田素弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回の舞台は、日本と韓国でした。それぞれのエピソードが完結するとコラムが読めます。舞台となった国の歴史や地政学的な知識のトレビアを学べます。「川口さんの世界のチェックポイント」というコーナーです。川口さんというのは、この漫画を監修してくれている東京海上ディーアール株式会社の主席研究員である川口貴久さんです。日本のエピソードが完結した後にあったコラムが印象に残りました。
戦後日本の分割統治構想
第二次世界大戦での敗戦国の中で分割統治された国といえばドイツです。西と東に分割され統治されていました。日本も同様に連合国側の4カ国で分割統治するという構想があったという話です。ソ連、アメリカ、イギリス、中国の4か国で、地域ごとに統治国が違う可能性があったかもしれないのです。関東地方から東北地方に移動するにはパスポートが必要だったかもしれない世界です。アメリカのトルーマン大統領がこの案に反対して、結果的にアメリカの一国統治になり現在に至ります。
もう一つの舞台になった大韓民国も戦争で南北に分断された国です。北緯38度戦は休戦協定で決められた境界線です。休戦協定なので、戦争を一時的に休止している状態なんですよね。シェルターも多数用意された環境で日常を送っているのが韓国だということも学べました。
巻末に、地政学を学ぶ書籍6冊が紹介されています。
①奥山真司監修『地政学:サクッとわかるビジネス教養』新星出版社2020年
②バウンド、船橋洋一監修『こども地政学:なぜ地政学が必要なのかがわかる本』カンゼン2021年
③ロバート・D・カプラン『地政学の逆襲:「影のCIA」が予測する覇権の世界地図』朝日新聞出版2014年
④T・マーシャル『恐怖の地政学:地図と地形でわかる戦争・紛争の構図』さくら舎2016年
⑤高木彰彦『日本における地政学の受容と展開』九州大学出版会2020年
⑥Ian Bremmer and Preston Keat, The Fat Tail:The Power of Political Knowledge in an Uncertain World(Oxford:Oxford University Press, 2010)
ビジネスでも世界市場で展開するものが、今後ますます増えてくる中、地政学的な知識は常にアップデートしておいて損はないでしょう。 -
ネタバレ 購入済み
表紙が可愛い
ちいかわと東リベのコラボの表紙が凄く可愛いです。ちいかわのマンガは相変わらず食べ物が美味しそうで見ていて楽しいですね。
猫奥も面白かったです。 -
Posted by ブクログ
6巻では、アメリカ編完結と、イギリスとナウル共和国のお話です。
イギリス編では、サッカーというスポーツで地政学の基礎を学べました。
ナウル共和国という国を初めて認識できました。バチカン市国、モナコ公国についで世界で三番目に小さい国だそうです。かつては資源が豊富で、ベーシックインカムを実現していた時期もあったようですが、資源が枯渇し国家は破綻したという歴史があることを知りました。かつては第二次世界大戦の時に日本軍が占領し、被害をもたらしたということも学べます。
私にとってこの漫画は私の知らない世界を教えてくれる教科書のような存在になりました。笑・・ -
Posted by ブクログ
インド編の続きとアイスランド編。
インドは、宗教も様々で紛争の種にもなっている。インド独立の父マハトマ・ガンディーを暗殺したナトラム・ゴドセを崇拝するカルト教団の存在も初めて知った。
アイスランドは金融の国というイメージを漠然と持っていた。世界一安全な国でもあり、人口は35万人、国家として独立したのは1944年とわりと最近の話。
軍隊を持たない小国である。この国で、どんな展開となるのか4巻では謎のみ提示されている。巻末に「2021年の地政学リスクとその見通し」もあって北朝鮮、中国、米国、タイ四カ国の情勢が紹介されている。
さぁ引き続き5巻へ突入だ。