感情タグBEST3
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『ジーヴスと迫りくる運命』
アガサ伯母さんの命令で大臣と過ごすバーディ。白鳥のすむ島に孤立したバーディと大臣。アガサ伯母さんのもくろみ。
『シッピーの劣等コンプレックス』
恋するシッピー。恋人に愛も告白できず子供のころの校長先生の要請を断ることもできない。壺をめぐるジーヴスとバーディの闘い。ジーヴスの力技。
『ジーヴスとクリスマス気分』
恋したバーディ。、モンテ・カルロ行きをキャンセルして彼女の元へ。タッピー・グロソップとその叔父の登場。二人が仕掛けたいたずら。
『ジーブスと歌また歌』
恋したタッピー。タッピーの恋を阻止するためダリア伯母さんの命令で歌を歌うバーディ。
『犬のマッキントッシュ事件』
アガサ伯母さんの愛犬を預かったバーディ。ボビーの依頼で食事場所を提供した時に贈呈されてしまった愛犬奪回作戦。
『チョッピリの芸術』
車にはねられた友人。その犯人にされたバーディ。代償は恥ずかしいポスター。
『ジーヴスとクレメンテ嬢』
女学園から抜け出した少女を秘密裏に学園に戻すことを依頼されたバーディ。木に登っているところを巡査につかまるバーディ。
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シリーズ第五作目。今回は短編集。
池袋乙女ロードで執事喫茶がブームらしいが、まさかジーヴスもそのブームに巻き込まれているとは、思いもしなかった。
すげえな、乙女。
けど、ジーヴスは基本的に主人より上の立場にいる執事だからなあ。
そのあたりどうなんだろう。
でも、ジーヴスの様な執事がいれば、全て世は事もなしというのは確かな事実だ。
それはさておき、やっぱり、主人のバーティが可哀想過ぎる。
この本の中に出てくる人物の中で、バートラム・ウースターなどどうなってもいいと思っていない人物は、一人もいない。
自分がやりたくないことはバーティに。
バーティの持っているものは全て自分のもの。
それが彼奴らのスタンスだ。
そんな具合に徹底的にナメられてるのに、なぜかバーティは怒らない。
彼奴らのナメきった行動の尻拭いをジーヴスにしてもらって、彼はとてもジーヴスに感謝し、困難な状態を回避できたことをひたすら喜んでいる。
騎士道精神といえば、騎士道精神に溢れているけど、バカといえば、バカだよなあ。
それが面白いんだけど。
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執事ジーブスの冴え渡る頭脳で何事も解決もの。
バーティーがいつも面倒に巻き込まれて、ジーブスが解決してくれるとわかってても読むのが辛い時もあったけど、ところどころに挟まるちょっとしたコメントで笑えて、今回も読み終えました。
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ジーヴス短編集。順を追って読んでいると過去の事件も話に出てくるから面白い。一番好きな話は『タッピ―の試練』。ジーヴスの提案に素直に乗って「でかした、ジーヴス!」のセリフも登場するから。 バーティーの作戦はいつもくだらなくて失敗するからね(笑)、ジーヴス素直に従うのが一番! 短編のほうが読みやすくて好きかも。
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時系列(原著刊行順)にシリーズ挑戦中、第3作目。短編集なのに400ページ近くあるよ……となかなか手に取れず。んが、気合いを入れて読み始めたら、いやぁ今回も愉快愉快!「気合い」なんて言葉とは無縁の、ジーヴスワールド!バーティが飛び込んだり巻き込まれたりする数々の騒動と、慇懃(時折、その後に無礼と続く)な態度と言葉でもって最善の解決策を提示するジーヴス。パターンではあるものの、バーティの若主人気質ののほほんとした空気感のおかげで、いつ読んでも和やかに楽しめる。今回のお気に入りは「ジョージ伯父さんの小春日和」。いつも体調の悪い伯父さんもやるときゃやるね♡
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ジーヴスシリーズの短編集。
くすっと笑える話がそろってます。
頭脳明晰なジーヴスと、お騒がせなウースター家の面々のやりとりは、いつだって秀逸ですね。
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バーティーは何度逃亡すれば済むんだと突っ込みたくなる短編集。
森村たまき翻訳のジーヴスシリーズではこの本が最後の短編集ということで、寂しいような気もする。
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バーディーも結構惚れっぽいんだなぁと感じた巻。友達のキューピッド役でわたわたしてるバーディーもかわいいけど、自分の恋路をジーヴスに反対されてつんけんしてるバーディーもかわいい。訳者あとがきに紹介されているウッドハウスのエピソードもとてもすてき
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お坊ちゃまバーティー・ウースターと頭脳明晰な完璧執事ジーヴスの普通でない日常を描いた短篇11作。今回もおおいに笑わせてくれる。ウッドハウスのふざけた序文も効いている。短篇タイトル『ジーヴスと迫りくる運命』『シッピーの列島コンプレックス』『ジーヴスとクリスマス気分』『ジーヴスと歌また歌』『犬のマッキントッシュの事件』『ちょっぴりの芸術』『ジーヴスとクレメンティーヌ嬢』『愛はこれを浄化す』『ビンゴ夫人の学友』『ジョージ伯父さんの小春日和』『タッピーの試練』ビンゴ夫人の学友を巡ってのドタバタが可笑しい。女の友情って…^^;Very Good,Jeeves!P.G.Wodehouse1930
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ジーヴスものは楽しい!いつものパターンでも吹き出します。国書刊行会のウッドハウスコレクションの5冊目。06年7月発行。原作は1930年。いぜんは世紀初頭ぐらいのイメージで読んでましたが、クララ・ボウにグレタ・ガルボが少年の憧れという時代なんですね。作品中に投影があると言われる義理の娘のあとがきやウッドハウスの結婚のいきさつなども興味深いです。
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粒ぞろいな11篇が収録。いつもの面々がいつものしょうもない騒動を起こし、バーティがキチガイ扱いされたり、白鳥に追い回されたり、片思いをジーヴスに却下されたりと賑やか。あまり突飛な服装をしなくなったのがいささか寂しく、そろそろビンゴの話しはもういいよ、と思えてくるので★一つ減。
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ジーヴスの短篇集。ジーヴス・シリーズの面白さは、散々に散らかしたかに見える風呂敷を一気に畳んでいくジーヴスの手際だが、短篇集だとそんなに激しく取り散らかすわけにもいかず、ジーブスの手際も単品の手遊びといった感じ。次は長編を読もう。