シェイクスピアのレビュー一覧

  • ロミオとジューリエット

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    すでに人口に膾炙した作品なので、内容自体に驚くことはありませんでした。

    しかし本作が500年以上もまえに書かれたと思うと、そして500年以上が経っても読むに十分値する作品を書いたかと思うと、改めてシェイクスピアの才気に驚嘆させられます。

    そして昭和に書かれた訳者あとがきには、別の意味で驚かされました。とにかく訳者の自意識が作品の解釈や意義を述べる際にも強くあらわれ、ご本人の強い信念に基づく文体と内容が読んでいてつらかったです。

    ですので、作品の読後は良かったのですが、上記あとがきの読後は悪かったです。したがって、どこか気まずさを感じてしまったことによる作品評価です。

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    2021年05月17日
  • 新訳 お気に召すまま

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     “All the world's a stage. And all the men and women merely players." でお馴染みの、シェイクスピアの、最後は大団円で終わるドタバタ恋愛劇。
     登場人物は他のシェイクスピア劇に比べても特別多いという訳でもないけど、やっぱり一生懸命読まないとゴチャゴチャして分からなくなる。始めに河合先生の『あらすじで読むシェイクスピア全作品』であらすじや登場人物の関係なんかを予習してから読んだ。
     うーん、河合先生の訳はびっくりするくらい面白いし、もうこれを台本にして今すぐ芝居を始めようという気にすらさせられるが、話自体は

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    2021年01月27日
  • ロミオとジューリエット

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    著名ではあるが初めて読んだ。乳母や周りの人たちの猥雑な駄洒落が頻発するのと対照的にロミオとジュリエットの行動は純粋で盲目的である。何せジュリエットはまだ14歳である。現代では中学2年生にあたる。昔の結婚が早いと言っても親が相手を決めるに不自然ではない若さである。修道士ロレンスが両親の知らぬところで二人を結びつける手助けをするのもいかがなものか。しかも事が終わって、領主に問責された際、臆面もなく正当性を主張する。考えたら、随所に破天荒なストーリーではある。2020.10.30

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    2020年10月30日
  • ヴェニスの商人

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    ネタバレ

    シェイクスピアで初めて読んだ作品。
    悲劇作品かと思ったが、典型的な勧善懲悪ものであった(ように感じた)。
    ユダヤ人差別が露骨に描かれていて、当時のシェイクスピアがどういう思いで書いたのかはわからないが、現代人の自分から見たら一種の風刺作品のようにも思えた。終始悪者扱いだったシャイロックがまた違った結末を迎えていたならば、作品は全く違った様相を呈したのだろう。

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    2020年03月26日
  • 新訳 夏の夜の夢

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    韻を踏んでいるのが面白い。日本語に訳すと仕方ないのか、踏み切れてないところも面白かった。ディミートリアス(ヘレナを無下に扱う)とヘレナ(片思いでストーカーチック)の掛け合いが面白かった。
    惚れ薬で別の女性に気が移った途端、辛辣ー!好きじゃないからってそんなdisる!?好きor嫌いの2択しかない極端さ。身分の高い観客に、舞台でこの辛辣な態度がウケてたのかなと思うと微妙な気持ちになる。
    豆の花 、蜘蛛の巣 、蛾 、芥子の種という四人の妖精が出てくるくだりが好き。なぜこのラインナップなのかと。
    全体的に夏の暑さでゆだってお祭り騒ぎ、的な印象を受けた。

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    2019年08月26日
  • ヴェニスの商人(まんがで読破)

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    最後の裁判のシーンの機転を利かせての逆転劇は爽快。あの指輪を渡してしまったのはちょっとハラハラした。

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    2019年05月12日
  • 新訳 オセロー

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    好きな俳優さんが舞台・オセローに出演するので、初めてシェイクスピアに手を出してみた。
    演劇の世界が文字になっていて、なるほど、と興味深かった。
    脚本を読んでいるようなものなので、心理描写やシーンを把握するのは難しい。
    演劇とセットで読むのがいいだろう。

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    2018年08月17日
  • ヴェニスの商人

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    ユダヤ人への露骨な差別にびっくり。日本にいると、ユダヤ人問題ってあまり身近ではないですが、本当に古代から大変な目に遭われた人たちなのだなと思います。キリスト教も、一国の政府が他国を敵として刷り込むことで自信の求心力を保つ必要があったということでしょうか。恋する二人のテンポの見事さは、読んでいて気持ちよく情熱的で、恋愛のめんどくささを描き切っているwポーシア聡明ですねー、最後の指輪のくだりはなんのためにあんなことしたくなるのか、意味わかんないけどそれに頭の上がらない男たちもチャーミングではないですか。

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    2017年10月22日
  • ヴェニスの商人(まんがで読破)

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    名作のあらすじを知る上では重宝する。
    喜劇という事だが、キリスト教とユダヤ教、ユダヤ人差別、法律論、善と悪など様々なテーマが詰まった力作であったということが解る。

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    2017年07月29日
  • リア王

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    初めて手にしたシェイクスピアでした。10代のはじめに読んだのかな。
    正しい人が、したたかな人に陥れられる、厳しい現実を感じながら読んだのを覚えています。

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    2016年01月13日
  • ヴェニスの商人(まんがで読破)

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    ネタバレ

    日ごろ蔑まれているユダヤ人の商人が、とある男に対し敵対心と復讐心を燃やし、
    その男に金を貸す代わりに契約としてとんでもない証文を書かせたといった内容

    ユダヤ人金貸しのシャイロックは、ベニスの商人アントニオにのカネを貸した。
    ところが、頼みの貿易船が帰港せず、アントニオはカネを返済できなくなってしまう。

    2人が交わした契約書には、「もし期日までに返済できなければ、胸の肉1ポンドを切り取る」という文言。
    シャイロックはただちに裁判所に訴え、契約の実行を迫る。

    裁判所は契約どおりに肉を切り取る判決を下す。
    シャイロックはすぐさまナイフでアントニオの肉を取ろうとする。
    そのとき裁判官は「契約書に

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    2016年01月05日
  • リア王

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    リア王は自分を裏切った娘を罵倒するシーンがあってその言葉が「ここまで言うか」って思うほどひどいんです。だけど、リア王の台詞や現代の小説にはない表現がされていて思わず読んでしまいました。小説ではないので読みにくいかもしれませんが、慣れると面白いです。

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    2015年12月21日
  • ヴェニスの商人

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    元金融系としては展開がイマイチ。ただ当時のユダヤ人に対する認識などを考える上では読んでおく必要のある本であることに間違いはない。

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    2015年11月29日
  • マンガで読む名作 ハムレット

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    超有名な作品で読んでみた。
    悲劇ではあるが、シェイクスピアの名作であり劇にしたらオモシロイのは察しがつく。
    自分の父を殺された事実を知るための策略や、現王もハムレットを葬るためにいろいろと思案してやり合う。この攻防戦を劇で見ると飽きずに最後まで観れるだろう。

    俺はハッピーエンドで終わる、ベニスの証人のほうが好きである。

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    2015年10月19日
  • ヴェニスの商人

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    べネチアを舞台にした、友情と恋愛、そして知恵の物語である。悪役を痛快に懲らしめる展開に加え、物語の終わり方も爽やかであり、素直に楽しめる物語であった。当時のベネチアの時代背景や、ユダヤ人とキリスト教徒の考え方の違いなどを、前提知識としてよく理解していると、さらに楽しめると感じた。また、「マクベス」同様英語で鑑賞しないと、本当のシェイクスピア作品の良さは味わえないと感じた。英語のリズム感や韻などを、翻訳されたものでは味わうことができないからだ。シェイクスピア作品については英語表現が見所の1つで、みんなが手本にしたくなるほど美しく綺麗な英語を用いているそうだ。そうした良さを味わうためにも是非英語で

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    2015年08月15日
  • リア王

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    有名な四大悲劇のひとつ。解説によると、4つの中でも一番悲劇らしい。

    コーディリアの「Nothingで真実の愛を全てわかって」というのは甘えんぼな気がする。お姉さんたちの言葉はまぁ大げさだけど、だからって疑うのも難しい。
    普段の行動や状況から、相手のことを考えて察するのは素敵な思いやりだけど…みんな悲しい嘘はいいっこなしな世の中になればいいのにね。

    いい子も愚か者も死んでしまうけれど、悪い人たちもやっぱり、最後は悪事がバレてみんな死ぬ。それなら私は、不器用でもいい子で終わりたいなぁ。

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    2014年12月26日
  • 新訳 夏の夜の夢

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    シェイクスピアの喜劇。ここまで立て続けに悲劇ばかり10作近く読んでいたので、なんだか和みました。あらすじも何も知らずに読み始めたので、もちろん悲劇だと思いこんで読んでいました。4人の男女が愛憎のもつれで殺し合うんではないかと、ハラハラしながらページをめくっていましたが、なんか惚れ薬とか、プロレタリアートたちの愚かなシーンがさしはさまれだして、色が変わり、気づいたらニヤニヤしながら最後のページをめくっていました。言葉の掛け合いが、翻訳でありながらも面白い。訳者の腕もあるんでしょうが、シェイクスピア読み継がれる意味も納得します。段々惹かれ始めましたよ(笑)

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    2014年07月03日
  • 新訳 夏の夜の夢

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    シェイクスピア喜劇の代表作、1594-96頃の作とされる。原題は『A Midsummer Night's Dream』で、Midsummer は「真夏・盛夏」ではなく「夏至」ないし「ヴァルプルギスの夜」と解釈され、いづれも妖精が活動的になる祝祭的な夜だという。

    「左右の目に違ったものが映っているみたい。何もかも二重に見えるわ」

    "夢から覚めた"ハーミアの科白。ここには、近代という時代精神がこれから陥ることになる自己意識の無限の二重化という機制が、垣間見える。

    「どこもかしこも、ぴったり収まる台詞はなく、どの役者もずれている」(フィロストレート)

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    2013年11月17日
  • リア王

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    悲劇中の悲劇。

    訳し方が下手と言ったらあれかもしれないけど、原文をそのまま訳しすぎて、言葉の意味が成り立ちにくくなっているような感じを受けた。
    最後の方は良かったけど、それまではとても上手く訳されてるとは言えない。

    解説で、なぜコーディーリアとリアが殺されたのか、ということを書いていたのだけれど、その理由は“摂理”らしい。普遍性ではなく宇宙性。興味深い。
    確かに、ただの勧善懲悪な話ではないのには、何かしらの意図があるのだろう。

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    2013年07月12日
  • ヴェニスの商人

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    ネタバレ

    授業のいわゆる課題図書だったため、題名しか知らなかった今作を初めて読んだ

    半期、授業を通して、普段自分が読書をする時にはしないレベルで、それぞれの登場人物、台詞、文字に現れている物とその裏といろんなことに関して考えさせられ、学んだと思う
    こんなに文学を細かく読み解いたのは初めてだと思う まぁ日本語訳を読んだからこそ可能だったんだろうけど
    普段の、英語を日本語に訳して、レポートの為に自分なりに分析するのとは全然違った

    内容は当然初めて知ったわけで、こんな話だったのか、と普通に物語は楽しめた
    でも同時に、シェイクスピアの表現のせいか、訳し方のせいか、若干取っ付きにくいというか、表現と仲良くなれ

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    2013年03月09日