チョン・セランのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やっと読み終わった。読むのに随分時間がかかった。
GOATはさらさのエッセイ目当てでmeetsを買った時に一緒に買って、先にmeetsを読んだんだけど、そっちもいまいち刺さらなくて、でも買ったからとりあえず最後まで目を通そうと思って最後まで読んだけどやっぱり刺さらなくて。
何だろう、テーマが「愛」だから合わなかったのかな。
50にして絶賛厨2病発症中なもんで「愛」というものがなんか説教臭く感じちゃって。
とりあえず収録された中では「違う海にいる」が一番心に残った。他人の新築の家で一番風呂泥棒(そんな発想がなかった。最高にクール)をすることに、思想を持って取り組む主人公がよかった。そして給 -
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Posted by ブクログ
新しい文芸誌
表紙可愛い。
キャラクター(表紙の子)可愛い
毎刊テーマが決まってる(今回は愛)
紙の本の価値について熟考されている。
紙という素材にもこだわっている
識字困難な人も読める対応をとっている
ジャンル多彩
投稿作家多彩
等々とにかくてんこ盛りに盛りに盛った体制に携わった人たちの鼻息が聞こえそう。
値段が510円ってのが安すぎて気になるけど、四方八方から手にとって貰えるような配慮なのかも。頑張って欲しい。
とにかくビックリするくらい沢山の作家さんが投稿してるのに驚いた。業界のことはわからないし、小説しか読まないけど売れっ子作家さんがずいずいと並ぶ様は圧巻。一月に数冊読む位の自分 -
Posted by ブクログ
女性キャラクターが「男性性」を、男性キャラクターが「女性性」をあからさまに担わされているところがある。
本書のプロテストは「男性」に対するものにとどまっており、「男性性の称揚」自体は認めているように感じられてならない。
また、作者が「女性」という性にかなり肩入れしており、シソン一族の女たち=被害者vs外部男性=加害者の構造がはっきり分かれすぎているきらいがあるが、こうした二元論的な描き方はちょっと古臭くないか。
今のところ現代の男性ほどには意識しないでいられる自身の加害性を、女性(あるいはその他の性)もまた自覚せざるを得ない時代が来た時、はたしてこの作品はその時の人々の鑑賞に耐えることがで -
Posted by ブクログ
50人の主人公が韓国の郊外の大病院をハブにして、それぞれの人生を繰り広げる。
一人ずつの人生が、各10ページ前後の章にわけて展開される。登場人物たちは、他人の章にちょくちょく顔を出し、一つの病院をハブにして、たくさんの人達の人間関係の繋がりが感じられるところが面白い。
また本の中に、韓国で起きている様々な社会問題が取り上げられているところも、現代の若手小説家っぽさを感じられて良かった。
シンクホールなど、最近の日本でも大きく取り上げられている問題もあるが、韓国の医師の労働環境の劣悪さは衝撃的だった。
週100時間労働は平均値で、今は制度が変わってきてはいるものの、週88時間までは合法ら -