糸柳寿昭のレビュー一覧

  • 忌み地 怪談社奇聞録

    購入済み

    怖くなかった

    実話を語ってくれる人を取材して、その話を、という内容。
    冷房の効いた部屋を楽しみに飛び込んだら破れた団扇と壊れて極たまに微風がそよぐ位の扇風機が置かれていた部屋、という感じ。
    表紙とタイトルと思わせ振りな写真が一番怖かった

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    2021年06月21日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

    Posted by ブクログ

    「怪談実話」の土地由来限定版、だろうか。
    実在の人物が取材してそれをもとに書かれているとのことなのだが、故に派手さはなく、明確な真相もない。
    読み進めて時々ぞくっとする程度、かな。

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    2021年06月07日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

    Posted by ブクログ

    土地や建物など怪異が起きる場所に重点を置いた怪談実話集。大体の怪談実話集は、ただ現象だけ羅列されていて最後の方は飽きてくるのですが、これはその怪異を取材するプロセスから描かれているので飽きずに楽しめた。ひとつ前に読んだ、松尾タニシの「恐い旅」と似たようなコンセプトの本でした。
    私の家の近くにも、立地的には悪くないのに新しく入った店がどんどん潰れていく場所がある(それが霊的な理由でなのかどうかはさておき)忌み地って本当にあるんだろうなと思った。

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    2020年12月31日
  • 忌み地 弐 怪談社奇聞録

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『忌み地』それは、望むと望まざるとに関わらず、怪異が起こるとされている場所。住んでいる周辺が、あなたの家が、もしかしたらそうかもしれない。本書では再び、糸柳と上間が収集した、誰にでも起こりうる恐怖を紹介していこう。
    ***
    忌み地第二弾。前作が面白かったので、こちらも一気読み。こちらの話も怖いものが多く満足。ただ、今作は今世界中を混乱のさなかに陥れているコロナ禍の影響を受けており、二人の独特の取材方法である現地入りでの怪談収集を妨げた様子。どうやら過去に現地で収集した話が主なようだ。そのため、前作の様に一つの大きな根っこを持った怪談話たちというコンセプトは薄くなっており、仕方がないことだが、そ

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    2020年12月26日