一条岬のレビュー一覧

  • 嘘の世界で、忘れられない恋をした

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    ネタバレ

    物語の幕開けは、月島誠が映画制作部に誘われる場面から始まります。部活動を通じて、誠と美波翼、そして仲間たちが少しずつ心を通わせていく様子が、静かで温かな筆致で描かれています。青春のきらめきと、何気ない日常の中にある小さな幸せが、読者の心を優しく包み込んでくれました。

    中盤では、登場人物たちがそれぞれの想いを胸に、少しずつ変化していく姿が印象的です。誠の病気という重い現実が物語に影を落とし始める中で、彼の選択や仲間たちの支えが、成長と葛藤を浮き彫りにします。特に、速水葵の視点から描かれるエピソードは、友情と恋愛の狭間で揺れる心情が痛いほど伝わってきて、胸が締めつけられました。

    終盤、誠の病気

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    2025年11月10日
  • 君が最後に遺した歌

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    最後に贈り物を感じました。

    こちらは映画化を予定している作品であり、かつジャケット写真に私は惹かれて手に取りました。

    あなたが結を想像をしたとしても、私は読むことをお勧めします。なぜなら私は読んで良かったと感じたからです。素晴らしい物語が“君が最後に遺した歌”にはあります。

    このタイトルに隠された意味を想像しつつ読み、そこで作者が伝えたい思いに辿り着きました。この作品はとても読みやすく、宝物達への思いに触れることができました。この物語は終わりますが、きっとこの物語は…

    最後に観覧車を前に佇む1人の女性は誰なのかを私は想像しつつ読み終えることとします。

    気になる方は是非その物語に浸って

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    2025年10月01日
  • 今夜、世界からこの恋が消えても

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    友達からおすすめされて読んでみた。「生きていることは奇跡のようなもの」という主人公のセリフがとても印象に残っている。また、記憶障害と向き合いながらも明るく振る舞うヒロインの姿に勇気づけられた。今、自分のそばに居てくれる人たちを大切にしようと、そんなふうに思わせてくれる素敵な作品だった。

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    2025年07月22日
  • 今夜、世界からこの恋が消えても

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    日々の記憶をなくしていくという真織とその周りの透、泉の優しさが書かれている。そして透の死はびっくりさせられた。そして、自分のことを日記から消すよう頼む。それもおもいやりから。でも真織には透のことが記憶の奥底に残っていたところも感動。

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    2025年06月16日
  • 今夜、世界からこの恋が消えても

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    透の優しさと、真織の健気さに心を打たれた。

    こんなにも相手の幸せを純粋に願えるなんて本当に素敵だ。

    そして心に深く残ったフレーズ。
    傷は消えることはないけど、痛みは続くわけじゃない。
    うつ病の私も、消えない傷を抱えながらでも前を向いて進んでいける未来がある気がした。

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    2025年05月23日
  • 今夜、世界からこの恋が消えても

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    ネタバレ

    ネタバレ含みます。

    神谷くんが亡くなった時、もうそれはそれは衝撃が強くて。寝る前に読んでいたのですが、物語の中の人間じゃないのにショックで、ぽっかり穴が空いた気持ちになりました。
    それまでは、真織が記憶を毎日無くしながらも少しずつ変わっていっていて、神谷くんがいることへの安心感が強すぎたんです。だから、亡くなってしまって読者である私ですら不安になりました…
    この本を読んで身をもって「大切なものは失ってから気づく」を体感できました。
    これを読んだ後、家族や恋人のこととても恋しくなっています。同時に亡くなったおじいちゃんのことも思い出します…
    はーーー、本当にいい本に出会えた!

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    2025年05月19日
  • 今夜、世界からこの恋が消えても

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    泣く。とにかく泣く。え!?うそ!!って展開が起こって更に泣く。
    泣ける小説が読みたい人は読んでみて欲しいです。
    映画も号泣しました!

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    2025年05月05日
  • 今夜、世界からこの涙が消えても

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    私も恋をしたものの諦めた経験がある。しかも、その相手をひどく傷つけて無理やり終わらせてしまった。いくら悲しんでも、いくら悔やんでもどうしようもないことはあると思う。無理やり忘れようとしていたが、無理に忘れる必要はない、その気持ちがあることを尊重して認めてもいいんだと感じることができた小説だった。

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    2025年04月13日
  • 君に贈る15ページ

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    とても面白かったです!

    入間人間さんと時雨沢恵一さんを目当てに読み始めましたが、他の筆者皆さんも大変におもしろい話を書いてくださいました。
    ※私は、安達としまむら、アリソンシリーズ のファンです。笑

    どのお話も面白かったので、いろいろ語りたいことだらけですが、ネタバレ回避のため、抽象的にまとめさせていただきます。

    皆さんは本作を読んで何を感じるでしょうか。
    私は、「可能性」「未来」「ナカイマ」「命」
    だと思いました。これまで長く、そうするべきだと云われてきたことや、伝統には、もちろん尊ぶだけの、それが続いてきたなりの理由はあります。一方、そうでない物は許されないと云うはずないのですから、

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    2025年03月28日
  • 今夜、世界からこの恋が消えても

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    昨日のことを覚えていること、両親がいること、友達がいること、恋人がいること…
    これらのことは当たり前のことでずっと続くと感じてしまう。しかし、そんな当たり前のことが全て奇跡でとても感謝すべきものだと改めて感じた。
    また、物語中に真織が自分の記憶が明日にはなくなるという事実を毎日突きつけられ、向き合っているのに、透自身は自分から逃げていると気付く場面があった。私も気づかないうちに自分自身に向き合うことを避けていると感じた。自分のことは1番自分がわかっていると思ってしまうが、意外とそんなことはないのかもしれない。
    真織のように深刻な事実を抱えているわけではないが、毎日を積み重ねていける自分の能力を

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    2025年03月14日
  • 嘘の世界で、忘れられない恋をした

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    一条先生の作品は多分出てるの全て読んでるけど
    毎回ちゃんと引き込んでくれる。
    そして世界観を大切にして登場人物たちも
    ほんとに素敵。
    余命宣告され、人と関わることを避けてきた主人公が大切な人に思いを伝えたことをきっかけに動き出した人生。
    ほんとにほんとに素敵だった。
    自分のためではなく周りにいる人のためにみんなが動いてそして嘘をみんなで隠した。
    自分のエゴを押し殺して主人公の嘘を守った恋人もほんとに優しい人たちだった。
    あー、今回も泣いた

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    2025年02月13日
  • 今夜、世界からこの涙が消えても

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    一条岬さんの文章はすごく美しい。
    やさしさで溢れている世界が描かれていて、前作含めとっても好きな作品。
    表紙の写真もタイトルも好き。

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    2025年01月25日
  • 今夜、世界からこの恋が消えても

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    ネタバレ

    友達に対するいじめをやめるという条件で日野真織に告白した神谷透。真織から条件つきOKをもらい付き合うことになるが、真織には前向性健忘症という病気があった。病気のことは隠しながら付き合っていると思っている真織と聞いてしまったことを記録に残さず忘れてもらってつきあう透、真織の友人の泉の物語。
    間違って続編から読んでしまったが、真織に記憶について書かれているこちらがよかった。他人を喜ばせること、他人に良かれと思い、行動することがうらやましいと思った。

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    2025年01月05日
  • 今夜、世界からこの涙が消えても

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    透くんと真織ちゃんの横にいた綿矢ちゃん目線の物語なのが前作とはまた違ってよかった。
    前作と繋がっている部分があったり、新たな話が出てきたりで面白かった。

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    2024年10月18日
  • 今夜、世界からこの恋が消えても

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    改めて時間、命、人の大切さを感じた。今まで当たり前に思ってきたものが突然そうではなくなることがあるとも気付かされた。これからの時間をできる限り悔いのないように大切に過ごそうと思わせてくれた。
    色々人生について考えさせられる小説。
    感動して涙が止まらなかった。小説でこんなにも泣いたのは初めて。

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    2024年10月18日
  • 嘘の世界で、忘れられない恋をした

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    "12月49日" 読む前はこんな日にち聞いたことなくて頭の中が「?」だったけど、読み終わって意味がわかってスッキリしたし、この日にちにすごく素敵な意味があることにすごく感動した。内容を分かっていてももう一回読みたくなる話だった。

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    2024年10月18日
  • 今夜、世界からこの涙が消えても

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    「今夜、世界からこの恋が消えても」の続きの話で、綿矢泉が主人公となる。前作では明かされなかった事実が描かれ、透に対する思いが葛藤を生み、新たな一歩を踏み出せない泉を懸命に支える成瀬の思いが彼女を前に向かせる。悲しいことがあったら忘れなければいけないと思ってしまうし、実際私もそう思っていたけれど、忘れなくてもいい。大切にしていてもいい。そんな温かさが沁みる作品だった。

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    2024年09月27日
  • 今夜、世界からこの涙が消えても

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    ネタバレ

    読んでいる最中はうるっとくるぐらいだったのに、読後は涙が零れた。
    『今夜、世界からこの恋が消えても』のスピンオフで、親友の彼氏に恋をした、当時は少女だった子のお話。
    生きていく中で、自然と忘れるものもあれば、忘れたくないけど忘れないとツライと思ってしまい込むこともある。
    このお話は、訳あってひとりで抱え込まないといけない苦しい恋心を、いろんな形で整えていく。新しい出会いや出来事によって、自分と向き合っていくお話は苦しくて切なくて、でも最後は温かかった。

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    2024年09月16日
  • 嘘の世界で、忘れられない恋をした

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    一条岬さんの作品を読んだのはこれで二つ目だけど、なんでこんなに優しい物語が書けるんだろうと毎回思う。
    自分のことなんて二の次でこんなにお互いを思いやれるような成熟した高校生はなかなかいないかなとも思うけど、
    大人の建前と利害関係ばかりの世界を生きないといけない私は、だからこそ登場人物たちのような優しい気持ちで人に接していたいなぁと思う。
    社会の荒波に揉まれに揉まれていつのまにかどこかに置いてきちゃったけど、本当の自分はそういう人間だったなぁと思い出した。私もっと優しかった。

    誰かを大切に思える気持ちがあって同じだけ思ってもらえることって幸せ。


    印象に残った文章。

    僕が好きになった人は映

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    2024年09月01日
  • さよならの仕方を教えて

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    ネタバレ

    樋口悠と有馬帆花と水瀬凛。

    3人の同級生のお話しなんだけど
    有馬帆花と水瀬凛が交互に現れるから
    現実なのかイマジナリーフレンドなのか
    どっちが本当なのか分からないまま読んでた。

    そしたら少しずつ真実が見えてきて。

    悲しい事故から3人の未来が変わり始めてたなんて。

    水瀬凛は事故に巻き込まれて亡くなった。

    樋口悠は大切な人の死を受け止められなくて
    遷延性意識障害と思い込んでいる。

    有馬帆花は事故の加害者の娘で
    その事実に悩み苦しみもがきながら
    樋口悠を支えたいと思いある行動に出る。

    1つずつ分かってきたピースが全て揃った時に
    この物語が凄く切なくて悲しくて
    でも絶望や苦しみの中に希望

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    2024年07月30日