あらすじ
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ――」
中世デンマークでは国王が急死し、妃と再婚した王の弟クローディアスが王位を継ぐ。王子ハムレットは突然の父の死と早すぎる母の再婚を嘆くが、やがて父の亡霊が現われ、その死因はクローディアスの謀殺によるものだと告げる。復讐を誓うハムレットは、愛するオフィーリアにさえ心を閉ざし、隠された真実を追い求めるが…!?
シェイクスピアの四大悲劇のひとつとして知られる不朽の名作。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
シェイクスピアの作品はロミオとジュリエットしかしらなかったので、違う作品も読もうと思い、まずはハムレットの漫画版のこの本を読んだ。
原作がどれだけ略されているのかはわからないが、この本の内容からだけでも、「復讐の無愛さ」がわかった。
Posted by ブクログ
読み終わって思うことは、あぁ、復讐って、全てを犠牲にしてしまうんだな・・・。
原作は読んでません。(パラパラと読んで、脚本だったので読みづらかったので)
漫画でこの話をするっていうのはアリだと思う。
これで、ホントシェイクスピアを知らない人たちにも伝わるんじゃないかな。
かくいう私も、この話は名前でしかしりませんでした。
きっかけは『絶園のテンペスト』という漫画と『7人のシェイクスピア』という漫画を見て、これはどんな話だったんだろうと思ったのがきっかけです。
本当にこの因果というか、なんというか・・・。
心にズシンとくる作品でした。
復讐からは何も生まれない。
それが私のこの話を読んだ結論です。
こりゃ4大悲劇というだけあるわ。うん。
Posted by ブクログ
超有名な作品で読んでみた。
悲劇ではあるが、シェイクスピアの名作であり劇にしたらオモシロイのは察しがつく。
自分の父を殺された事実を知るための策略や、現王もハムレットを葬るためにいろいろと思案してやり合う。この攻防戦を劇で見ると飽きずに最後まで観れるだろう。
俺はハッピーエンドで終わる、ベニスの証人のほうが好きである。