森村たまきのレビュー一覧

  • アーチー若気の至り

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    兵役に就いたこと以外は、絶賛無職中のア-チ-ことア-チボールド.ム-ム-は、滞在したホテルで支配人と一悶着起こした後にフロリダへ赴き、そこで美女と恋に落ちて電撃結婚をするが、新妻となったルシ-ルの父親はニューヨ-クのコスモポリタンホテルの経営者、ダニエル.ブリュ-スター氏であり、ア-チ-が靴磨きと水のポタポタ漏れのことで、大揉めをし口汚く罵った相手だったのである。
    しかし愛する娘のため、煮えたぎる心をグッと抑えてブリュ-スター氏は二人の結婚を不承不承ながらも認め、コスモポリタンホテルのスウィートに住まわせ、養うことにした。
    ア-チ-は頭が良く、性格が良く、誰にでも親切で特に困った人を目の前にす

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    2022年07月17日
  • それゆけ、ジーヴス

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    ちょくちょく読んでいるウッドハウス・コレクションの3冊目。異色のジーヴス一人称ナレーション一編を含む短篇集。森村たまきの訳も少しこなれてきたか、読み易いが、ジーヴスはやっぱり長編の方が面白い印象。

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    2022年07月03日
  • 「表現の自由」入門

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    全く法律と関係ない勉強をしてる自分にとってこの本は面白かった。ミルの自由論は考えは素敵だしある程度的を得てるようにも感じるけど今の時代にそぐわないところもあるよな~と本を読んで思った、

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    2022年01月25日
  • よしきた、ジーヴス

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    2005年刊行のウッドハウス・コレクション2冊目。1冊目の「比類なきジーヴス」と比べると、最初から長編として構成されているだけに最後のドンデン返しが見事だが、ちょっとやり過ぎ。他の作品も、また機会を見付けて読む。

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    2021年11月10日
  • 春どきのフレッド伯父さん

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    オリジナルは1939年。Uncle Fred in the Springtime

    森村さんのウッドハウスは、ジーヴスの5冊目くらいまで読んで、その後10年以上読んでいなかった。
    いつのまにかシリーズは完結して、他シリーズも続々刊行されている。
    森村さんの仕事量に感服した。

    今回はジーヴスものではないので、気持ちも新たに、久々に手に取ってみた。
    相変わらずのふわふわした世界と、言葉尽くしのユーモアにニヤニヤさせられる。
    シェークスピアやテニスンのパロディが頻出しているようだけど、わかっていて読んだらもっと笑えるだろうなあ。

    今回はエムズワース卿(このシリーズも読んでいなかった)も登場する

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    2021年11月04日
  • 比類なきジーヴス

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    国書刊行会ウッドハウス・コレクションの記念すべき刊行第一弾。訳者あとがきにもある通り、いくつかの短編を繋げて無理矢理長編にしたような作品で、小説としての出来は必ずしもよくないし、森村たまきの訳もまだ熟れていないが、心配しなくても後に何作も控えている。

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    2021年09月11日
  • 比類なきジーヴス

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    軽妙洒脱で面白かった。のだけど、お人好しのお坊ちゃまバーティーに完全感情移入で読んでたので、最後のジーヴスの仕打ちが何とも言えない心持ち。もうちょい愛が感じられた方が好みだな。ジーヴスって完璧執事みたく言われてるけど、結構大人気ないし(いいじゃん、青いスパッツぐらい!)、知性に自信がない身としてはあまり雇いたくない。

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    2018年10月20日
  • 比類なきジーヴス

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    ぐうたらでお人好しな若旦那バーティーと、その有能な執事ジーヴスによるコメディ。たいていはバーティーのおバカな親友ビンゴや、何かとお騒がせな双子の従兄弟が持ち込む厄介ごとをジーヴスがサラリと解決していくワンパターンな短編だが、いかにもイギリスらしいユーモアがツボにはまる。主人に忠実なジーヴスだが、バーティーが自分の意見に耳を貸さない時などに見せる手厳しい一面が面白い。続けて読むと飽きてしまいそうなので、ボチボチ読み進めていきたい。

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    2018年02月22日
  • 比類なきジーヴス

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    タイトルはずっと知っていたけど、なかなか手に取る機会がなかったものを、やはり面白いらしいと聞いて読んでみた。
    うん、おもしろい。
    バーティとジーヴスの、「ご主人様の服のセンス」に関する冷戦状態がなんかしらんけど好き。それぞれの立ち位置と能力をある程度自覚していながらも、譲りたくない一線がちゃんとあるのだなあ、と感じられるのが良いなあ、と思った。

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    2016年03月01日
  • 「表現の自由」入門

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    読み直したさ:★☆☆
    バーリンの2つの自由、ミルの加害原理、ドゥオーキン、サンスティーン、レッシグまで。

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    2015年12月28日
  • 比類なきジーヴス

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    スパッツと靴下を巡る仁義なき戦い!ジーヴスは結構頑固で言いなりにならないのが面白い。日本でも元ネタにした作品がいっぱいありそう。

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    2015年11月04日
  • サンキュー、ジーヴス

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    ジーブスシリーズは、どれも似たような、軽快でクスッと笑えて後に残らないお話だ。でもやはり面白いので、特に日常生活…仕事など…が忙しいときなどに読みたくなる。そして、読むと愉快な気持ちになれる。
    今作はバートラム・ウースターがハマって練習を重ねる楽器に不快感を持ったジーブスが彼の元を去り、ウースターの友人のところに勤めはじめるという衝撃の内容。この友人と、ウースターがかつて婚約をしたアメリカ人の富豪の娘の恋愛が絡んで、いつものドタバタ喜劇の幕があがる。
    突拍子もないのだが、英国の貴族世界の文化を覗き見れるのがたいへん興味深いし、その中で生きる人たちの大仰な言葉遣いとチグハグなおマヌケさが面白い。

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    2014年11月29日
  • 比類なきジーヴス

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    英国民になりたい、と思う。
    肌とか身体に染み込んだ英国の空気があればより面白く読めるのだろうと思うと、悔しい以外の何もでない。
    そんな空気感がわからなくても、十分にジーヴスとバーティは魅力的なのでぐんぐん読めた。
    先が知りたいからどんどん続刊を読む!のではなく、
    何か本が読みたいがコレといったものはない、時に続刊を読んでいきたい印象。
    言い回しが翻訳ものっぽく、流し読みした部分もあるのでこのシリーズを通して翻訳アレルギーを克服したい。

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    2014年07月30日
  • 比類なきジーヴス

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    ネタバレ

    愛すべき執事もの。
    面白いけど一気に読む感じではなく、ふとした時に一話ずつ読みたい。一度に沢山読むと、お友達のオバカさんぶりにちょっとイラッとさせられちゃった。

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    2014年06月22日
  • 比類なきジーヴス

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    なるほど面白かった。

    バーティーが一人称で炸裂させる類まれなる比喩は絶品。
    この面白さ素晴らしさは他に記憶がないなー。
    (記憶がない=あまり覚えてないという可能性大)

    内容はジーヴスの超人的な活躍・・・なのかと読む前は思っていたけれど、
    そこまでの超人的活躍ではなく、意外に地味に裏でこっそり・・・という感じ。
    派手な演出を期待してしまったので、個人的にやや盛り上がらず不完全燃焼。

    もっとジーヴスを全面に出して欲しかったな。

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    2014年01月15日
  • サンキュー、ジーヴス

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    安定の面白さ。シリーズものはどうしてもマンネリ化するものだけど、軽妙な翻訳のおかげもあるのか、楽しく読めました。英文学からの引用が多数あり。向こうの人達には基本の言い回しなんだろうな。すぐに思い当たれば面白さも倍増なんだろうな。古典も読まなきゃと思いました。

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    2013年05月18日
  • よしきた、ジーヴス

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    気軽に読めて面白い。随所に英文学の有名な詩や格言がバーティーのうろ覚え的にちりばめられてて、お勉強にもなる?

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    2013年04月06日
  • 比類なきジーヴス

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    有閑階級の若者バーティと有能すぎる執事ジーヴスの、さらっと読めるユーモア短編。思わずくすりと一人笑いしてしまう。100年前の話とは思えない読みやすさは、翻訳者の努力の賜物だろう。イギリス人なら誰でも知ってる有名なシリーズなんだって。日本でいうならなんだろ…のびたとドラえもん??違うか…。

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    2013年02月17日
  • それゆけ、ジーヴス

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    ウッドハウスコレクションの第三段。

    バーティー&ジーヴスものの短編集です。
    じわじわこみあげてくるおもしろさ。
    おおらかな時代を感じさせる雰囲気も好きな作品です。

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    2013年07月28日
  • よしきた、ジーヴス

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    ジーヴスシリーズはどれも文句なしの面白さ。書棚に飾って、気が向いた時にちらほらと読み返したいタイプの作品。

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    2011年11月16日