一条岬のレビュー一覧
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イマジナリーフレンドとの恋模様。
ふたりがお互いのことをものすごく思ってるのに
もう水瀬がこの世に居ないのが切なくてたまらなかった。最後の婚姻届には涙。
・「樋口、なんだか楽しそうだね。私がいない間に、いいことでもあった?」水瀬凜が、僕の前に久しぶりに姿を現した。 そして再び微笑むと、慣れたように、窓際の隣の席に向かった。
・「私(有馬)の父親が起こした交通事故で、水瀬さんは十日後に、亡くなっていたんだから」
・水瀬がどうか安らかに眠れますように。彼女がどうか天国で、本当の両親と再会できていますように。
・水瀬が亡くなったとしても、彼女を好きな気持ちまで失う必要はないんだ。
・遊園 -
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ネタバレ一条岬『君が最後に残した歌』は、愛と別れ、夢と継承を描いた切なくも温かい物語です。冒頭、主人公・春人が車を運転し、助手席に座る「彼女」と会話する場面から始まります。何気ない導入のようでいて、物語の最後にその「彼女」の正体が明かされることで、大きな感動へとつながっていきます。
高校時代、春人と綾音の出会いは印象的でした。担任の藤田先生が詩を読み上げる場面で、綾音は目を閉じて耳を傾け、その詩を歌にのせて歌唱しました。その瞬間から、春人と綾音は互いに心を通わせ、居場所を見つけたかのように過ごすようになります。やがて綾音が「文字の読み書きが困難な発達性ディスレクシア」を抱えていることが判明しますが、春 -
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ネタバレ今夜、この世界からこの恋が消えても、のスピンオフ作品!!
まだ前作読んでないけどとてもこっちから読んでも特に異変はなかった!!
神谷透が真織と付き合ってその付き合っていく途中で心臓突然死で亡くなってしまった
初恋が亡くなって失恋になってしまった
そしてなんやかんやあって成瀬透と言う大学1年生と条件付きで付き合ってみたけど彼が優しくて無理をしていたら別れたけど透のことが好きでたまらないかった!!
P、253. 「私のこと、本気で好きになってくれていい。私も君のことを好きになるから。もう好きになりかけているから。だけどこれだけは守って、絶対に、私より長生きして」
これの言葉が一番響いた!!これ -
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高校生の切ない恋愛を描いた作品。中学生の娘が号泣しており、手に取ってみました。
事故のせいで記憶障害を発症し、朝目覚めるたびに前日の記憶を失ってしまう女子高生。ひょんなことから同級生男子に告白された彼女は、本気で好きにならないことを条件に疑似恋人として付き合うことに。毎日リセットされる奇妙な恋愛ごっこを繰り返す二人を待っていた運命とは・・・
上記以外にも一般的な日常からはかけ離れた背景設定が組まれており、共感しにくいかもと危惧しつつ読み進めましたが、細かなエピソードが上手く配されていて、少しずつその世界観に浸っていくことができました。
甘酸っぱさ、温かさ、悲しさなど、青春恋愛ものに不可欠 -
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ネタバレ物語の幕開けは、月島誠が映画制作部に誘われる場面から始まります。部活動を通じて、誠と美波翼、そして仲間たちが少しずつ心を通わせていく様子が、静かで温かな筆致で描かれています。青春のきらめきと、何気ない日常の中にある小さな幸せが、読者の心を優しく包み込んでくれました。
中盤では、登場人物たちがそれぞれの想いを胸に、少しずつ変化していく姿が印象的です。誠の病気という重い現実が物語に影を落とし始める中で、彼の選択や仲間たちの支えが、成長と葛藤を浮き彫りにします。特に、速水葵の視点から描かれるエピソードは、友情と恋愛の狭間で揺れる心情が痛いほど伝わってきて、胸が締めつけられました。
終盤、誠の病気 -
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最後に贈り物を感じました。
こちらは映画化を予定している作品であり、かつジャケット写真に私は惹かれて手に取りました。
あなたが結を想像をしたとしても、私は読むことをお勧めします。なぜなら私は読んで良かったと感じたからです。素晴らしい物語が“君が最後に遺した歌”にはあります。
このタイトルに隠された意味を想像しつつ読み、そこで作者が伝えたい思いに辿り着きました。この作品はとても読みやすく、宝物達への思いに触れることができました。この物語は終わりますが、きっとこの物語は…
最後に観覧車を前に佇む1人の女性は誰なのかを私は想像しつつ読み終えることとします。
気になる方は是非その物語に浸って -
Posted by ブクログ
ネタバレネタバレ含みます。
神谷くんが亡くなった時、もうそれはそれは衝撃が強くて。寝る前に読んでいたのですが、物語の中の人間じゃないのにショックで、ぽっかり穴が空いた気持ちになりました。
それまでは、真織が記憶を毎日無くしながらも少しずつ変わっていっていて、神谷くんがいることへの安心感が強すぎたんです。だから、亡くなってしまって読者である私ですら不安になりました…
この本を読んで身をもって「大切なものは失ってから気づく」を体感できました。
これを読んだ後、家族や恋人のこととても恋しくなっています。同時に亡くなったおじいちゃんのことも思い出します…
はーーー、本当にいい本に出会えた!