田素弘のレビュー一覧
-
購入済み
ウクライナ編が・・・
この本を読んだ時点でウクライナでの戦争が続いており、地政学を売りにしているからこうしたことはあり得るにしてもウクライナの立ち位置の不安定さを背景にしたウクライナ編が展開されていることに微妙な思い。。。ウクライナ編は途中で終わっているので漫画の中でどう決着がつくのかは3巻を読まなければいけないということか。
-
購入済み
地政学とミステリーの融合
地政学のネタを元にしたミステリーといった感じ。若干絵が安定していない感じもするが、ぶっとんだキャラの主人公とどんでん返しを入れたオチなどそれなりに読みごたえはある。ゴルゴ13ほどヘビーではなく気軽に読める。タンザニア編がまだ完結していないのでもう少し読んでみよう。
-
Posted by ブクログ
ネタバレウクライナ編完結、日本編(山中不良抗争編)、インド編前半まで。
この巻では百合の両親について少し触れる。離婚はもうしているようだけど、二人は今どこでなにをしているのだろう。
ウクライナ編の中で懸念しているとおり、実際のウクライナ侵攻でもドンバス2州の国家独立をロシアが承認したことから始まっている。予見されていたとしても、要素は地政学だけではない上に、相手が帝国の復活を夢見る暴君であったら、となると、どう止められたのかはわからない。
日本編ではレディースの対立に取りかかる。地方の方ほど地政学が影響しそうな印象を受ける。
「セキュリティダイヤモンド構想」を知る。第2次安倍内閣発足直後に安倍元総理が提唱したものらしい。
インド編はもちろんカースト制度にまつわるもの。カーストによる差別は禁止となっているけど、特に農村部ではまだ根強く残っていると他の本でも読んだ(『絶望を希望に変える経済学』)。 -
Posted by ブクログ
とても面白いです。既刊8巻以下続刊。画は個人的に好みの方向にうまい、入江亜季と荒木飛呂彦と東村アキコとかを混ぜた感じ。アクションシーンや、食事シーンの抜け画がいい。特に、世界の旅情感もあり、健啖家食事のシーンが秀逸。飯テロ。酒テロ。妹や妹に似た人物に高速スリスリするドリル顔姿がとても良い。
言語と格闘と政治や地理などに優れた見目麗しいコンサルタント会社の地政学リスクコンサルエージェント八田百合が、世界のあちこちで問題を解決する。という、水戸黄門的なスタイル。色々ぶっこみすぎて、散漫になるかと思われたが、それなりに簡潔にまとまっていて、わかりやすい。
1巻 イギリスでマーマイトたっぷりトーストを食べるところからスタート。
ミャンマー企業紛争、カレン族シャン族
タンザニア魔女狩り騒乱
2巻 タンザニア続き
イギリス酒場で酒狂乱闘
ウクライナ愛と暴力と資金提供
3巻 ウクライナ続き
インド 宗教とITと蟲の夢
4巻 インド続き
アイスランド、今と過去の追跡
5巻 アイスランド続き
アメリカ、自由と平等と危険な勝負
6巻 アメリカ続き
イギリス フットボール&パワー
ナウル、グローバル社会の嵐とワタリドリと情
7巻 ナウル続き
シンガポール、夢と管理は終わらない
新日本不良抗争
8巻 日本不良抗争つづき
大韓民国 愛と情熱と南北
マーマイト、竹蟲、モヒンガー、ムトリ、トードインザホール、
チャパティ、パニプーリー、スヴィーズ、クラックリング、
チキンワッフル、ココヤシの刺身、ナシレマ、ざざむし、
食べたことのあるものないもの、
大好物もたくさん出てきて、
そりゃもうめちゃくそ
腹が減りますねぇ。
個人的にはマーマイトはたっぷり塗るんではなくて、
バター塗った後にうっすく塗るのが好きです。
塩っけがたまらんですたい。
と、グルメ漫画のように書いてしまいましたが、
グルメ系が主ではないです。
地政学アクショングルメ漫画
昭和ネタ、ゲームやプロレスなどの小ネタも多く、
読み応えあり。一気読み必至 -
Posted by ブクログ
世界の紛争を「地政」と「知性」と「プロレス技」で解決に導く地政学リスクコンサルタント、八田百合が主人公。1巻はイギリスでの自己紹介的・概要的な内容と、ミャンマー編、タンザニア編の前半を収録。
「地政学」とは謳いつつも、漫画を楽しむのにあまり敷居は高くないと感じる。世界情勢などに思いを馳せる切っ掛けになる、いい漫画だった。
ミャンマー編。軍需産業(武器密造、密売)によって収入を得ていた民族が、民主化によって働く場所を失い、他民族の村へ仕事を求めて流れ込み、対立してトラブルになる、と。軍事政権はよくない、民主化は当然、と思っていたけど、民主化するプロセスの中で生まれた闇とも考えられる問題にちょっとショックを受けた。
連載当時はクーデターの前なので、今であったらどう描かれただろう、と考えた。
無料公開されていたウクライナ編(単行本では2巻から3巻)がとても興味深かったので、他に取り上げられている地域も見た上で購入を決めた。
さいとう・たかを氏が生前に3巻の帯コメントを出していたり、麻生太郎氏がチェックしていたり、中瀬ゆかりさんが5時夢で2021年11月場所の横綱に挙げていたり、なにかと話題に挙がっていたのにアンテナに引っかかっておらず、知れてよかった。 -
購入済み
続きが読みたい
今回も引き続き、国際的な活動と解決法が勉強になります。パワーゲームを弱者が知性で(地政学で?)解決するのはスカッとします。話の裏の感情を読み取り、過去の記憶を掘り起こした上での交渉(シンガポール編)も良い話でした。
-
購入済み
やっぱりいいな
以前、無料で1巻を読んでかなり気になっていた作品。
今回、2巻まで無料となり、1巻再読も含めて読んでみた。
やっぱりいい。
現代の世界社会情勢に鋭く迫っているという点で言えば、「ゴルゴ13」に少し通じる点がある。
が、あちらは対象が要人中心で、スケールがより大きい。
そもそも暗殺だし。
もっと小さな出来事を、職業として対象にしているという点では…、私の大好きな「マスターキートン」に一番似た感じかな?
1巻冒頭では主人公のちょっと癖のあるビジュアルが気になっていたけれど、2巻あたりになるといい意味でこなれてきていい感じに。
デフォルメされた絵も増えてきて、かわいさを感じるようになってきたくらい。
1巻からブレグジット、2巻ではウクライナの併合問題とか、まだまだ記憶に残る「つい最近」の出来事を扱っているのも興味深い。
また、世界各地の郷土料理がちらほら出てくるのも楽しみなところ。
(ただし、日本人的には絶対合わないだろうなという料理でも、主人公は例外なくおいしくいただいているので、参考にはならないかも)
既巻全部購入するかどうか、今悩んでいる作品群の中でも筆頭候補に挙がる作品です。
この手の作品が好きな方、ぜひ読んでみてください。