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Posted by ブクログ
お気楽な貴族バーティーとその執事ジーヴスの周りで繰り広げられるさまざまな問題を、ジーヴスの頭脳ですっきり解決する話。
ユーモア小説がすっごい好きなんだけど、今まで手を出してこなかった。というのもちょっと前に話題になって、なんか手を出すのもどうかなあ…と天邪鬼精神を発揮してたから。良い子過ぎるユーモアじゃ嫌だなあ、と思ってたのもある。でも読んでみて「ああこれは私の好きなイギリスユーモアだ!」と感じた。皮肉が効いてて、言葉遣いが絶妙で…すっごい面白い。
語り手は貴族のバーティーで、執事のジーヴスの機転を楽しむのがこの本の読み方ではあると思うけど、私が思うに、この話のキモはジーヴスじゃなくて絶対バーティー・ウースター。彼がこの話を面白くしてる。バーティー、好き!いい人なんだよなあ。教養があるけど抜けてて好き。周りを固めてる脇役もみんな変で好き。言葉の選び方も好み。だって「突っ立ってるだけで使えない人間」のことを「赤血球の吸入器」って言いますか?ウケる。
Posted by ブクログ
英文を翻訳しているため、表現や文法が日本語の表現とは違うので、慣れないと感じる人も少なからずいると思います。
しかし、この表現方法が日本では無い様なものばかりで、そこが翻訳の面白い部分であり、著者のウッドハウスさんのユーモアが活きていると感じる部分であると思います。
最終的に全てを丸く収めてしまう執事のジーヴスと、絶望的なファッションセンスでお人好しの貴族のウースター、伯父さんに小遣いをせびることと恋をすることしか頭にないウースターの親友のビンゴ、その他ウースター家の親戚たちが織りなす人間活劇が面白い作品です。
米澤穂信さんの本の本の一部に出てきて興味を持って読み始めましたが、非常に面白く、のめり込んでしまいました。
Posted by ブクログ
訳による独特なクセのある言い回しとか、笑いどころの元ネタがわからないもどかしさとか、いろいろと読みづらい要素はあるのですが、その辺を考慮したとしてもおもしろい!
品のある笑いなんて、なりふり構わない下ネタの足元にも及ばない、という貧民センスの自分ですらニヤニヤしながら読んでしまいました。特に真っ赤なカマーバンドや紫の靴下や青いスパッツのくだりがシンプルで最高。
許しがたいファッションセンスによる奇抜なアイテムを駆逐する為にキレキレの頭を駆使するジーヴス。毎度、華麗なまでにしてやられるバーティー。大好き。「お洒落なエレベーター・ボーイ」なんて、なんとお洒落な着地でしょう。
とはいえ、強めのクセのせいでシリーズ一気読み!は難しそうなので、「二、三冊待機」させながらのんびり読んでいきたいと思います。
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