糸柳寿昭のレビュー一覧

  • 忌み地 屍 怪談社奇聞録

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    前作同様 一作一作が非常に短い短編
    一応は場所縛りの要素はある
    残穢がいい仕事します
    この巻はあまり目立ってない気もする
    樹海の話が一番いやな話だった 怖かった

    実話だからか 落ちがない話も多くて
    え・・・それってその後どうなるの
    というのが怖いんですよね
    うっかり自分にもと思っちゃいます

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    2023年12月08日
  • 忌み地 弐 怪談社奇聞録

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    2巻目のもの少し話が軽いものが多く取材しづらい背景が色濃く出た1冊です。もし次の本が出るのならそちらに期待

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    2023年09月27日
  • 超怖い物件

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    やなぎっ記/糸柳寿昭
    たかむらの家/花房観音
    笛を吹く家/澤村伊智
    牢家/黒木あるじ
    トガハラミ/郷内心瞳
    終の棲家/芦花公園
    ろろるいの家/平山夢明

    上記が特に面白かったなぁ。

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    2023年09月24日
  • 超怖い物件

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    気鋭の若手からベテランまでが一堂に会した「最恐」の物件怪談アンソロジー。


    家や土地をテーマにしたホラーアンソロジーです。
    作家陣が豪華で、個人的には外れなしでした。どれを読んでもじっとりと湿度のある話が楽しめます。
    珍しい方だと、事故物件検索サイト「大島てる」の管理人・大島てるさんのお話なんかも掲載されています。サイト自体は見たことがありますが、文章も書いているとは初めて知りました。

    実際に届いたメールや、自身が本を出すための取材で回った際に見聞きしたものについて書いているお話や、伝染する呪いを扱ったような作品も多く、虚構と現実が曖昧になる感覚がしてそれもまた良かったです。現実に侵食して

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    2023年09月04日
  • 忌み地 屍 怪談社奇聞録

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    ネタバレ

     怪談社の糸柳寿昭、上間月貴が取材で集めた怪談とその取材プロセス、現場状況を作家の福澤徹三が取りまとめた書き下ろし実話怪談集。今月刊行されたばかりの第4弾。
     
     今回はコロナ禍による各種措置の緩和を受けて取材方法が以前の形に戻ったことで、前巻で目に付いた“実話怪談に練り上げられる前段階の話”よりも、実際の怪異の体験談(の聞き書き)が主となっており、その意味ではオーソドックスな実話怪談本に仕上がっている印象。また前巻のように、怪異よりも取材過程で遭遇した生身の人間の方がよほどおっかない、みたいな話もない。……が、病死や不審死(自殺他)などに日々直面している人達が、それらが起因(と思しき)怪異も

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    2023年08月30日
  • 忌み地 弐 怪談社奇聞録

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    第2弾。

    コロナ禍で取材が制限され、制作も大変だったろうに。
    無印ほど食い入る話は無かったものの満足。

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    2023年08月04日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

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    事故物件は事故物件を呼ぶ。
    霊は霊を呼ぶ。不思議な話だよね〜。

    実際に取材した話ということで
    オチがなかったりもするけれど、そこがまた絶妙にリアルでよいのかも。

    「底喰川」なんかゾッとして良い。

    オチのある作品を読みたいなら他の創作物を読むことをオススメ。
    この作品はリアリティなので…

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    2023年08月03日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

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    怪談モノは往々にして過度な味付けがされていくので興醒めすることも多いけれど、この本は一貫して誠実な書きぶり。幽霊がいる/いないが重要なのではなくて、怪談話の語り手として信用出来る/出来ない問題が怖い話界隈にはあって、「あの芸人の話嘘ばっかじゃねーか!」みたいなこともよくある。その点においてはとても好感を持った。
    ただ、だからこそ本で読むと地味というか怖すぎないというか、そのあたりワガママな読者ですみません。

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    2023年05月15日
  • 超怖い物件

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    物件、つまり家や土地にまつわる怪談集。
    表紙に並んだ著者名を見てほしい。
    どれもこれも怪談の名手じゃないか!

    一作品既読があるだけで、他は全て初めて。
    なんだよー全然怖くない、なんて思っていたが、やっぱり夕暮れ時から夜にかけて思い出したり読んだりするとぞわぞわする。

    「牢家」は、座敷牢というキーワードに引っかかってしまうと、最後にひっくり返される。
    そして、ホラーにはお決まりの(作中でも言及されているが)地元の老人が「はいっちゃいかん!止めろ!」という。
    もう絶望しか無いフラグが立つ。
    そしておそらくその通りになる。
    が、みなまで言わず余韻を残すところは作者の技量。

    大島てるの「旧居の記

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    2023年02月23日
  • 超怖い物件

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    物件を題材にした怪談集。一部小説では無いものも含む。怪奇現象的なストーリーばかりかと思ったがそう言うわけでもなく、どちらかと言うと現実の人間が一番怖かったり

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    2023年02月05日
  • 超怖い物件

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    一応、「家」にまつわる怪談、ということになるのかな。(読んでいる最中それが強く意識されるという感じでもないのだけど。)

    全体的にはきちんとそれぞれ「作品」になっているので、素人っぽいノリで集めた聞き書き怪談、みたいな雰囲気ではなく、しっかり読み応えがあるものが多かった。

    ただ、なんというか、「物件」と冠されたタイトルと内容とはちょっとズレがあるように思う。「怖い家」くらいの方が適当なんじゃないだろうか。あんまり、不動産としての物件にまつわる怪という方向性ではないので、いわゆる事故物件怪談みたいなのを期待していると「およ?」となるかも。

    個人的に印象に残ったのは、福澤徹三『旧居の記憶』、黒

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    2022年11月23日
  • 超怖い物件

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    宇佐美まことさんの『氷室』と澤村伊智さんの『笛を吹く家』が好き!お二人の作品がそもそも好きなのもあるけど、最初と読み終わった後のイメージがガラリと変わるのがいい。

    ついついホラーでもオチ的なものを求めてしまいがちなので、理由の分からない恐怖はどこか冷めちゃう感じで読んじゃうところあるけど、全体的にどれも歪感が良かった!

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    2022年11月15日
  • 超怖い物件

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    全体的にまぁまぁかなという印象です!
    途中、取材ルポみたいなクソみたいのがなければ
    もう少し評価は良かったのですが…

    最後の平山夢明の「ろろるいの家」はその意味もわかると、凄く怖いし、さすがの作品でした。
    これだけ読めただけでも満足でした。

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    2022年09月30日
  • 忌み地 惨 怪談社奇聞録

    購入済み

    じわじわと

    相変わらずじわじわと怖い。作中にときどき不可解な現実(?に生きている人が登場するのが、意味分からないけど怖い。
    取材して連鎖で移動していくところが臨場感あって好きです。
    ただちょっとおおしまてる多用しすぎかなあ。

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    2022年07月25日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

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    ノンフィクションだからか怖すぎず、でもノンフィクションだからこその気味の悪さや後味の悪さがあって面白かったです。
    怪談師の方の、怪談との距離の取り方が、絶妙だなと感心しました。

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    2022年07月03日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

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    怪談実話を収集している怪談社さん
    この本は、実際に足を運んで聞いたお話を集めたものだそう。

    よくできた怪談話のように
    明確にオチがあるわけではなく
    謎な終わり方も多い
    でも、実はそっちの方が怖い
    原因がわからないまま終わる恐ろしさ

    じわじわくる怖さのある本でした。

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    2022年04月01日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

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    淡々と綴ってあるので、実話怪談とはこういうじわじわした恐さだと思った。入ってはいけないアパートが気になる。

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    2022年02月09日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

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    私が、怪談が好きで色んな話を聞いていたということが前提になるのだけれど。

    多くが話も、どこかで聞いたことあるなあとか、YouTubeであの怪談家さんが話してたなあとか、そんな感じ。

    すごい怖いという感じはないけれど、それなりに楽しめるものではあるかな。

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    2022年01月15日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

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    何気ない怪談話しだが、夜中に読んでいたら
    背後がちょっと怖くなった。
    読むなら昼間に読むのがお勧め。

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    2021年07月29日
  • 忌み地 弐 怪談社奇聞録

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    土地や建物など怪異が起きる場所に重点を置いた怪談実話集、その弐。
    ただし今回はコロナ禍の影響により現地取材が困難になり(そうですよねぇ)土地縛りというコンセプトは薄れ、ただの怪談実話集寄りになっているのが少し残念。
    沖縄の怪異譚はもっと読みたいな~。早く現地取材ができるようになること祈ってます。

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    2021年06月30日