葉のニュアンスや資本論が社会主義革命の書と言われる理由はなんとなくわかった。
現在は、共産主義が挫折したことが確定しているため、訳者の主張は素直に受け止められないが、とはいえマルクスの主張は現代も大いに参考になるところが多いと思われる。

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2018年03月02日

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